映画みたいに綺麗なCM
今回は「笑い」からは少し離れて、フランスの美しいCMを二本、御紹介しましょう。
結局、美しさには贅沢が不可欠なのでしょうか。
CMのような、経済的効率性が不確かなものに、惜しみなくお金と時間とアイディアを与える、だから美しいものができあがる-。
やっぱり、美と富と知は関係があるのかな。
考えてみれば、文学芸術も教育も、経済効率との因果関係は必ずしも明瞭ではありません。たくさんの労働の結果、たいした見返りが生まれないこともしばしばありますから。
それにもかかわらず、僕は美しさを尊敬します。
だから僕は美しい女性をまた尊敬するのです。
(そうでないひとは、それなりに。)
SFモノ
まずはSFテイストのCMです。
なんてエレガントで、スマートなCMでしょう。
ディテールにこだわるところが、良いですよね。
例えば犬の玩具から排出される煙がドーナッツ状であるところなど。
ナレーションは「もう、みなさんは多くのことを電化していますよね」と。
もちろんフランスでは、電気は原子力発電で作られるのですが。
歴史モノ
次は歴史モノです。
かつて死刑は首切り役人によって公開でなされていました。
そんな時代を見事に再現。
最後のシーン、死刑囚がヨーグルトを食べながらコソコソ隠れるところまで、目が離せません。可愛いです。
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