少し使いにくくなった

 今日20日、日本シリーズの第2戦がおこなわれた。同じ日ラグビー日本代表が南アフリカとベスト4をかけて戦ったが、惜しくも敗れてしまった。しかし私たちが受けた感動は図りしる事ができない。ありがとう。
 さて、日本シリーズは高橋礼、メルセデスの両先発が各々の持ち味を活かし7回表まで0行進が続いた。
 試合が動いたのはその7回裏、代わったばかりの大竹が若林のエラーを機に、松田に先制の3ランを浴びてしまう。さらに8回も松田、福田に各々ソロ、2ランが飛び出しSoftBankの一方的な展開になり、このまま終了か?と思われた。
 しかし9回代わったばかりの髙橋純平が全くストライクが入らず、1死満塁のピンチを招いてしまう。そして急遽代わった森唯斗が岡本、阿部に連打を浴び、3点を返され辛くも逃げ切った、という試合だった。
 ここで私なりに気になった事はSoftBankの捕手が甲斐から高谷に代わってから配球が、それまでは初球から内角の厳しいところから入っていたのに対し、外よりの入りに変わっていた事だ。やはり幾ら大量リードをしている、とはいえ1つの安打で流れを代える事ができるジャイアンツ打線なので、常に厳しい入りをしなければならない。しかし、私の目には(勿論甲斐と比べて)高谷の配球はそうは映らなかった。
 それに加えて髙橋純平、森唯斗も自分のボールがコントロールできてなく、狙っている所にいってなかった。特に森は昨日に続き、ピシャリと抑えられずに明日の移動日を挟んでBIGEGGに行く。髙橋純平も同様だ。
 2人にとって嫌なイメージを持ったままの東京での3連戦は勝つには勝ったが、競ったゲームでベンチも使いづらい印象になったのは否めない。
 数字上はSoftBank有利は変わりないが、今後を左右する今日の9回表になるかもしれない。
 

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