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『原動力』2年箕川そら

こんにちは
背番号13番 箕川そらです。
私は今回、「原動力」をテーマに書きました。
最後の最後までこの内容を書くか本当に悩みましたが、文字にして形に残すことで、自分の励みにもしたいと思ったのでこの機会を借りて書かせていただきました。よかったら読んでみてください。


私の「原動力」それは、今は亡き祖父の存在です。
昨年の12月、1年間を締めくくるインカレを終えて私は実家に帰省しました。実家と祖父の家は道路を挟んだところにあるため 、いつものように祖父が門前の木陰で休憩しているのが見えました。私は「宮城から帰ってきたよ」と手を振ってアピールすると、祖父もにこっと笑って手を振り返してくれました。
しかし、その日の夜に祖父は救急車で運ばれ、帰らぬ人となってしまったのです。すぐ近くで鳴り響く救急車のサイレンの音と、怖くて怖くて頭が真っ白になり何もすることができなかった自分を今でも覚えています。

「あの時、家で待っていないで祖父の傍まで行っていたら」
「門前で見た時、手を振るだけではなく会話を交わしていれば」
「サッカーでもっと活躍しているところを見せてあげたかった」
「孫の顔を見せてあげたかった」
言い出したら切りがないほどのタラレバで後悔ばかりです。

「失ってから気づくんじゃほんとうに遅すぎる」
「当たり前のことは当たり前じゃないんだ」

これらの言葉はこういうことなんだと身に染みて感じました。

思い返してみると、サッカーでも昨シーズンは後悔の年であったなと思いました。
「あの時、怪我をしていなければ」、「あの怪我のせいで」
私はもう後悔はしたくない。
だから私は今シーズン、もっとチームに貢献できる選手になり、怪我をすることなく試合に出続けられるように頑張りたいです。そして、今年1年間を終え、また実家に帰省した時に、大好きな祖父に良い報告ができるようにしたいです。
祖父のためにも、祖父の分まで人生を楽しみ、生きる!闘う!
これが私の「原動力」です。
これからの人生、よく考え、行動に移して後悔のないようにしていきたいです。さらに、弱っている人がいたら手を差し伸べ、力になれるようになりたいです。


最後まで読んでくださりありがとうございました。
これからも応援よろしくお願いします。

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