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HSPについて

こんちには、生徒会長です。
皆様、お仕事に学業、家事、育児、お疲れ様です。
と言いますのも、私は1週間風邪でダウンしておりました笑。ただ毎日活動できているだけで、すごいことですよ。皆様も体調管理には本当に気をつけて。

前置きはこの辺にしておきまして、今回はHSPのおはなしです。何を隠そう、生徒会長はHSS型HSPでして、認識してから3年半ほど経ちます。
HSPの方、そしてHSPについて知りたい方、HSPアピに腹が立っている方、ぜひ最後まで読んでみてください。


私とHSP

※この章は読み飛ばしていただいて結構です。お好みで。

私がHSPを知ったときはまだ黎明期(?)というか、一般的に知られ始めたくらいの頃でした。”繊細さん”と呼ばれて、本になっていましたかね。その頃は相当病み病みだったので、スクールカウンセラー(SC)さんにも相談したりしました。SCさんはもちろんよくご存じでしたが、両親も担任の先生もうっすらとしか知らないような感じでした。”繊細さん”と言う方が、ピンとくるような感触でしたかね。

小5でHSPと自己診断

大事なのは”自己診断”ということ。私はあくまで自己診断でのHSPですので、”自称HSP”のようなものです。ほぼ確実だとは思っておりますが。ただ、HSPは気質ですので”自称”してもいいんじゃないかと思っております。ADHDとはまた訳が違いますので。
小5のときは、いろんな出来事が重なってかなり落ち込んでいたので様々な診断を片っ端から試していました。自分が辛くなっている核みたいなものを突き止めようとしていましたね。うつ病とか双極性障害の診断もありましたけど、病院にかかるのはいいと思いますが、自己診断で舵を切るのは危険なのでやめておきました。

HSPを知らない方、知りたい方へ

まずはこちらをお読みください↓

HSPは至る所に

HSPは全体の20%を占めていますので、少なからずどの環境にもいると考えた方が良いでしょう。職場、学校などにいても当たり前。自認している人としていない人がいるでしょうし、HSPにも種類があります。”強さ”も人それぞれです。

もしかしたら、SNS上でHSPと自己紹介している人のことを悪く思っている方もいるかもしれません。休む、人に迷惑をかけるなどの言い訳にされている場面を目にしますよね。同じようにADHDアピも横行しています……。最近だと、ADHDの方がよく見ますね。ADHDの件はまた記事にしようと思いますが、HSPアピも本当は良くないと私は考えています。

HSPアピしている人は危険かも

HSPを自己紹介の序盤で言っている人は、様々な予防線を張ろうとしている可能性があります。HSPだから”これができない”みたいなものを理解してほしい、という心理がはたらいている。ただ、それを逐一しつこく言ってくる人はかなり注意した方が良いと思います。HSPを免罪符だと思っている可能性があります。

HSPは免罪符ではありません。
もちろん、苦手なことはありますが、全くできないとか努力の余地がないわけではないと思います。少しきついことを言うかもしれませんが、HSPは気質ですので病気ではありません。アピールしてくる人はHSPを病気のように扱っています。そういう人は、HSPをよく知らない or HSPでもないのに自称しているため、面倒なことに巻き込まれるかもしれません。

HSPからのお願い

正直、迷惑をかけてしまうかもしれません。マルチタスクも苦手ですし、休みがちになってしまうかもしれませんので。
ただ、人の心を読んだり、コミュニケーションをとったりするのは得意ですし、独創的なアイデアが出せるかもしれません。適職、適した仕事があると思うんです。HSPが部下や後輩にいる場合、そういう仕事を振っていただけると非常に助かります。黙々とできる仕事でしたら、得意な場合が多いです。そういう風に、得意・不得意を見分けるための材料に使ってほしいんです。HSPという言葉に偏見を持たず、どうか温かい目で見守ってやってください。HSPは高圧的な態度を取られたり、他にも何かストレスを感じるものがあったりすると余計に敏感になってしまいます。のびのびしていれば、ポテンシャル以上のものを出せるはずです。

頼みごとばかりですみません。
HSPだからとかではなくて、その人自身を見てほしいんです。ただ、それだけです。でも、それが難しいのもよく理解しています。
その人が何が嫌で、何が得意なのかを見分けてほしい。その人がリラックスして働ける環境、その人が少しでも安心できる環境をつくってほしい。HSPという外側じゃなくて、その人の内側を見てやってください。優しくされるとHSPのメンタルは安定して、上手くいきます。きっと。

HSPと診断された方へ

HSPをプラスに考えよう

HSPと言うと、マイナスなイメージもあるかもしれません。生きづらい、繊細すぎて傷つきやすい……。
一方で、プラスな面もたくさんあります。もし、今HSPという結果が出て落ち込んでいる方がいれば、少し先輩として助言したいです。

例えば、私は小説を書いているのですが、HSPの気質に助けられている部分も大きいと思います。自分で言うのもあれですけれど、美的センスや芸術分野は優れている部分が多いと思います。映画や歌、小説や絵を見て感動できるし、何かを感じられる。それはHSPじゃない人にはできないかもしれません。
あと、空気が読めるのはとてもアドバンテージだと思います。この発言、この行動で傷つく人がいないか、嫌な思いをする人がいないか配慮するのはなかなかできないと思います。HSPの人ならではの切り口で、相談に乗ったり、話を聞いたりできます。それも、HSPの良いところです。

HSPという自分を1つ知れたことで、傷つくことから離れられますし、得意なものを見つけられる。これはHSP診断のメリットだと思います。
HSPライフをいかに楽しく、ストレスなく過ごせるかはHSPをプラスと捉えるか、マイナスと捉えるかにかかっていると思います。
私も仲間ですからね! 一緒に頑張りましょう!

自己紹介などで言わない方がいいかも

私の周りではまだそんなに知られていないのか、自称する人が少ないのか、自己紹介で言っている人はいません。私も言っていません。
HSPを名乗ることで、予防線を張ろうとするのはやめましょう。ただ、身構えられるだけです。HSPだからって、好き勝手していいわけではありませんので。人に迷惑をかけてもいいですが、ちゃんと自分に責任があることをお忘れなく。

上の”HSPアピしている人は危険かも”の章を読むとわかると思いますが、自称HSPに対する印象は良くない可能性があります。ただ、恋人や家族など心を許した人には打ち明けてみてもいいと思います。悩んでいることについて、一緒に考えてくれるかもしれません。

HSPという言葉はそんなに便利なものではないので、私も濫用しないようにしています。ただ人より繊細なだけです。病気ではないので、それで全てが許されるとかはないです。保険をかけるために使うのはやめましょう。

HSPは要素でしかない

私はMBTI信者です。MBTIって、たとえ16分割したうちの1つだとしても大雑把ですよね。70億人を16個の性格に分類するなんて不可能でしょう。INFPの中でもいろんな人がいるし、INFPの気質に全て当てはまるわけでもない。

HSPも同じだと思います。”強さ”も違いますし、”HSS型"かどうかも違う。20%の中に入ったからと言って、全く同じ人間な訳ないんです。ただ、自分を形作る要素の1つというだけ。だから、軽くHSPとひけらかすと誤解をうむことだってありますよ。相手はあなた自身やHSPの意味を履き違えることになるかもしれません。
HSPの意味とか性質を理解することが大事なんじゃなくて、自分や相手の本質を理解するのが本来の目的なんじゃないですかね。私個人としてはそう思っています。HSPなんて言葉に頼らずに、私自身、あなた自身を説明できるようになったらいいのですが、なかなかできないから存在している。それがHSP診断であり、HSPという気質の説明なのかもしれない。MBTIもそうです。

HSPという枠に囚われすぎないで、ということです。
なぜなら、HSPという言葉が呪いになるときがくるからです。
私はHSPだから辛いんだ、HSPだから幸せになれないんだ、って思ってしまうときがくるかもしれない。でも、本来、それはとっても辛いことなんだよ。MBTIとかも、HSPが理由で不幸になるなんてあってはならない。”辛いのはHSPだから”と”HSPだから辛い”は全然違うと思います。HSPは絶対に幸せになれないとか、辛くなるってことなんてないので。HSPを理由に不幸になっていいわけないです。

終わりに

本当に長くなってしまって申し訳ありません……。
言いたいこと言いました。なかなか、周りにHSPの人がいても気づけないですし、無意識に傷つけているかもしれないので罪滅ぼしという感じで。
私自身、ネガティブではありますがHSPに対してはポジティブな考え方ができています。考え方はある程度、矯正できるものですので変えていきたいですよね。無理矢理は良くないですけど。

もし、この記事を気に入ってくださったHSPの方(HSPじゃない方でも)、ぜひ私の他の記事や小説を読んでみてください。共感できる部分などがあれば嬉しいです! また、今後も雑記や日記、小説などを書いていくのでフォローなどをして待ってくださると非常に励みになります!ぜひ!

では、皆様も良きHSPライフを!

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