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名画の休日


農園の庭
黄金の茶畑


クリムトの「農園の庭」
そして ゴッホの黄金の色?・・と
いつも散歩道に現れる名画の世界
ハッとして、夢かと思ったり
美しさに、うっとりしたり
そこに佇む自分が絵の中に入ったようで
とても不思議な感覚。

・・・・・

先日 ある生徒のお家へ 教え子と一緒に遊びに行きました。
新しいお家と迎え入れたグランドピアノ。
弾き合い会のように順番に演奏し、
その光景はルノワールの「ピアノを弾く少女たち」のようで
現実とも違う、どこか夢の国にいるような、
とても幸せな空気に包まれていました。

小さな頃の発表会の写真を順番に見ながら弾む会話。

「あーこのとき、入学式に着た服を着たんだよー」
「このピンクの服、すごく覚えてる」
「記念品の花柄のアルバム、もったいなくて、今でもリボンかけてる〜」
「先生、最後に講師演奏していて、すごいー」

まるで生徒たちは、子供に戻ったように、はしゃいでいました。
でも、どんなに時が経っても、私の中の生徒は、
ランドセルを背負っている少女なのです。
いつまでも可愛い。どこまでも可愛い。
そんな可愛いままの少女たちが、今では同業者になり、
教室の運営や生徒たちへの思い、レッスンのあるある話などで
話に花を咲かせている。


音楽を生業にしている人は
きっと音楽の星からやって来たのだろう
絵を生業にしている人は 
絵の星からやって来たのだろう
芸術と言われる領域は、各々星があって、
そこから地球へ生まれて来るのではないかな・・
この世でそれぞれの役割を果たすこと、
そして使命を終えたものは、星へ帰る・・
と思ったりしている。

今日ここにいる生徒たちとは、
同じ星から来たのかな・・と、思ったり・・・

本当に素敵な時間をありがとう。とっても楽しかった。