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日本語でMBSRを知るための本

たぶんこの本を読めば十分だと思う。ただ、文字だけ追っかけても分からないところがやっかいだ。同時に実践が必要になってしまう。それでもまずこの本を辿ってほしい。
ついつい、やりかたや効果に意識が向いてしまうのだけど、どうしてそれが始まったのか、どういう困り事に対応しようとしたのか、その背景もとても大切だと思うのです。

ひとりでもやってみたいとき、このワークブックにはやり方が全て書いてある。文字だけで読むとずいぶん難しい。私は講座を受けたあとこの本を読んでみたが1人では実践ができなかった。それでもプログラムの内容、それぞれの部分で何を目的にしているのかを掴むのには十分だと思う。
しかし、この本にはガイド音声が無い。日本語のガイド音声は講座に出るともらえるが、講座に出る前には別途用意する必要が出てくる。

そこで、日本語のガイドの紹介はこちら。
ボディスキャン、座る瞑想、寝て行うムーブメント、立って行うムーブメント。今の世の中ではCDって扱いにくいかもしれないけど、ひとりで実践したいときには助けになると思います。

もともとグループで行うプログラム。毎週集まって、毎日自習して、体験を分かち合う。この分かち合うことが学習にはとても大切で、人の言葉から教えてもらえることがとても多い。本当なら人の中で体験してほしい。
しかし、人の中に出向くことも難しい時期の人がいることも知っているつもり。そんなときには無理に人前に出ることも無い。自分にやさしく、自分にできることをしてほしいと思うのだ。
そういったとき、本は役に立つ。
ただそこに居て話し相手になってくれる。
人に会う元気が出来たとき、そこにいけばいい。
元気が出来たときにそこにいくといい。

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