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百賢(BaiXian)奨学金_書類選考概要

どうも!
セイタです!!
現在北京大学修士課程で社会学を学んでいます。


この記事では、自分が2023年9月より1年間援助していただいている百賢(BaiXian)のAsian Future Leaders Scholarship Program(以下、AFLSP)について紹介していきます。


この記事の対象者は
・百賢(Bai Xian)に興味のある人
・AFLSPに興味のある人
・アジアを中心に人生を過ごそうと考えている学生
を対象としています。


この一連の記事の概略に関しては下記の記事をご覧ください。





応募資格に関して

AFLSPは下記の大学から奨学生を募集しているのですが(2024年度の募集時)、大学毎に選考過程が異なります。さらに、応募資格さえも異なります

Partner Universities


この記事では北京大学を例に説明をしていきますが、必ず自身の大学に確認するようにしてください。
※北京大学の学生であっても募集要項が変わる可能性はあるので、チェックしておいてください。


北京大学の場合、ハード面での応募条件は一つだけです。
それは、「燕京学堂(YenChing Academy)の学生、もしくは日本人の学部及び修士の学生」のみです。


燕京学堂とは北京大学の英語で開講されている修士プログラムです。ちなみに、学生は全員学費無料+寮費無料+毎月3000元(6万円)の生活費がもらえます!うらやましいですね(笑)


ソフト面での応募資格の中で重要なものは英語力でしょう。AFLSPのすべての活動は英語で行われるので、一定の英語力が求められます。とはいっても、詳細は後述しますが、自分はIELTSもTOEFLも提出せずにこの奨学金の選考に参加して、無事合格できたので、他のところで十分に挽回できると思います。


また、「誠実さと正直さ、異文化理解への関心、ボランティア活動への情熱、百賢の使命とビジョンへの共感」も応募資格の一つに書かれています。この辺は百賢の奨学生やWebサイトを読み込んで、歴史やミッションに関する理解を深めることが重要になります。





選考過程

2023年度の選考過程としては

書類提出(5月)

北京大学による選考(6月初旬)

百賢による書類選考(6月下旬)

面接(7月上旬)

結果発表(7月中旬)

といった流れになっています。
まずは北京大学側で学生を12-15名まで絞り込んだ後に、百賢側でさらに絞り込みを行い、面接を行うといった流れになっています。



面接した2日後には結果報告が来るという驚きのスピード感でした(笑)





申請書類一覧

では、いよいよ申請書類の説明をさせていただきます。AFLSPの申請には以下の書類が求められます。

・Application Form
・成績証明書
・英語の能力証明書
・推薦書
・その他の資料

Application Form以外は特段変わった内容はなく、すぐに集めれる or すでに持っている資料がほとんどだと思います。


Application Formは最も重要な項目なので
、個別の記事にて説明していきます。書類選考時にビデオでの自己紹介も求められるので、それについても別記事で紹介させていただきます。それ以外の項目はこの記事にて一つ一つ説明していきます。





成績証明書

これは学部生ならば在籍時の成績を、院生ならば学部と院の成績表がともに求められます。応募資格に書いてあるわけではないのですが、GPA3.0以上あることが望ましいです。なぜならば、百賢はAFLSPの奨学生に以下のコミットメントを求めてるからです。

Achieve at least a 3.0 GPA on a 4.0/4.3 scale (or a B average, depending on the GPA scale used by the university) during the first scholarship year – Otherwise, BXAI reserves the right to withhold scholarship disbursement for the second year of study.

AFLSP commitment

つまり、奨学生となった第1セメスターでGPAが3.0未満だった場合は第2セメスターで奨学金が支給されない可能性もあるということです。



英語の能力証明書

ベストなのはIELTSやTOEFLのスコアを提出することですが、絶対というわけではありません。Webサイトに明記されていなかったので、百賢のメンバーにメールで聞いてみたところ、「北京大学に確認したほうが良い」との返事がきました。


なので、北京大学の留学生オフィスで確認すると、「とにかく何でもいいから英語力わかるもの出してくれ」みたいな感じだったので、6年前に受けたスコア800弱のTOEICを提出しました(笑)、



推薦書

自分は学部の時にお世話になった経済学部の教授にお願いしました。准教授や教授の職位を持っている人ならば基本的に誰でもいいと思います。


一点、注意点なのですが、推薦書は大学のレターヘッドが付いた使用のものを先生にお願いするようにしてください。自分は今までいろいろな奨学金や大学院入試を受けてきたのですが、初めてレターヘッドが付いた推薦書を書いてくれと言われました。


しかも、水曜日に北京大学の留学生オフィスより「今週中にレターヘッドが付いた推薦状を百賢のメンバーに送ってくれ」と急に言われ、焦って先生にお願いしました。資料一式を提出して、1か月後くらいに言われたのですが、それまで北京大学側は何をしていたのですかね??



その他の資料

ここは上記以外で、選考のプラスになるような資料を提出できます。自分は学部の時に単著で論文を出していたので、それの英名と表紙をスクショして一つにしていました。




以上が、書類選考の概略になります。
そこまで多くはありませんが、一定の書類提出が求められるので、抜け漏れないように先手を打って準備しておいた方がいいかと思います。


それでは、本記事は以上とさせていただきます。


以下の記事では
Application FormとShort Videoについて、詳細に説明しているのでもしよければご覧ください!!



下記のマガジンで本記事のように奨学金の申請や選考過程に関しての情報を紹介しています。


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