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『寄る辺』

我ながら、よく毎日書いているな。と思う。

今年の大河ドラマ、『光る君へ』が、面白い。
紫式部だけでなく、それぞれの登場人物たちも『書く』ことを、寄る辺にして暮らしてるようだ。そのあたりが、いまの私にぴったりなのだ。
私も、いま、書く事を寄る辺にしている。まるで、平安貴族のようだ。

ドラマを観ていると「日記でも書いたら」という台詞もたびたび出てくる。歴史的な事実でもあるので、伏線でも何でもないことながら、いちいち面白い。これからは、『書く』という現代性の問題点も含めて、脚本家は『光る君へ』に上手く落とし込むのかも知れない。

書くことによって、傷つく者があまりにも多い。
私も書くことによって、かつての恋人を傷つけたことがある。まったくもって、恥ずかしいことをした。今も、そうかわらない。『がんサバイバー』という語が「ダルくてダサい」と書いている。傷つく人もいるだろう。

私は、『むずむずディストラクションスロウガンズ』のほうがいいとハッキリ書いている。なんだそれは。私のほうが断然おかしいのだ。半分ギャグだと思われているだろうけれど。伝わるかどうかもわからない語だけれど。本気で『むずむずディストラクションスロウガンズ』のほうがいいと思っているのだ。普遍性はゼロの語だ。私のほうがどうかしているのだ。

それでも『書く』という寄る辺からは離れられない。
たまには『書く』ことから離れるだろうけれど。無理矢理書いているわけでもない。それに加えて、私は癌患者でもある。まあ、一月空いたら「なにかあったな」と思ってくれたらいいのではないか。
いまのところ、突然終わる兆候はない。元気です。


あ、2クール目のまとめです。テキトー編集です。2万字ありました。よほど暇な方どうぞ。改めて、自分でテキトー編集がてら読んでみました。なかなかよい出来でした。自分で自分を褒めます。
十代、二十代の頃の多感な時期に、向田邦子とナンシー関を読んだ成果です。49歳で文才が開花期を迎えています。嘘です。


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