林晟一
2016〜2019年にかけて、高校の教室でもがく教員の姿をcakesで連載していました。cakes終了につき、noteに転載するお誘いを受けましたので、定期的に再アップしていきます。
【単 著】『在日韓国人になる』CCCメディアハウス、2022年。 【書籍、雑誌掲載分】「文明の鳥…
ぼくには、ゆずりがたい持論がある。すなわち、高校生活をいろどる晴れ舞台での経験の数々は…
前回は、赴任して間もない頃の文化祭の一幕について記した。その翌年の文化祭では、高2の我が…
いつの世も、夏休みはあっという間に去るものだ。そして2学期早々、多くの学校では文化祭がや…
「先生とはなるべく話したくないです」。 高校に赴任して2年目のこと。4月最初のホームルーム…
ある年の春。運動センス抜群の1年生が野球部に入ってきた。その実力は3年生みんなが認めるほど…
「先生、メシ連れてってください」 彼がそう控えめに申し出たのは2月のこと。360度に明るい少…
【書評】■弁護士会の読書(福岡県弁護士会)2024年2月15日(霧山昴さん) ■毎日新聞(朝刊…
4月から高校3年生の担任となった。彼らが入学した2年前の4月、僕もこの高校で働くようになった…
家庭の悩みがない高校生は、ほとんどいない。その悩みに、偏差値や学力は関係ない。僕も中高生…
多くの高校生のホンネでは、勉強と部活の重要度はそう変わらないのかもしれない。保護者や教師…
この子は絶対モテキャラなんだろうな。 今の高校に勤務しはじめた4月、最初に教壇に立った2年…
僕が今の高校に赴任してから、苦楽を分かち合ってきた同期が何人かいる。他愛もないグチを言い…
僕が中学2年だったときのある日、社会科の教科書が家でなくなった。 いつも机に教科書類を置…
先輩をうやまえ。 どの組織でも、日本ではこれが当たり前とされている。たかだか数年、数十年…
前回は、高校生の世界史の授業をきっかけとする話を書いた。その授業では、もう一つ印象に残る…