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貴石


ここ何ヶ月か栴檀で取り組んできたことは「琥珀糖」の制作。

カットが美しく宝石のようで思わず指の上に置きたくなるようなお菓子。

板さんとあれやこれやと模索していた頃、愛媛県新たな土産開発事業の話が舞い込み、挑戦することとなりました。

まずは企画書の段階で74組がエントリーされ、5社を選ぶ。

その5社の中から優勝を決めるということでした。

今まであたためてきた琥珀糖をバージョンアップして、料亭が作る愛媛が見える琥珀糖を作り込みプレゼンに向かいました。

会場に行けば、想定外。広い会場でメディアも来ていて重たい雰囲気。


8分間の発表に備えて準備をするところから始まりました。



ドキドキしながら、プレゼンが終わり、他の4社の話を聴きながら感心するばかり。

たまには刺激を受けるためにも、いつもいない場所に身を置くのも良いかなと。

最優秀賞は、私も納得するところが選ばれました。

今回、栴檀がエントリーしたのは『貴石〜Dogo no kiseki』でした。



この貴石は、少し主催者さん様に仕立てたものでした。



今度は料亭が作る「おとなあてシリーズ」として、美しくお酒にもあう菓子に仕立て直しをします。

料亭が作るバレンタインチョコレート貴石もご期待ください。

携わっていただいたサロン ド テ チュチュの皆様、琴舟先生、仙波様感謝しております。板さんの山潟も頑張りました。

プレゼン中にいろいろな想いが巡り、気持ちがいっぱいになりグッとくるものがありました。

原材料の注意書きに添えた言葉は松山弁で。

「きーつけること。乾燥する時に白〜に粒が出てくるかもしれんけど気にせずに食べてや。砂糖が結晶になったもんやけん。開けたら、はよお食べよ。」

いつでも松山の言葉で全国の皆様、世界中の皆様をあたたかく迎えてあげたいと想っています。

本日もお読みいただきありがとうございます。

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