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詩『処方箋』

春いちばんの
夜中の討ち入り
寝ている私の耳にそっと息を吹きかけるようにはなりませんか
春の処方箋と私の処方箋を突きつけあいましょう
そうすればわかってもらえるはずだ
どんがらっどっがっがん
そんなに
一斗缶を投げつけなくても
どんがらっどっがっがんどんがらっどっがっがん
そんなに
一斗缶を叩かなくても
四十七士のような春の討ち入りに
日本中の者らが
春のあなたに起こされてしまったよ

今年から
処方箋変わりましたか?





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