見出し画像

日本酒専門誌「酒蔵萬流」2023年秋号 第38号 表現の旅(10月20日発行)

日本酒専門誌「酒蔵萬流」2023年秋号 第38号、醸造用精米機メーカーの新中野工業さんから出版されました。

▪2023年秋号 38号 『表現の旅』
●油長酒造(奈良県)
●曙酒造(福島県)
●西野金陵(香川県)
●山梨銘醸(山梨県)
●伴野酒造(長野県)
●亀萬酒造(熊本県)
●神沢川酒造場(静岡県)

今回わたしは「酒蔵紀行」コーナーで
#正雪 #神沢川酒造場 (静岡県)を担当しました。

「正雪」をつくる酒蔵が、あんなに海を目の前して造っているとは知りませんでした🐟
すぐ駿河湾。すぐ漁港🐟🐟⚓️
 
静岡県は、歴史的に灘や知多の酒が江戸にいく関係でそれらが普及していった土地。よって地の酒はなかなか根付かなかったそう。そこで奮起して外に打って出たのが「静岡型吟醸酒」です。
また飯米をつくれば売れるという米の消費地域なので、酒米をつくる農家が少ない。よそで聞いた話だと「火山灰の地形だから稲作にそこまで適している訳ではない、というのが現実では」と。いずれにせよ、いまだ県内の消費量は多くないそうですが、「令和誉富士」という地元の米をつくり、未来に向けて種を蒔く活動をいくつもしていました🌾

表紙の撮影風景

そんな現在の静岡県酒造組合の組合長をしているのが、望月社長。どこの蔵に聞いても「望月さんはいい人」といいます。異業種で働き花山で修行していた長男も蔵に入り、新体制になりました。
 
そんな現場の様子を、取材しました☺

<表紙の文章>
神沢川酒造場がある由比は、東海道五十三次の16番目の宿場町。
戦後の厳しい時代を経て、「静岡型吟醸」生みの親・河村伝兵衛氏指導のもと、現代の名工にも輝いた山影杜氏とともにスタイルを確立してきた30余年。
2018年から南部杜氏・榮田秀孝氏を迎え、若き体制に刷新された。
吟醸酒だけではない、蔵のこだわりとは?
海の見える酒蔵で、「正雪」の現在について迫った。

取材にご協力くださった皆さま、出版元の方々、制作に関わる皆さま、本当にありがとうございました。興味を持った方はぜひ一度、読んでみてくださいね。

●酒蔵萬流について

●38号のページ

●「酒蔵萬流」購入ページ
※専門誌のため誌面/web版ともにネット購入のみ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?