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加藤浩次と千原ジュニア、「不仲説」が囁かれる元凶となった「名古屋初めてなんだよ」事件の真相

90年代当時、極楽とんぼ、ロンドンブーツ1号2号、品川庄司らを輩出した銀座7丁目劇場、そしてダウンタウン、今田耕司、千原兄弟らを輩出した心斎橋筋2丁目劇場があった。

当時の劇場は、合同ライブが開かれることもあった。東は極楽とんぼ、西は千原兄弟がトップであり、緊張感のある状態だった。しかも名古屋の劇場で楽屋は別々というわけにもいかず、否が応でも顔を合わせるしかなかった。

そんな中、テレビプロデューサーの佐久間宣行も当時、「極楽と千原兄弟はバチバチらしい」と聞いていたという(*1)。その印象を決定付けたのは名古屋での合同ライブでの乱闘事件であった。

乱闘が勃発したきっかけ

乱闘が起こったのは、東側と西側の芸人同士の喧嘩がきっかけではなかった。その喧嘩を間近で見ていたケンドーコバヤシは、次のような経緯であったと語っている(*2)。

「大喧嘩してたのは、ジュニアさんと大阪の芸人やねんけど(笑)それを止めたのが極楽さん。原因は俺やけど」

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