誰も教えてくれなかった!アフィリエイトでCVを増やすための考え方

こんにちは。
たまです。

本ページは現時点では無料で見られますが、新しい記事を更新次第有料になります。ご了承願います。

ブログアフィリエイトについて勉強しようと思っても、特に上級になればなるほどまともな情報が手に入らなくなってしまいますよね。

ブログアフィリエイトというのはかなりニッチな分野で、調べる人の大半が成約率を上げる方法を調べる前に挫折するために、本ページでまとめる情報は実はほとんど需要がなかったりします・・・

そのため調べても「どこも同じようなことしか書いてない・・・」という結果に。

今の検索は上位サイトをまとめるだけのライターが書いているので仕方ありません。

前置きはこのくらいにして、CV率の上げ方、CV数の増やし方についてまとめます。

といっても、どちらかというと、端的なノウハウといよりは、アフィリエイトそのもの、もっと言えばウェブマーケティングのCVに対する考え方という内容が中心となっています。

誰も教えてくれない、言語化しにくい部分なので、少し難しいかもしれませんが、何度も読んで理解してください(笑)

ちなみに本ページの情報はある程度の中級者から上級者向けくらいに書いているので細かい用語については触れません。わからない用語が出てきたらググってください。

アフィリエイトサイトの役割、ブログアフィリエイトの仕事とは?

CVを上げるために重要なことはアフィリエイトサイト、ブログアフィリエイトで報酬を得る仕組みを深く理解することです。

アフィリエイトで報酬を得るためには、

「掲載した広告をユーザーがクリックして、自サイト経由で広告主サイトで申し込みや購入をしてもらう」

という流れが必要になります。

もう今さら・・・と思う方も多いかもしれませんが、この流れからブレなければ、ネット上で言われる、

・売るためのセールスライティング
・ペルソナ設定

などは原則必要がないことがわかります。

というのも、ブログアフィリエイトはあくまで、ユーザーが認知にしてから成約に到るまでの流れのごく一部に過ぎず、CVまでの全体的な流れを設計するのは広告主の仕事だからです。

図で表すとこのようなイメージ。

「たどり着くまで」という範囲に関しても、広告主が考慮しているケースが多いです。

例えばテレビCMなどを行っている広告主で、商標関連のキーワードの場合、ユーザーは以下のような流れで成約となります。

例:NURO光

・テレビCMでNURO光を知る(広告主が宣伝)
「NURO光 評判」で検索(自社サイトに流入)
・申込みページへ流入(広告主のLP)
・ウェブ申込み(CV、広告主のページ)
・クロージング(広告主が電話などで対応)

ここで2つ目の過程である「自社サイトへの流入の時点」で勝手にペルソナを設定したり、自社独自のセールスなどを行うことは誤りであることがわかります。

ブログ運営に関する情報などでよく「ペルソナを設定しましょう」など言われがちですが、少なくともCVをさせるための記事(ページ)では、勝手にペルソナを設定することはむしろご法度。広告主が想定したペルソナを意識してそれに合わせることが重要です。

アフィリエイトの入り口と出口を想定しよう

上の図はすごく雑ですが、アフィリエイトで収益を得るためにはAの地点とBの地点(下図)を意識することがとても重要です。
昔はこれをよく「入口」と「出口」ということが多かったですね。最近はあまり聞かないかもですが・・・

入り口(A地点)はSEOの場合原則、検索キーワードに当たるわけですが、キーワードだけでなく、「たどり着くまで」もある程度考慮することが重要です。

出口(B地点)はいわゆるアフィリエイトリンク、広告リンクに当たる部分です。

昔はよく「出口を意識しましょう」と言われることが多かったですね。

・申込みはこちら
・購入はこちら
・無料サンプルはこちら
・無料相談はこちら
・今なら無料で○○がついてくる!

など、広告リンク(出口)を意識してページ作りを行うことで、申込みまでの導線が引けるというわけです。

ただ、私はこれだけでは不十分だと思っていて、広告の種類が増えた近年では、広告主のLPのサンクスページに当たるC地点(※下図参照)まで考慮する必要があると考えます。

実はこのC地点(広告主LPのサンクスページ)は、案件によって最終的な成約までの距離が変わるため、必然的に自社サイト流入のA地点からの距離も変わってきます。

B地点(出口)に当たる部分は、C地点を意識すれば必然的に答えが出てきます。

そのためここからは、まず知っておかなければ始まらないC地点(広告主LPのサンクスページ)と、A地点(キーワード選定)についてまとめます。

アフィリエイトにおけるCV地点(成約地点)の違いについて

上述した通り、広告主LPの成果地点(CV地点)は案件によって大きく異なり、その性質を理解しておく必要があります。

これは本当にあまり語られない話ですが、広告選びからキーワード選定まで影響が出てくるのでとても重要です。

よく「アフィリエイトの平均CVRは・・・」という情報を見ますが、この平均値は実際は全くなの参考にもならない数値です。例えるなら指輪の平均価格のようなもの。

というのもアフィリエイトの成約率は、案件によって大きく違い、1%程度でも十分といえるものもあれば、5%だと低いと感じるものもあるからです。

下記は実際に私の経験に基づく平均的なCVRです(あくまで自分の経験則によるもの)

・転職:10%前後
・マッチングアプリ:5%前後
・VOD:2~3%前後
・光回線:1~3%前後
・モバイルWi-Fi:2~4%前後
・保険の無料相談:3%前後
・外壁塗装見積もり:15%前後

これらを足して割れば平均CVRが出ますが、この中で最も低い光回線は「全体の平均CVRが8%だった」としても、そこまで上げることは不可能に近いです。

また、逆に10%以上が狙える転職や外壁塗装は「8%あるから高い」とも言えません。

だから平均CVRは全く参考にならないし、参考にしてはいけないのです。

では、なぜここまで案件によってCVRに差があるのかというと、理由は大きくは3つあります。

1.成果地点が違うため(※超重要で基本です)
2.商品の魅力の差(これは多くの人が理解していると思います)
3.LPからサンクスページ(成果地点ページ)までの導線が悪い(後で説明)

1つ目から解説すると、例えば「結婚相談所」というサービスは、アフィリエイト案件によって成果地点が異なるケースがあります。
具体的には、

・結婚相談所の説明会(無料相談参加)
・資料請求
・モニター利用

などがあります。

サービスはどれも同じですから、最終的にはどの案件も、
「結婚相談所に入会する」
というゴールは同じです。

しかしアフィリエイトで発生する成果地点は大きく違い、それぞれもう少し具体的に説明すると、

・無料相談会:相談会の予約申し込みで成果発生
・資料請求:←で成果発生
・モニター利用:←で成果発生(※費用が発生する)

となり、これはどう考えても成約率は変わってくることがわかります。

成果地点の深さを考慮しよう

上述したように成果地点は案件によって大きく変わるわけですが、特にアフィリエイトで意識しなければいけないのは、成果地点の深さです。

一般的なウェブマーケティングで用いられる成果地点(CV地点)は主に以下のようなものがあり、それぞれ数字で深さを表すと、以下の通りとなります。

1.資料請求、一括見積もり、比較など
2.無料相談、無料査定など
3.無料登録、モニター登録
4.本登録、契約、利用開始、購入など

※数字が大きいほど成果地点が深い

図で表すと以下のイメージ、

もちろん商材によってこれがすべて揃ってないケースも多いです。
例えばモバイルバッテリーのような商品は、通常資料請求もなければモニター登録もなく、アマゾンなどで即「購入」で成果発生となります。

上記を必ずたどるわけではありませんが、特に最終的な購入、契約までに検討期間が長くなりやすい高額な取引の商品は、成果地点が多岐にわたります。

例えば家の次に高い買い物と言われる生命保険なら、

1.資料請求
2.無料相談申し込み
3.本契約

という過程をたどるケースも多いでしょう。

ここでアフィリエイトで訴求する際に注意したいのは、成果地点までの距離感です。

成果地点の深さに合わせてキーワードを考える

言うまでもなく、成果地点が深ければ深いほど、成約するのが難しくなります。

入会金10万、月額料金1.5万円掛かる結婚相談所をウェブで簡単に契約する人はほとんどいませんよね。
だから資料請求や無料相談など検討段階でCVとなる案件が存在するのです。※リード(見込み客)案件とか呼びます。

そのため、成果地点が深い案件はできる限り成約に近いキーワードで集客する必要があります。

成果地点が深い案件は成約に近いキーワードで集客する

成果地点が深い案件、別の言い方をすると成約まで距離が遠い案件、成約しづらい案件は、その分成約に近いキーワードで集客しないとCVが難しくなります。

具体的には、
・申込した時点で原則継続課金がされる案件
(VOD、光回線、マッチングアプリ、その他定期購入系など)
・申込みした時点で原則高額な費用が掛かる案件
(数万単位の商品の物販など)

この辺りの商材は比較的成約に近いキーワードで集客しないとCVがしづらいです。

例えば光回線なら、
光回線おすすめ、比較、商品名+評判など、分かりやすいキーワードが中心となります。

成果地点が浅い案件は成約に遠いキーワードで成約する

逆に成果地点が浅い案件、別の言い方をすると成約まで距離が近い案件は、成約に遠いキーワードでもCVしやすい傾向にあります。

具体的には、
・資料請求
・無料会員登録(特にずっと無料で使えるもの)
・無料アプリインストール
・見積もり、査定

これらの案件は、ユーザーに申込み時点で費用が掛からないため、「こういうのがあるよ」と紹介するだけでCVすることも多いです。

その中でも、
「無料でユーザーのニーズを(いったんは)満たせる」
という案件は全体的にCVRが高くなりやすく、10%以上を目標に設定しても良いと思います。

例えば転職系、引っ越しなどの一括見積り、中古車査定、マッチングアプリ(女性は無料)など。

転職系であれば、
「給料安い」などの不満から転職エージェントに繋げてCVさせることは難しくありません。

逆に光回線は、「遅い」などで集客しても、CVさせるのはかなり難しいです。


ここまで、成果地点の深さと距離についてまとめました。かなり簡易的になってしまいましたが…

まとめると、
・案件によって成果地点が違うので、その性質をまず理解すること
・成果地点に合わせてキーワードを選定すること
が重要になってきます。

キーワード選定について

ここからはキーワード選定について解説します。

下の図のAの地点のことですね。

ここから書く情報は、きっと有料級です(笑)

また、ググって出てくる、

「ラッコキーワードを使おう」

みたいな話は省略しておきます。

成約させるためのキーワードは、これまで解説してきた、成果地点の性質と距離を考慮しながら案件について熟知すれば必然的に出てくるでしょう。

が、その前に先に「そもそもキーワードとは?」について深掘りします。

検索キーワードとは?

具体的に説明できる人は少ないかもしれませんね。

検索キーワードは検索ユーザーの問いかけです

検索キーワードはサーチコンソール上では「クエリ」という用語で表現されており、クエリ(query)は翻訳すると質問、疑問、問いかけ、問い合わせなどの意味となります。

つまり検索キーワードとは、検索ユーザーの問いかけであり、質問ということになります。

ここから推測できることは、

「検索ユーザーは何かの事由により、知りたいこと、知る必要があることが生まれ、Googleにキーワードを入力して検索をしている」

ということになります。

検索ユーザーには必ず検索したきっかけが存在する

あまり語られることはありませんが、検索ユーザーが検索するキーワードには必ず「きっかけ」が存在します。

何度も登場してきている図の「たどり着くまで」の部分にあたります。

例えば「WordPress」というキーワードで検索した人は何かの事由によって、WordPressの存在を知り、WordPressについて詳しく知りたいから検索しているのです。

そのため「WordPress」というキーワードで検索した人でも、

・ブログで稼ぐ方法からWordPressを知った人
・仕事でホームページ担当になってWordPressを知った人
・ウェブサイト制作からWordPressを知った人

など様々です。

1.検索したきっかけ
2.検索キーワード(A地点)
3.アフィリエイトリンクのクリック(B地点)
4.成果地点(C地点、広告主のサンクスページ)

という流れで2つ目の「検索キーワード」を適切なものにするためには、1と2、4をすべて理解する必要があるわけです。

次の項目では、CVさせるためのキーワード選定について具体例を上げながら解説します。

swellをCVさせるためのキーワード選定

ブロガーならイメージしやすいWordPressの有料テーマ、swellをCVさせるためにはどのようなキーワードを選ぶべきか?

まずはswellという商材の成果地点について理解しておきましょう。

swellの成果地点は「製品購入」で、価格は17,600円(税込)となっています。

成果地点が「購入」なので、成約まで最も遠い商材であるといえます。

買うまで長期にわたって検討が必要な高額商品と言えるか微妙ですが、少なくとも検討せず躊躇いもなく簡単に買える人は少ない部類に入ると思います。

そのため、成果地点が遠く、気軽に買うことができない「CVしにくい案件」と考えます。

ちなみにCV率ですが、おそらくコンスタントに獲得できているメディアでも1~2%程度ではないかと推測します。

CVしにくい案件なので、成果に近いキーワードを中心に考える必要があります。

具体的には「商標+」系のキーワード、「商品ジャンル+」系のキーワード、「その商品でなければ解決しづらいお悩みキーワード」がそれにあたります。

商標+系のキーワードであれば、
・swell 価格
・swell 評判
・swell メリット(デメリット)
など、もちろん未購入者が検索するであろうキーワードです。

「商品ジャンル+」系のキーワードというのは、
・WordPress 有料テーマ おすすめ
・WordPress 有料テーマ 比較
のようなキーワード。WordPressは無料でもテーマがたくさんあるので「有料」というキーワードが入っていないと成約からかなり遠ざかります。

「その商品でなければ解決しづらいお悩みキーワード」というのは、swellを使うことで解決ができる課題、悩みに関連するキーワードです。

swellに関しては正直ほとんどないかもしれませんが、例えばクコーンという無料テーマから乗り換える際に、初心者でも簡単に乗り換えられるツールがあるので、コクーン系のキーワードで集客してswellに繋げるのはありかなと思います。
ただし成果地点が遠い案件のため成約率は低くなるでしょう。

逆に有料テーマでも「無料お試し利用」があり、それを成果地点とする案件があれば、成約から遠いキーワードでもコンバージョンする可能性は高いです。

まとめ

ここまでアフィリエイトの「コンバージョン」について解説してきました。

理解を深めるためにはまだまだ前提とする情報が必要になってくると思いますが、本ページではここまでとします。

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