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DAY 30 子どもと一緒にNZ 2024

(2024年の一年間、高校生の娘と小学生の息子、そして母である私の3人で「ニュージーランド暮らし」を決行します。このチャレンジの準備から現地での暮らし、帰国までの事実、そして気持ちをココに記録しておこうと思います。)

またWi-Fi終了

息子が見ていたNetflixが突然終了。
娘がコンピュータで宿題に取り込み中でしたが、接続できない。

朝からWi-Fiが終了したのです。(なんか変な日本語)

昨日のお昼頃には追いWi-Fi(Buy Extra)のボタンをアプリで押したのに・・・
もしかしたらレイチェルに今月までというキャンセル連絡をした後(参照:DAY28)ではExtraを買えないのかもしれない。

またしてもWi-Fi難民に。

すまないねぇ。
とりあえず今日ファイバー設置の連絡が来なければ、またショッピングセンターでWi-Fiをお借りしよう。

SPARK(NZのブロードバンド&モバイル会社)の良いところは、リスニング力を問われないチャットができるところ。

また問い合わせだ。

よーく見たら書いてあった。
Our team are available 24/7.
夜中シフトがあるのか、世界中に社員がいるのか分からないけど、どちらにしても助かる。

先日のレイチェルはすぐに返信があったけど、
今回のリアンナは
How can I help you today?  に答えた後、一向に返事がこない。

うーん。またロボットなのか人間なのか。微妙だな。

今回学んだことは、申し込んだつもりでも、コトが起きなきゃすぐに問い合わせするべし。やはりその月のキャンセルの連絡後では買い増しが出来なかった。

テレビ設置問題

さて、今日のミッションはNetflixに飽き始めた息子のために、テレビ設定に再チャレンジ。
テレビを買ったら「現地のニュースが見たい」と思っていました。
「現地のアニメとか見られるかも」とも思っていました。

しかし、先週あたりに我が家にテレビを持ち帰ってから数日、
ケーブルの間違い、ソケットの間違いなどで何度もお店を往復し、どうしても見られない。
もう疲れた・・・。
Netflixを申し込んだらすぐに(Netflixが)見られた。もうこれでいいか、と諦めたのでした。

その昔(昭和生まれの皆さん)、外国の旅先でテレビをつけると、現地のニュースや番組がすぐに出てきませんでしたか?聞き取れない話、でも楽しそうに、ある時はシリアスに今日の話題を話すニュースのお姉さん。わけのわからないドキドキ感が旅行の醍醐味でした。

Wi-Fiのない今日こそ、テレビが本来生まれた頃の良いところを見せつけるのだ!

もう買ったところには行きません。散々行ったので顔が知られてる(悪いことしてるわけじゃないけど、なぜか気まずい)

ということで、向かったのはこの街のいわゆる「電気屋さん」で調べてヒットした

Noel Leeming

というところ。
City centerにあるし、大きいからきっと間違いない。

間違えて買ったケーブルとソケット、そして念の為テレビの説明書(全くいらなかったらしい)を持って、

こっちが壁に行き、こっちがテレビに行くはず。
だけど、こっちはOKなのに、こっちはうまくいかない。

身振り手振りで通じました。
返事は「うちには置いていません。」

近くのWarehouseに行ってみたらと言われたので、そのまま移動。
(そこの2階にある)

そこでも、身振り手振りで同じ説明。
みんなすぐに分かってくれるのだけど、またしても
「うちには置いてない」

どうしてそれだけ品切れなんだろう。あまりに人気なのか、全く必要とされないのか。まぁ、後者だろうね。

他の店舗も調べてあげる、と調べてくれたけれど、在庫がないらしい。

じゃぁ、「売っていそうなお店を教えて」と言って教えてもらったのが、

PB TECH

ここから15分。
Googleマップ様の指示に従い向かいました。

おお、ココも大きな電気屋さんだ。きっとあるはず!
なぜか中の見えない怖いドア
でも人が出入りしているからきっとココが入り口。

暗い。電気屋さんなのに、暗い。ヤマダ電機が懐かしい。
こんなところでホームシックになっている場合ではない。
同じように身振り手振りで説明。

「はははー!ここにはそういうものないよ。」と調べるまでもなく。

仕方ないからまた同じことを聞いてみました。
「売っていそうなお店を教えて」

そして教えてくれたのが

Jaycar Electronics

はい、ここからさっきの方面に戻るルートで10分。
Googleマップ様の指示に従い向かいました。

今度はかなり期待できる!
秋葉原の香りがしてきた。

またしても中の見えないドア。
電気屋さんの商品って光に弱いのかな。または中で働いている人たちが夜行性なのかな。

(撮った写真を見ると、いたって普通のドア。どれだけ緊張していたんだ私)

もう怖くない、と思い切ってドアを開けると、いきなり1m先にそびえ立っていたムキムキの巨大な男の人と目が合いました。
どうやらお店の人らしい。

恐怖と半端ないアウェイ感で、もう声が出ない。
手に握りしめていたケーブルとソケットを、巨人に見えるように持ち上げるのがやっとでした。

Come!

と太い声で言われ、大量の小さな部品やらキラキラに光る金属製の何かの合間を金魚のフンのようについていくコビト。

なんとか声にできたのは、

これがこっち、
でもこれがダメ。

わたしは何十年英語を勉強してきたんだろう。

それでも、きっとこういう人を何百人も対応してきたんだろうな。
すぐに理解してくれて、

これはオスでしょ。
こっちはメスでしょ。
これはテレビに入るけど、
これは壁側に入らない。
これは使えないのよ。
これをつければうまく行くの。
やってみて。

気づいたら違うソケットがケーブルに取り付けられていました。

わたしはずっと彼の手元を見ていたつもりだったのに、全く新しいソケットを取り付けたその瞬間を見られなかった。
もう完全に手品でした。ソケットが一つ、ケーブルが一つしかなかったはずなのに、今目の前にはソケットが二つ。

違うことに気が向いていたからです。
ムキムキの彼の手があまりに綺麗だったのです!
ピンク色のマネキュアをしていました。
百戦錬磨のバイキングみたいな彼だけど、きっと綺麗でキラキラしたものが大好きに違いない。

別にも方法があるけど、他のソケットも買っていくか?みたいなことも聞いてくれたけど、とにかくこれでうまく行くならもう
「これください!」
「これ持って帰ってつけるだけですよね?」

と、彼が新しく取り付けた(であろう)ソケットを指差して、目の前のえさに飛びつくコビト。
たったの4ドルくらいだったし、もうこれでよし!

無事に購入して帰ることができました。今日、何キロ走ったんだろう。

それにしても、テレビの設置ってこんなに難しいことなんだろうか?
きっとまたわたしが勝手にこじらせているんだろうなぁ。
夫なら10分で解決するところ、わたしは10日かかった。

テレビ問題、なかったことに

家に帰り、テレビにケーブルを接続。
、、、何も起きない。

昔は簡単でしたよ。
テレビの電源を付けたらどこかの番組が始まるのだから。
6チャンとか8チャンとか、選ぶだけで見られたのに。

この15年で私はテレビを全く見なくなり、息子のおもちゃと化していたから、なおさらです。

そもそもこのテレビ。
スマートテレビというものらしい。
調べると、スマートテレビはWi-Fi環境に繋ぐだけで配信動画が見られるのがメリット。
そして、デメリット欄には、、、
チューナーが内蔵されていないから地上波放送は見られないと。

ん?
そもそも、私は何をつなげようとしていたんだろう?
買わなければいけないのは、テレビチューナー?

アプリをダウンロードすればテレビも見られるらしいけど、それにはWi-Fiが必要。

ん?じゃ、わたしが一生懸命つなげようとしていたこのケーブルは、いったい何だ?

どうやら聞いたところによると、「こっちのテレビは面白いのないよ」「ニュースならYoutubeで見られるよ」「そのスマートテレビにアプリダウンロードすればNZのニュースを見られるよ」など、私のイメージする(大昔の)ローカルテレビとはちょっと違うらしい。

本当のところはテレビでYoutubeが見られるのは知っているけど、息子が勝手にどんどん見てハマってしまうので、「このテレビでは見られない」ということにしているのです。

だから昔ながらのテレビが欲しいのだけど。
もうテレビはこれでよし、ということにしました。

こんなに便利なスマートテレビをこんなに複雑にこじらせて設置しようとした人、いるだろうか。ド素人にしかなせない技なのでした。

Free Englishレッスン@教会

今日はまた違うチャーチまでFree Englishレッスンのお試しに行ってきました。
最初は数人しかいなかったのに、7pmになる頃には大人数に。
今回のグループでは、ゲームをしながら会話をするという、ビギナー向けの内容。
娘もいろいろな国籍の人々と会話をして頑張っている。

英語学習が目的だけど、さまざまな国の人たちと交流することがもっと大切。
このコミュニティでは、家族が多いな。子どもたちも参加している。

だけどうちの息子は、途中でグダグダになり、、、わたしは退場。
残念だけど息子とスマホでゲームをして過ごしました。
娘が体験できただけでもよかった。

子どもたちと一緒に来ている以上、私が私のやりたいことを優先するのは難しい。
娘は良い機会なのでこういう場所にどんどん連れていきたい。
だけど、嫌がる息子を家に一人置いて行くわけにいかない。

無理やり連れてきてゲームをやらせていても、もちろん退屈で最後までもたない

やはり私が私のやりたいこと(例えばコミュニティに参加したい。夜が多い。)をやるのは子どもたちが学校に行っている間と夜寝た後。これに限るということか。この状況をどうやって乗り切るか。

私は母であり、子育て中であり、子ども優先にすべき。という考えと、せっかく色々なものを犠牲にしてと言ったらちょっと語弊があるけど、たくさんの協力を得て来られたこの貴重なNZ滞在という一年間を無駄にしたくない。という考え。

その両方がせめぎ合って苦しい。でもやはり。何が目的だったかを思い出そう。
みんなが楽しむことだ。

なんとか楽しめる方法を探そうと思う。うん、今日のところはそういう結論。

そしてまだ8時半を過ぎているのにまだ美しい夕暮れが見られた帰り道。さっきまでのイライラは消えていきました。みんなで「きれいだね」って言えた。それでよし。


息子の学校では今日もプールがあったのに、明日もある!!と気づいて心臓バクバク。

水着だけなら手洗いですぐに乾きそうだけど、どうしても腰巻きにして使うゴムが通ったボタン付きのタオルを使いたい息子。
絶対にこれしか嫌なのです。そのタオルは一つしかない。

息子を寝かしつけてから洗濯をはじめ、乾燥だけコインランドリーに行こうと思ったけど、、、もう今日は疲れた。
明日の朝、早く起きて行ってこよう。

ああ、本当にコインランドリーがこんなに愛おしい存在になるとは。

サポート頂けたら嬉しいです!自分の世界をどんどん広げ、シェアしていきたいです。コツコツ階段を登り続け、人生を楽しみ尽くします。