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はじめに「重さ」を考えよう

からだの声を聞くの始めに必要なことは、五感を開くことだと思っています。五感を開くとは、五感を意識的に受け身にするということです。

なぜそれが必要なのかといえば、私たちは、何か目的のために活動し、そのための情報収集を無意識に行っています。しかし、からだの声を聞くためには、その行動を一時停止する必要があります。そのために、脳のモードを切り替える必要があるからです。

たとえば、聞こえている小さな音を確認する。見えている景色を30秒ぼんやるとながめる。目をつむって、手のひらに触れているものを確認してみる。香ってきている香りを確認してみる。一口食べ物を口に入れて、しばらくそのままにしてみる。など、普段とはちょっとだけ違うことをしてみると、感じが分かってきます。

その中で最も試して欲しい方法は、重さを考えることです。

わたしの経験則ですが、重さを考えることで、慌てふためく状態から現実に戻ることができた経験があります。この星の上で、どんなことがあって無くならない重さが私たちにとって大切な錨となっていることは信頼していいと思っています。

1日に1回重さを思いだしてみる1分を過ごしてみるのはいかがでしょうか。

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