正直この本を手に取ったのはあまりにもかっこいいタイトルと著者の名前に惹かれたかである。 本書はアメリカの人類学者ルース・ベネディクトが日本の敗戦後に手掛けた 「…
なぜみんな大学に行っているのだろうか? ふと頭に浮かんだ問いであった。 大学でよく耳にする言葉は私にとって疑問ばかりだ。 その中でもよく耳にするのは「らくたん」と…
なぜランナーは走っているのだろうか?28㎞地点を超えたときにふと頭に疑問が浮かんだ。 天気は快晴、照り付ける日光が皮膚に突き刺さり、毛穴という毛穴からぽつぽつと…
SeiSeidayo
2024年5月29日 08:14
正直この本を手に取ったのはあまりにもかっこいいタイトルと著者の名前に惹かれたかである。本書はアメリカの人類学者ルース・ベネディクトが日本の敗戦後に手掛けた「日本人」の文化や歴史を如実に分析したエスノグラフィー(民族誌)である。この本の面白いところは著者が日本に訪れずに、在米の日本人へのインタビューや文献調査などを元に執筆されていることだ。本来人類学者とフィールドワークは一蓮托生であり、調査
2024年4月27日 22:55
なぜみんな大学に行っているのだろうか?ふと頭に浮かんだ問いであった。大学でよく耳にする言葉は私にとって疑問ばかりだ。その中でもよく耳にするのは「らくたん」という言葉だ。意味は察する通り楽な単位の略語である。私も入学当初は先輩たちから聞いた「らくたん」に目を輝かせ、楽な授業ばかりを履修してした。興味は少しあった評価基準の厳しそうな授業は避け、所謂「らくたん」授業をたくさん履修してしまった
2024年1月22日 14:46
なぜランナーは走っているのだろうか?28㎞地点を超えたときにふと頭に疑問が浮かんだ。 天気は快晴、照り付ける日光が皮膚に突き刺さり、毛穴という毛穴からぽつぽつと汗が噴き出ていた。両足はただ次の一歩を踏むために前へ進み、途方もない42.195kmという距離を詰めていく。 自分を狙う何かから逃げているわけでもない、追いかけるわけでもない、極度なマゾヒストでもないとすると、ランナーはなぜ走っている