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自分の感覚を否定していると、ポジティブなことですら「間違い」になってしまう。

もっと、自分の感覚に正直になって
かろやかに生きたいのに、

いいことすらも素直に感じられない。
そんな自分が本当に嫌だ。

こんにちは!
【子供の能力を高める】子育て研究者kotoです!

前回の記事では、

生きづらさを感じている人がぶつかっている
3つの壁のうち第1の壁。

「自分の感覚が埋もれてしまっている」のは、

無意識のうちに世間の目を気にして

自分が感じたことを
素直に認めることができないからである。

ということをお伝えしました!

▼くわしく知りたい方はコチラ!

今回の記事では、
生きづらさを感じている人がぶつかっている
第2の壁。

「自分の好きという気持ちに自信がない」
ということについて

深く考えていきたいと思います!

◆自分が感じたことを否定し続けていると

前回の記事では、

怒りや悲しみ、不安と言った
ネガティブな感情を

むりやりポジティブにしようとしたり

ネガティブな感情を感じた事実を
否定したりすることが

自分の感情を押し込める原因であると
お伝えしました。

同じように、
実はポジティブな感情を感じたときも

自分の心を押さえつけてしまうといった
自己否定を

気付かいないうちにしてしまっていることも。

ネガティブを感じる。

その感覚はダメだと否定する。

自分が感じたことはダメだと否定する。

ポジティブな感覚も否定する。

自分の感覚すべてを否定する。

このような道筋をたどって

だんだんと自己否定の癖が
強くなっていってしまうのです。

こうなってしまうと
本当に生き苦しいですよね。

何をしても、何をしていなくても

自分が感じたことすべてを否定してしまうので
自分に自信がなくなってきます。

自分に自信がないから
ありとあらゆることが不安になるのです。

具体的にいうと、

自分で自分を「よし」と感じられないので
他人からの評価にすがりつく
(いわゆる承認欲求)

他者と比べて自分が勝っていないと不安なので
他者の評価を落として、
相対的に自分の優位を確認したくなる。
(いわゆるマウンティング)

自分の感覚に自信がないので
他人が自分と違う意見を伝えてくると

攻撃されたと感じて
不安になる、または自分も攻撃的になる。
(いわゆる他者と自己の未分離)

そういった多くの問題が
「自分の感覚の否定」
から生まれてきているのです。

◆ポジティブな感情ですら否定してくる、頭の中のアイツ。

ネガティブな感覚だけでなく、

ポジティブな感覚までも否定するというのは、
どういうことなのでしょうか。

たとえば…

朝の空気が澄んでいて
「深呼吸するのが気持ちいい!」
と感じたのに、

その瞬間

「そんなこと言っちゃって。
 ナチュラル派ですか?」

と頭の中から聞こえてくる。

駅で見ず知らずの人に
親切にしてもらって嬉しいと感じたのに、

頭の片隅で

「そんなこと言って、いい人ぶってない?」

とつぶやいてしまう。

これはまさしく、
自分の感覚を否定する言葉たち。

実際は誰が見ているわけでも
誰に指摘されたわけでもないのに

自分の感覚を否定してくる誰かが
脳内で悪口を言っていませんか?

そんなことを繰り返していれば
精神的に追い込まれてしまうのは当然です。

「自分自身の感覚自体が
 否定されるべきもの」

と常に考えてしまう癖は
本当に恐ろしいもので

何かを感じた瞬間に、

「本当にそれでいいの?」

と、疑う声がいつも聞こえてくる。

本当は、自分自身が感じたことなんだから
世間一般の感覚と違っていたっていいんです。

仲のいいあの子とも
あなたを産み、育ててくれた親とも

違ってていい。

それなのに、

「他の人とは違うかもしれない」

というのを後ろ盾に

「あなたの感覚は間違っている!」

と、何を感じていても主張してくる。

全ての人が感じる「正解」の感覚なんて
どこにも存在しないのだから

何を感じても
「誰かとは違う」ことになってしまうのです。

そうして、
ネガティブなことを感じても
ポジティブなことを感じても

自分の感覚を否定して
苦しい日々を過ごすことになってしまうのです。

癖というものを
取り除くのはなかなか難しいことですが、

まずは自分の中に、

自分の感覚を否定する癖があるということに
気が付くだけでも大きな一歩です。

◆頭の中のうるさいアイツも否定しない。 

ポジティブなことを感じたときに

誰かが頭の中で
それを否定しているのを感じたら、

まずはその事実に気付いてください。

ここで気を付けてほしいのは、
頭の中の声も、あなたの感覚の一つです。

ポジティブなことを
打ち消そうとする声に対して、

「こんなことを自分自身に言ったらだめだ。
 こんなことを考えてしまう自分が嫌だ。」

と思ってしまうと、

また、自分の感じたことを否定してしまい
負のループに。

こんな嫌な感情は
否定してしまいたいところですが

ここは落ち着いて

「あ、今ポジティブなことを感じたけど
 それを否定する声が聞こえてきたぞ。」

と認識してみてください。

それがいいとも、悪いとも
思う必要はありません。

それを感じることができれば、
自分に染み付いてしまっている

「自分の感覚を否定する癖」があることを
まずは認識することができます。

◆まとめ

今回の記事では、

「自分の好きという気持ちに自信がない」のは、

自分の中のポジティブな感情も
否定する癖がついてしまっているためであり、

その癖に気付き、
それを受け止めることが大切である。

ということをお伝えしました。

次回は、

「生きづらさ」を感じている人が
ぶつかっている第3の壁。

「本当にしたいことをするのは恐怖である」

ということについて
考察していきたいと思います!

自分自身を否定する声がなくなると
本当に、心が楽になります。

ご自身の中に
どんな声が飛び交っているのか。

まずはしっかりと観察してみてくださいね。

今日も一緒にがんばっていきましょう(*^^*)


最後まで読んでいただき、
ありがとうございます!

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