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原稿の用意の仕方/自費出版のあれやこれや#24

今回は「原稿の用意の仕方」について。

自費出版を考えておられる方は、なんらかの書きためた文章や作品があるかと思います。それをどのような形で小社にお持ちいただいたり、送っていただくかについて書いていきます。

まず、文章の場合はWordデータでいただくことが多いです。その際、横書きでも縦書きでも大丈夫です。もちろん、他のテキストデータ、例えば一太郎で打ったデータでもOKです。ワープロ文書データは印刷会社によっては変換可能ですので、ご相談ください。文章のデータはメール、またはUSBメモリやSDカードにコピーしてお送りいただくか、自費出版サロンまでご持参ください。
もちろん、手書き原稿でも大丈夫です。費用はかかりますが小社にて文字入力いたします。

写真を入れる場合は、写真のjpgデータまたはプリントされた写真をお持ちいただくことになります。
最近はWordで写真を貼り付けてレイアウトされる方も多いかと思います。Wordに貼り付けた写真は貼り付けた時点で自動的にデータサイズが圧縮されて軽くなります。ですので、そのまま印刷には使えません。文章データとは別に元の画像データが必要になります。
Wordに貼り付けたからと元データを削除してしまいがちですが、CD-RやSDカードなどに保存しておかれることをおすすめします。その際、ファイル名を分かりやすい名前に変更したり、フォルダで整理しておけば、あとで探すのも楽ですよ。

ファイル名

また時折、モノクロの印刷物から写真をスキャンして載せたいという方がおられます。印刷された写真は小さい点の集まりでできています。それをスキャンしてもう一度印刷した場合、モアレという現象が起きる可能性が高いです。モアレとは規則正しい点の配置がずれたりして波紋のような意図しない模様が現れることです。

漫画の作画で使うスクリーントーンでもモアレが発生することがあります。
写真はモアレが出た時のものです(上)。印刷会社で調整してもらい、モアレを抑えました(下)。

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画集などをお作りになりたい場合は、作品を撮影した写真を持ってきていただく場合が多いです。ご自分で撮影するのが難しい場合、別途費用はかかりますが、カメラマンに依頼して撮影することも可能です。
絵てがみや小さなスケッチでしたら、原画をお持ちいただければスキャンして画像データにすることができます。

自費出版について、疑問・質問がありましたら、
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