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2023シーズン第32節大分トリニータ戦

ここ数年、東北に触れて感じること
「逆境に立ち向かって負けるもんかと粘り強く戦う」
それが東北の戦い方なのかもしれない。

今回の相手は
九州男児のタフさをベースに泥臭く戦ってくる
大分トリニータ。

国で言うとメキシコとかコロンビアみたいな南米臭さを持つチーム。

前節の勝利を無駄にせず、勝利を繋げたい。

●運を運んだ林彰洋と迷いを払った松崎快

by大山翔

前半 大分トリニータは左サイドからのカウンターにチャンスを見出した。

激しくボールを奪っては
カウンターで誰かが左サイドでボールを持ち
味方が斜めにゴール前へ入ってくる。

コレがベガルタにとって守りにくかった。
ベガルタの守護神 林彰洋の数回に及ぶスーパーセーブで何とか1失点に抑えて、後半アディショナルタイムでPKをGET。
1-1の振り出しに戻して後半へ入ることが出来た。

良い流れで後半に入れたこともあり
ベガルタ仙台と調子は上向き、大分トリニータは流れを奪われ五分と五分の戦い!
両者譲らぬ中盤での攻防が続き、ベガルタ仙台のベンチは動いた。

FW.中山仁斗 に代えて FW.ホ ヨンジュン
コレが功を奏したか?
縦へ仕掛けると見せた右サイドハーフ松崎快が相手の逆を突くターンを決め、マークを外した。
中を見てゴール前へボールを蹴った。

そこにファーへ流れてどフリーになっているホ ヨンジュンが頭で合わせた。
この瞬間、誰もが"1点GET"と思っただろう。

ヘディングのコースも良かったのだが…なんと大分トリニータの守護神 西川幸之助がスーパーセーブ。
このままでは大分トリニータに流れを持って行かれる所でした!

コレを…このスーパーセーブを想定していた選手がベガルタ仙台の選手が1人いました。
その選手は郷家友太。

ベガルタ仙台1年目は最低でも10得点以上が目標です。

そう宣言した郷家は揉みくちゃにされながらも足を伸ばして1点をもぎ取った。
今季8点目のゴールは地味だけど、流れを渡さなかった最高のプレーと最高の得点です!
ありがとう!

そしてこの試合、とても良い働きをしてました。
内田裕斗!
ベガルタの試合の流れはサイドバックのパフォーマンスが肝だ。
後半は終始良いポジショニングと何度もカバーリングにハードワークし、カウンターを阻止してくれてました。
巧みな追加点もありがとう!

その後、相手FW 長沢駿に1点返されるも 全員で守り勝ち点3を手に出来ました!

サポーター含むチーム全員で喜ぶ姿…たかがJ2の1試合にコレだけ熱くなれるエンターテイメントは仙台にしかないかもしれない。

1つずつ勝っていこう。
次はACL挑戦のヴァンフォーレ甲府。

勝つぞー!

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