毎日読書など日記・2997日目

2023年11月23日木曜日・曇り・微風・やや温

朝TV「きょうのわんこ」「ブギウギ」見る。『蹲る骨』(イアン・ランキン)読まず。

『迷い熊笑う(長屋道場騒動記八)』(芝村凉也、双葉文庫2020年10月)、「第五章 帰結」で全編読み終える。姫君騒動がさらに一転二転して見事に大団円を迎えた。再読でありながら初めて読んだのと同じ読後感。全く覚えていないことも悪くないなとは思う。覚えているのは千葉周作の次男と三男が主人公の危難に遭遇すると危ういところで駆けつけてくるという場面が印象的だったことだけ。全体的なというか包括的なあらすじはほとんど覚えていなかった。でも、とても面白かった。

『女を逃すな(都筑道夫コレクション・初期作品集)』(都筑道夫、光文社文庫2003年12月)、初めの「やぶにらみの時計」を112ページまで読む。好きな作家の一人だと思っていたが実際にはエッセイの方を読むことが多く、小説作品の方はほとんど読んでいない。そういう自覚はあった。今日、突然それが蘇った。まず読み始めた作品は一種の不条理小説でいつまでもどこまでも続くような感じのフィリップ・K・ディックを思い出させるものだった。

アニメ「鬼武者」全話を見終える。中年期を迎えた剣豪の宮本武蔵が鬼の力を借り受けて幻魔の力によって蘇ったかつての宿敵たちと再び戦うという現実離れした物語。

卓球をしない日。

終わり

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?