見出し画像

『ロウガンズ』

私は老眼だ。
それなりに不自由だけれど。なんとかやってこれている。エッセイなどは、何も考えていないので(先の展開とか)さくさくさくっと、とんとんとんと、私の筆(指)がすべるにまかせて書いている。が、だ。また、小説を書き始めてしまった。一度取りかかると、小説は5~8時間くらいかかる。前の章との整合性がとれているのかとか、下調べもしなければならない、何かと時間がかかる。

その間に私の『ロウガンタイマー』が、切れる。もう、書けない。もう、すべてが、ぼんやりだ。私の手持ちの老眼鏡はほとんど裸眼とかわらない。これの度数はあまり上げたくはない。非常時だけ、1・2時間だけもてばいい。そんなメガネが欲しい。正直に言えば『ハズキルーペ』に心が動かされたこともあった。「きゃっ、きゃっ、きゃっ」と、『ハラスメントもりもり』のコマーシャルに引いていて、完全に私の候補から除外されていた。

私は49歳だ。それより年齢の上の世代のテレビを観て育った。
ハラスメントもりもりの番組ばかりだった。ハラスメントもりもりの番組を観ながら、笑いながら。でも、やり過ぎなのはわかっていた。視聴者が共犯になるのかはわからないが、一翼を担いだ。そんな認識と反省の心は持っている。あと、関西方面の番組がいまだにヤバイという情報も漏れ伝わっている(政治的にも)。おかげで、関東の番組は『グルメ』『クイズ』『旅』ばかりになった。
過渡期なのだろう。過激な番組はネットで、そんな時代なのだろう。しかし、ハラスメントもりもりの番組には、外資の入ったネット番組のほうが厳しいだろう。

また、脱線していた。そう、私は『ロウガンズ』というバンドの話をしていたのだ。違う。ふと、いま思ったのだが。洒落で奥田民生氏あたりが、ほんとにやりそうだなと思ってしまった。すでに、やっているかもだが。どうだろう。

で、Amazonあたりで、ハズキルーペのバッタもんを探そうとしている。
私が十年前に買った『アウトドアギア』も、バッタもんのおかげで、同じような『バッタギア』が1万円以上安くなっている。円安なのにだ。
ハズキルーペも、そうであってほしい。見つけたら「きゃっ」て、言おう。

追記。
「きゃっ」、Amazonでハズキルーペの『バッタギア』を買ってしまった。ハズキルーペのような宇宙感はなく。普通のメガネ型だ。二千円だった。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?