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何もないという選択肢

わたしはからだをゆるめる講座を行っている。
からだについての学習では、感想は丁寧に言わないと、学習内容がかき消されてしまうことがある。
そのため、感想は丁寧に言ってもらうようにしている。

選択肢は次の4つ

・何もない
・何かあるかわからない
・ 何かある、そして言葉がみつからない
・何かある、そして言葉が見つかった

何もない

感想を求められると答えなければいけないと思ってしまうよう。だけれども、答える必要はない。応えれば十分。応えかたとして、必ず思い出して欲しい選択肢。それが「何もない」何もないということはあり得るのだと言うことを思いだしてほしい。

何かあるかわからない

何もないわけではないけれど、あるとは言えないときもあります。もやっとして、ないわけじゃないんだけどね。という感じ。でもあるとは言い切れないんだよね。そういった曖昧模糊として感じも大切にして欲しい。だから、何かあるかわからないという選択肢を準備してほしい。

何かある、そして言葉がみつからない

確実に何かある。そして、言葉が見つかっていないだから言えない。言葉がみつかる。しっくりきた言葉が見つかる、そのときまで、自分のなかの言葉を大切にしてほしい。この状態で、曖昧な言葉を共有できる仲間が居ればとても幸せ。
うまく言えないんだけどねという感じで、共有できればとても豊かな関係があるんだなと思える。
この段階を丁寧に扱って欲しい。何かある、そして言葉が見つからない。

何かある、そして言葉が見つかった

何かあって、しっくりきた言葉が見つかった。そこで見つかった言葉はきっと、その後の自分のエネルギーになるくらい意味のある言葉であることが多い。大切なことが含まれている言葉、それは日常何気なく使っている言葉とは少し違う、いつもよりも一歩先に進む言葉かも知れない。

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