【ぼくのお店のつくりかた】昨日あったことの自慢
昨日それはもう爆発しそうなくらいにハッピーなことがあったので、自慢する。
前日、寒波に襲われ、それはそれは暇で、シャコタンテントの中にうずくまり帰り際に余ったカレーのタッパーを抱えて捨てたくなった夜。
腹が立ちすぎて王将の「炎のラーメンセット」という激辛ラーメンを貪って、帰路に着いた、そんな一昨日。
から一変して、昨日はそれはもう楽しすぎた。
3人のせかいのまんなかポイントがあったので、自慢したすぎて書く。
一人目はぼくの1つ上の男性。
来るやいなや、穏やかな口調で放つ。
「今、退職届出してきました。」
ギャビン!!!
それはそれは、大喜びして抱き合った。
というのも、その男性、何年も前から海外で働くことを夢見ていた。
「仕事を辞めて、海外に行きたいんだ。」
それを、初めましてで話したのが、約1週間前。
速すぎんだろ!笑
仕事を辞めること、それがその男性にとってベストの選択かどうかは分からない。
でも、男性は初めて会った時に言ってた。
「胸ポケットにいつでも出せるように、退職届を入れてるんです。
でも、それが出せずにずっとしまっていたら、いつの間にかしわくちゃになっちゃってて。」
こんなドラマみたいなことある!?
そして、この話が、この男性の思いの全てだったんだと思う。
仕事を辞めて、海外に行くこと、その結果は分からない。
でも、退職届がしわくちゃになるほど抱え込んだ思いに向き合って、その思いに応えるアクションを起こした。
先のことは分からないけど、今の自分の思いに、真っ向からぶつかって、恐怖をねじ伏せた、勝った。
もう最強すぎる。
もう絶対これからも勝ち続けると思う。
そんな話を聞いた別のお客さんが、セブンイレブンでエクレアを買ってきて、
「新しい人生の誕生日おめでとう」
って、みんなでハッピーバースデイの歌を歌った。
なんだよこれ、ドラマにドラマ重ねてんじゃないわよ。
最高かよ。
ぶっ飛ぶかと思ったよ。
2人目。
彼は大学4年生、もうすぐ卒業だ。
就職が決まっている、けどもなんだか煮え切らない想いを抱えている。
「料理がしたくて、イタリア料理のお店がしたいんです。」
ギャビン!!
もうこれは、これは、得意のあれを発動するしかない。
「ここでお店しようよ!」
そしたら、あれよあれよと盛り上がるビジョン。
最終的に、今月に1回チャレンジする、という話で落ち着いた。
もう最高でしょ、このフットワークの軽さ。
ということで、2月のどっかでイタリアンせかいのまんなか開催決定!
よろしくお願いします!!
最後の3人目。
3人目は、おっちゃん。
ぼくの親父よりも年上のおっちゃん。
そんなおっちゃんが。
「チケット取ったよ!!」
と、満面の笑みで来店。
というのも、一週間前におっちゃんは1度来ていた。
そこでおっちゃんは初めましてで夢を語る。
「日付変更線を越えてみたいんだ、どこの国でもいいから。」
ギャビン!!
よしきた!
と、格安航空券の取り方や、旅の持ち物とか、それはもうワクワクしまくりながら話し合った、そんな中の昨日。
「台湾にした!もうチケットも取った!」
速すぎる!笑
最高すぎる。
もう、最高すぎる。
だって、60歳以上のおっちゃんだよ?
海外行ったことないんだよ?
もう、それはそれは恐ろしくてたまんないと思う。
でも、行ってみたいって思い、全力で叶えてる。
最高すぎる、最強すぎる。
後で気付いた、おっちゃん、ごめん台湾は日付変更線挟まないわ。
でも、多分だけど、そんなのどうでもいい。最高すぎる。
出発のお見送りと、お帰りからの旅話を聞かせてもらうことを固く約束して、お別れした。
あー、もうやばいよね、幸せすぎて自慢せずにはいられませんでした。
ブリブリにチャレンジしていく皆さんを見て、負けてられないとエンジンがかかる。
最高の仕事だよ、いや遊びですよ。
せかいのまんなか、こんなところ。
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