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両刀古代 〜古代バレットの結論構築〜 [一部有料]シティリーグ準優勝✖️2

お久しぶりです。初めましての方は初めまして。
つきわ(@seibu1460)と申します。
Noteの執筆は1年ぶり、投稿だけを見ると3回目となります。文章のミスをできるだけ少なく頑張りますので、よろしくお願いします。
今回は有料部分があります。読んでくれた方が大会で勝てるような情報を多く載せたので、是非読んでいただければ幸いです。
それでは、最後までよろしくお願いします。


筆者について


まず初めに、今回執筆する私、つきわについて少し紹介させてください。普段は東京の僻地、神奈川扱いされている町田にて活動を行っています。

活動実績
・JCS2022 best32(シニア) トナメ1没
・2023CL横浜 best16(シニア) トナメ1没
・2023CL愛知 best32(シニア)
・CL完走多数(シニア)
・シティリーグトナメ5回(best8 4回 best4 1回)
今年度からマスターリーグになりました。CLが一切当たらなくて困ってます

また、今年度からプレイヤーだけでなくデッキビルダーとして活動をしています
作成デッキの実績
・かつた杯チーム戦優勝
・シティリーグ 準優勝✖️2(NEW)

ある程度実績はありますが、世界大会には行けてない弱者として考えていただければありがたいです。CL愛知のエクストラで世界大会目指します。

本デッキの名称について


今回作成したデッキである「古代バレット」は多くの名称があることで知られています。
「古代バレット」や「古代ビート」、そのほかにも「古代ウィニー」等が存在します。
今回のNote内では、一般的に使われている名称である「古代バレット」を用いて解説していきたいと思いますので、他の名称派閥の方は申し訳ございません…
※筆者はATB(Ancient Tool Box)呼びです

古代バレットとは


「こだい」マークのついたカードを主として複数種類採用し、非ルールのポケモンをメインとして戦うデッキのことを指します。
主な採用ポケモンとして、「コライドン」や「トドロクツキ」(以降小ツキと表記)があり、そこから選択枠として「ハバタクカミ」や「チヲハウハネ」、「イダイナキバ」が採用されています。テンプレリストは以下の通りです。

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また、小ツキとツキexをメインと据えた黒古代と表記されるデッキタイプも存在します。こちらに関しては後ほど解説を行います。

筆者が研究してきた古代バレットについて


新弾発売日から古代バレットの研究を始めました。主な要因としては2つあり
1.非ルール主体デッキとして必要な打点を確保できたこと
2.デッキがたねポケモン主体で構築されていたこと
というところに魅力を感じたところになります。

1つ目についてですが、古代バレットにはコライドンの中打点から小ツキの高打点まで揃っており、非ルールとして必要な「サイドレースを逆転させる力」が揃っていると考えました。
前期であるEFGレギュで活動していた「ロストバレット」を例として考えていただければわかりやすいと思われます。
2つ目についてですが、前期活躍した「ロストバレット」やDEFレギュで活躍したレジギガスは種をメインとしたデッキになっています。進化の必要性がなく、即時起動できるデッキとして強さが見られると考えました。

初日に結果を出したリストとして、はす氏のリストがあります。

初期として強すぎるリスト

筆者も、このリストをサンプルリストとしてデッキを構築していきました。
初期リストは以下の通りです。

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こちらのリストをチーム戦にて使用し、4-2の成績となりました。

<元リストの変更>
・ハバタクカミ1→チヲハウハネ1
→主にアルセウスを見ての変更。ロストシティ採用型のアルセが増えていたことにより、チヲハウハネ1枚のリストに疑問を感じたのが主な要因となっています。変更先のハバタクカミについては、ロストバレットのデッキが開拓途中で必要性がそこまでなかった点が主となっています。

・ボール5枚目(ハイパーボール2枚目)の採用
古代バレットの問題点として、序盤が安定しないという点があります。後半の山作りに関しては簡単に作れますが、序盤にゲッコウガを置けないパターンが一番負けに直結します。
そのため、ゲッコウガに触れる札としてボールの枚数を1枚増やし、手札に溜まった古代を減らすこともできるハイパーボールを採用しました。

・トレッキングシューズの不採用
山管理において、トレッキングシューズがなくても出来るようになったのが主な要因になります。ポケギアを打たないことによって山に残すことや、器で古代を切ること、手帳を使うことでナンジャモのケアができることからトレッキングシューズ不採用に踏み切りました。

本大会の結果を得て、スタジアムが4枚いらない点やハバタクカミ不採用でも行ける点に着目しました。

ここで2/3にトレカショップKCC埼玉で2位入賞したリストをご覧ください。

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なんか古代ポケモンの中に変なやついますね。なんだあの鋼のやつ、誰やねん…

実はFレギュの人

対リザードン最終兵器、1枚あるだけで打点ラインが30ずれます。
正直使うまで舐めてました、1枚入れるだけでリザードンワンパンへの障壁が大きく変わります。スタートした時の問題点はありますが、リザードン対面へのリターンが大きいことや、ボスをコバルオンに吐いてくれることによる盤面の維持も可能である点から採用を決めました。

2/10時点のリストがこちら

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ハバタクカミ不採用、コバルオンを採用することによってリザードン対面の勝率を担保しました。
当時ロスバレの研究がまだ終わっていなかったことにより、ハバタクカミの不採用に踏み切りました。ここから最後までハバタクカミの採用はありません、バイバイ…

この時点での勝率が以下の通りです
・リザードン:完全五分
・パオ:有利
・ロスバレ:存在なし
・ルギア:有利?(テンプレリスト存在なし)
・アルギラ:五分、ジャッジマン次第
・カビゴン:ゲッコウガ当たるな!!!!!
・イダイナキバ:存在なし
という感じでした。
当時存在してなかったのがロスバレ、イダイナキバなので古代バレットの刺さりはとてもよく感じました。その中で、最大母数のリザードンに五分しか取れなかったのに納得ができず、魔改造が始まります。

魔改造その1

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リザードンに勝ちたいだけの人、魂のコバルオン2投構築。コバルオンスタートすることを全て考慮に入れずに作りました。リザ対面以外でコバルオンが不要札となるのが流石に弱かったので解体。ロスバレが現在蔓延っている環境だと使いずらいので選択肢としては無しですね…

魔改造2

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こちらは自分の練習メンバーがCL福岡に持って行ったリストになります。
テツノツツミを採用することによって、最終ターンのサイド2を押し付けされるパターンをケアできます。また序盤の裏を呼ぶ手段としても使うことができ、カウンターキャッチャーの代わりとしても使うことができる点を高く評価しました。
結果は敗北です、私が悪い(2-3)

CL福岡を踏まえて


CL福岡において、一番話題になったのはイダイナキバでしょう。四天王であるバツローグ氏が12連勝かつ配信卓勝利によって大きな話題を呼びました。
CL環境においてのイダイナキバは不利対面がルギアしか存在せず、多くの上位プレイヤーが使用、入賞する形となりました。

リザ相手はカモ

もう1つ、CL福岡で活躍したデッキが黒古代と呼ばれるデッキタイプです。配信卓で招待選手として参加した松丸亮吾選手が使用し、day2進出したことで大きな話題となりました。

黒古代の参考リストがこちらになります

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「コライドン」や「チヲハウハネ」と言ったサブアタッカーの枠を全て削り、大小ツキでのサイドプランを組み立てる構築となっています。
空いた枠にダークパッチを入れることによって、オーリムを打たなくても盤面形成ができる点が1番の違いでしょう。

さてここまで古代系列でCLを勝った2種を並べてきましたが、1つ解答が見えて来ると思います。
それは『イダイナキバの刺さりが良すぎる』という点です。明確にキバを使えない対面がルギアしかなく、それ以外においては殴るにしても山を破壊するにしても何かしらの成果を出してくれます。

このことを頭に入れたままシティリーグ前日の練習を行なってた際、1つの案が浮かびます
『普通の古代バレットでLO偽装したら不利対面無くなるのでは?』
というものです。
その場でデッキを作成し、キバの不利であるvsルギアと古代バレットの不利であるvsリザとvsロストをやったところ全勝したことからこのデッキを持っていくことを決定しました。

2/21 シティリーグ矢向
筆者使用の両刀古代 4-2

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デッキとしての完成度としてはまだまだではありましたが、確実に爪痕を残せるデッキに進化しました。
この時は殴るプランを多めに考えていました。後の研究によって対面ごとのルートを固定することにより、勝率があがることになります。

<この段階の問題点>
・LOルートを取った時に山管理が辛い
→手帳釣竿の無駄打ちや探検家での巻き込み1回で山が足りなくなる
・必要打点の調整が終わらなかった
→まけんきハチマキの使用度が急落
この2点を再研究し、FFにデッキ提供を行いました。

2/26 シティリーグ ブックオフノースポート
(@game_fia_1112)使用 準優勝

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元々の問題点を修正し、キバのプランを厚めにとることでデッキの完成度を上げてくれました。決勝のアルセリザに予選でも負けているので、この対面は不利だと思います…

3/10 西友TSUTAYA町田
(@Rusuran_ptcg)使用 準優勝

MMpyMM-gx2x4m-2XR2Mp

ほぼ完成系に近いリスト。カウンターキャッチャーの採用枚数が増えているのがポイントで、有料の部分で解説してます。
スタジアム2になってるのはロスギラが流行っていることによるアルセが減ることを考えて。
ずっとこのデッキを調整してくれました、本当に感謝してます。

終わりに


無料分はここまでとなります。
本デッキはCL愛知環境でも戦えるポテンシャルを秘めたデッキとなっています。是非使ってみてください。
有料分では、現環境に持っていくことを考えたリストやカードごとの採用理由、全体面のプレイングについて書かせていただきます。
またCL愛知をエクストラで出るプレイヤーとして、私が実際に使う用で調整しているデッキを2種乗っけようと思います。
そのままCL愛知エクストラで使えるくらいの性能をしたデッキなので、是非見ていただきたいです。
収益に関しては、CL愛知エクストラへの参加費とさせていただきます。よろしくお願いします。

また次のnoteで出会いましょう。
このデッキが皆様の役に立つことを祈って。

                               つきわ


有料分こ購入ありがとうございます。
精一杯書かせていただきますので、よろしくお願い致します。CL愛知エクストラ環境でのお勧めデッキも最後に紹介いたしますので、最後まで読んでいただけたら幸いです。

デッキリスト

本デッキはイダイナキバでのLOをメインルートとしたリストとなっています。殴る対面も存在していて、アタッカーである小ツキやサブアタッカーのチヲハウハネも採用してありますが、偽装デッキに近いです。

採用カード
・小ツキ 4
本デッキの核となるカード①
主にアルセ、パオ、ルギア、カウンターカイナ等の殴った方が安全に勝てる対面にて使用します。
本デッキの古代枚数が26枚なため最高打点が330となっており、リザードンexのワンパンを一切考えておりません。基本的にvsterや1進化exをワンパンできる打点ラインを想定した古代の枚数を採用しています。
偽装をする時もしない時も盤面に2体は並べておきたいです。LOルートとの切り替えがいつでもできるように、相手にLOルートをそこまで悟らせないように盤面広げる目的でも使います。

・イダイナキバ 4
本デッキの核となるカード②
主にリザードンex、ロストバレット、古代バレットミラーにて使用します。
ロスバレと古代バレットに関しては、盤面にイダイナキバを並べないことで相手の山消費を通常と同じように行なっていただけるように盤面形成を行います。リザードンex対面に関しては初手からイダイナキバのみ展開し、LOをメインルートと確定してプレイを行うことで迷いをなくす方が勝率が安定します。
また、アルセ対面でのサブアタッカーとしても利用しますので、LOだけにこだわらないカードとして重宝できます。殴る際は、事前に1エネ貼っておくことによってダブタ+オーリムで起動するのが一番良いです。相手のボスの打たせ先にもなるので積極的に手張りしましょう。

・チヲハウハネ 1
主にアルセ対面、カウンターカイナのサブアタッカーとLOルートの5枚目として使用します。まけんきハチマキが存在しないため、アルセウスvがワンパンできる時のみ盤面に出して展開する必要性が出てくる、とても難しいカードでもあります。
カウンターカイナ対面に関しても、返しにごっつぁんぷりふぁいを決められると2-2交換になってしまうため、カウンターキャッチャーやプライムキャッチャーと組み合わせて使用していくのが主になります。
LOの5枚目使用は正直おまけ程度ですが、キバが無くなった際でも山札を削る1つの手段として覚えていただければと思います。

・ハバタクカミ 1
イダイナキバ対面にのみ使用します。ロスバレ相手に出して殴る等の行為はしない方が安定します。キバでのLOルートを目指しましょう。ロスバレ相手に使いたい方はハバタクカミの複数採用をお勧めします。
肝心のイダイナキバ対面ですが、弱点180+ベンチ20の大きな利点がありますので積極的に使用しましょう。相手が山札を掘ってくれるため、ハバタクカミ+小ツキのパッケージで殴り続けるのがメインルートになります。

・ピジョットv 1
山札管理の簡略化が目的。特にリザードンex対面はLOルードがメインとなるため、山札の管理がカツカツになってしまうことを避けれるのが偉い。一応技が存在し、打点がダブタ込み140出るため1つの手段として頭の中に入れておくことが必要。ピジョットを1回壁にするプレイをすることでリザードン相手の1ターンを稼げる点も考えておく(こだわりベルトが裏目)

・かがやくゲッコウガ 1
古代系列のかがやく枠はこれしかないです。

・ネスト-ハイボ:3-2
ボール総数は5以上ないと盤面展開が安定しないためお勧めできません。
枚数配分ですが、小ツキで殴る際の打点確保や山管理を目的とした不要札のトラッシュにハイパーボールが欲しいため3-2の割り振りしています。4-1との差別点として、序盤で後半必要となる札を切らざるを得ない場面が出てきてしまう点が➖なので、必要札の管理を安全にしたい方は4-1をお勧めします。

<サーチ先優先度>
初手:ゲッコウガ>>>>>>>>>>>>その他
以下ゲッコウガ出てるorサイド落ち前提
リザ:キバ>>小ツキ>>>>>その他
パオ:小ツキ>キバ>>>>>>その他
ルギア:小ツキ>>>>>>>>>その他
ロスバレ:キバ>>>>ハバカミ>>>>>その他
イダイナキバ:ハバカミ>小ツキ>>>その他
アルセ:ハネ>小ツキ>キバ>>>>>ハバカミ
カウンターカイナ:小ツキ>ハネ>>キバ>>>>ハバカミ

・大地の器 4
古代唯一のグッズ、最強のカードです。隠し札用のエネルギーサーチとしても、手札に嵩張った古代ポケモンをトラッシュに送る用でも、最後の山圧縮にも使えます。
相手が殴る対面(ルギアやパオ等)の場合、出来るだけ古代ポケモンを切るように使いましょう。手札に古代が固まって、最終的に打点が足りないパターンが多いのをケアするためです。

・カウンターキャッチャー 4
LOルートでも、サイド取り切りルートでも使用します。本デッキはサポート権を古代サポート2種に使いたいため、常にサイドが負けている状態を作ると勝ちに近づきやすくなります。
元々3枚のリストで運用していましたが、LOルートにおいて4枚使いたいが「探検家の発見」にて巻き込んでしまう、という場面が多かったため枚数を増やしました。

・プライムキャッチャー 1
メインがLOルートになったため、Ace Specの採用カードが変わりました。採用理由はカウンターキャッチャーと同様ですが、こちらはサイドレースが同数や有利の時も使える利点があります。プライムキャッチャーを宣言する時は最初に出すポケモンの選択を間違えないようにしましょう。

<各対面ごとのキャッチャーカード使用枚数>
基本的に使う枚数です、結構変わります
リザ:5枚
パオ:2〜3枚
ルギア:3枚
ロスバレ:1枚〜2枚
イダイナキバ:0〜1枚
アルセ:2〜3枚
カウンターカイナ:2〜3枚

・ポケギア3.0 4
古代サポートに触れないと始まらないので4枚採用確定。
必要分以外は打たずに山に残すことで、相手の干渉札に対して対応できるようになります。ただ手札が詰まってるor打ちたいサポートが確定してる時はお祈りしながら打ちましょう。

・すごい釣竿 2
試合の中で使うのは1枚のことが多いです。
主にポケモン1+エネルギー2枚で戻すので、山に残ってるエネとポケモンの枚数は常に把握しておきましょう。

・ともだちてちょう 1
探検家の発見で拾うカード最優先です。サポートを打つ回数が確実に足りないので、手帳で古代サポートを戻してポケギアで当てに行く動きが必要になります。
また相手のナンジャモケアとしても使えるため、極力トラッシュに送らないようにしましょう。

・ブーストエナジー古代 4
小ツキの打点としても、盤面のHPアップにも使うことができる万能カード。
LOルートでは、イダイナキバにこれをつけた状態で山を削ることで、リザードンexの技を1発耐える状態を作り続けます。ブーストエナジーを引けてなくてボスで取られるとサイドレースがギリになるので、出来るだけ盤面に出す時は同時にブーエネが貼れるタイミングにしましょう。
殴る対面の時もハイボで切れないのであれば前に貼ることで、相手が倒してくれればトラッシュの古代が2枚増えるため活用しましょう。

・学習装置 1
最強カードだと思います。盤面のエネルギー総数を変化させないことで、オーリムを打たなくてもいい場面を作ることができます。
本デッキはエネ加速をオーリムに依存しているため、オーリムを使用せずに盤面のエネルギーを維持できる学習装置は必須カードになります。

・オーリム 4  探検家 4
古代サポート8枚フル投入。ここを削るわけがないので確定枠です。基本盤面のエネ枚数を見て打つサポートを決めますが、相手が止まってる時は探検家優先で大丈夫です。
LOルートを取る時は探検家を打つ回数をできるだけ減らしましょう。自分の山も足りなくなるし、盤面のエネルギーの枚数も足りなくなります。
初手のサポートのみ探検家>オーリムです。

・ボウルタウン 2
盤面広げることが先決なので、基本引いたら貼ります。対面のデッキを見て、何を出すか決めましょう。優先度は上に全て書いてありますのでそれを基準にしていただければ、盤面形成がある程度うまく行くと思います。
※注意:アルセ対面のみスタジアムの雑貼りが許されないので気をつけてください。相手のリーグ本部やロストシティを剥がす目的でスタジアムを使います。

・ポケストップ 1
主な使い方はグッズの必要札が引けなかった時にさらに山を掘る用で使うのが1つと、山札に残った古代をトラッシュに送る目的で使います。そのため、1枚入れておくと上振れと安定を見れるカードとして重宝します。

(相手のポケストップは使うな、自分のポケストップには祈れ)

・エネ配分:6-3-2
悪エネは殴る時のプランとして一番使うため、最大数の6枚採用を取っています。山管理のタイミングで山にエネが残るようにすると常に殴りやすくなります。
闘エネはチヲハウハネとイダイナキバが2エネ要求なため、サイド落ちや引けないことを考えた+1枚の3枚採用。大地の器で持ってくる優先度は高めになります。
ダブルターボはLOルートの上振れ要素として採用してます。オーリムがなくて探検家打たざるを得ない場面でも、盤面のエネ0から技宣言まで辿り着ける点を大きく評価しました。

<採用候補カード>

・小コライドン

今までで一番活躍してるコライドン

盤面の古代ポケモンの枚数×20が簡単な打点として偉いです。ただ盤面を広げないといけない都合上小ツキとのバランスが難しく、複数採用しないとサブアタッカーとして起用しずらいところから採用を見送りました。
イダイナキバが刺さらなくなった環境や、LOじゃなくサイドを6枚取るルートで勝てるようになったら採用が検討されるカードだと思います。

・大ツキ(トドロクツキex)

非エクに1枚だけ刺すex系大好き

リザードンexをワンパンする用のカードなので、今回のLOルートをメイン軸としたデッキとは大きく相性が悪いです。
もしこのカードを採用するなら、ダークパッチを採用した黒古代を使う方がいいです。

・ヒスイのヘビーボール

いらない時に引くから嫌い

サイドに詰まったピジョットvやかがやくゲッコウガ、また古代ポケモンを回収する目的で使用します。
本カードの問題点として、必要タイミングでこのカードを引ける保証がないという点です。特にゲッコウガのサイド落ちの際には、早めにサイドから回収して盤面に置きたいのですが、このカードを確定サーチする札がないため縦引きに依存されます。縦引きでこのカードを引いても弱い場面が多く、今の対戦環境においてスピードに追いついていないと感じたため不採用にしました。
CL等の大型大会では、安定性を求める点から採用を検討する枠だと思います。変更するならすごい釣竿の2枚目との交換ですね。

・覚醒のドラム

シンプルisベスト

縦引きを強くしてくれる古代専用のAce Specです。主な活用方法はナンジャモ後の手札補充や、古代枚数の増強のために採用します。単純にいつ打っても強い古代カードなので、古代デッキには積極的に採用したいカードです。
本デッキの不採用理由としては、イダイナキバとの相性がとても良くない点です。自分の山管理と古代枚数の管理をしたいのに、古代を増やすには山を掘らざるを得ないこのAce Specがデッキとして向いていないのがあります。本デッキではプライムキャッチャーを採用する運びとなりました。

・緊急ボード

逃げエネ減るカードはいつの時代も強い

noteのリスト調整中に一番入れたくなったカードです。自分の盤面操作がしやすくなり、ターン始めの前出しで悩む必要性がなくなります。
特に「上からの引き方で前に出すポケモン変えたいけど…」といった場面や、プライムキャッチャー引いた時に前出ししているポケモンが違ったら…といった悩みを解決してくれます。
最終的な動きの決定を遅らせられるため、最終的な動きの安定を担保してくれます。
61枚目は?と聞かれたら確実にこのカードですね。

・ボスの指令

絵柄これが一番好き

裏を呼ぶ札として採用するパターンがある。古代デッキにとって、サポ権は古代サポート2種に使いたいものであるため採用を見送りました。ここの枠を抜いた分、カウンターキャッチャーやプライムキャッチャーといった裏を呼べるグッズを多めに採用してます。

・ナンジャモ

目の前でSR当てられた苦い思い出

古代サポートに触れなかった時の緊急手段。最後にナンジャモを使って動きを止めながら山を削るルート等も取れるカード。本当に緊急手段なため、古代のサポートが引けなかった時の盤面が貧弱であり、本カードを採用するより他の盤面を強く出来るカードの方が強い。
相手をロックする目的なら強いカードなので、採用するのも一つの手。

・ジェットエネルギー

高騰してから4枚買いました

逃げるための札兼エネルギーの増量。このカードを採用して一番強い動きが、ベンチの無色エネ要求ポケモンがそのまま殴れる点になるが、正直これ入れるなら緊急ボードの方が強い。
エネルギーの増量としてはダブルターボエネルギーが入っているため、特に入れる必要はないと思う。古代デッキの形を変えるなら候補として上がるカード程度。

各対面の動き方

環境本当に割れてますね

おすぎさんの環境図をお借りして解説していきたいと思います。この場を借りておすぎさんに感謝を、本当にありがとうございます!

初手に出すポケモンについて

追記させていただきます。初手のバトル場に出すポケモンの優先度は以下の通りです

トドロクツキ>イダイナキバ>>>ハバタクカミ=ゲッコウガ>チヲハウハネ

トドロクツキの方がイダイナキバより逃げエネが少ないことから最優先になります。
ハバタクカミとゲッコウガは出すと裏目になる対面(ハバタクカミ→パオジアン、ゲッコウガ→カビゴン)が存在するため優先度が低く、チヲハウハネは逃げエネがハバタクカミやゲッコウガより2つも重いことから優先度が最下位となっています。
初手に複数の種ポケモンがあれば、こちらを参考に出していただければ幸いです。

vsリザードンex

勝率:有利
ルート:LO

ビーダル型テンプレリスト
ピジョット型テンプレリスト

※注意:これはアルセウスの入ってないリザードン相手の勝ち方です。アルセの入ってるリザードンはアルギラと同じ戦い方を取ってください

この対面のためにイダイナキバを4投してると言っても過言じゃないくらい大事な対面。
現代環境の25%はこの対面なのでここに勝てないデッキはデッキじゃないです。
イダイナキバを使用してのLOルートを目指して盤面形成を行います。山管理が結構シビアで、ピジョットvがないと自分の山がなくなって負けるので注意が必要です。初手からボウルタウンやネストハイボでイダイナキバを着地させ、ひたすら山を削ります。
イダイナキバ着地の際にブーストエナジー古代が貼れていない場合、マッハサーチ→ボスでサイドを勧められるパターンがあるため、極力揃ったタイミングで出すようにしましょう。
ブーエネ持ちを2回押し付けられたらほぼ勝てます。ナンジャモ連打にバグらないような山作りが必要となります。

ロストスイーパーで前が気絶して、そのまま裏取られて種切れがないように、盤面に3体はポケモンを置くようにしましょう。基本盤面は、前イダイナキバ、後ろイダイナキバ+ゲッコウガにしておくとナンジャモ相手の復帰がしやすくなります。

基本盤面

<探検家基本優先度>
手帳>釣竿2枚目>ブーエネ古代>がくしゅうそうち>ボール系統>釣竿1枚目>その他
<キャッチャー呼び先>
ビーダル1択、それ以外だと逃げられるか普通に攻撃されます。

リザードン側の勝ち方

基本的にはブーストエナジー古代を無視する戦い方をしましょう。ボスやロストスイーパーを使ってワンパンするルートをひたすら追い続ければ問題ないです。両刀古代のリストにはハンド干渉札がないため、マッハサーチで必要札を手札に抱えることで地盤崩壊で落ちるのをケアしましょう。また、釣竿やナンジャモ等の山が回復する札は極力残しながらプレイしましょう。最後のタイミングで山を増加させて延命します。

vsパオジアン 

先手有利 後手五分
ルート:サイド取り切り

テンプレリスト

1-1-2-2ルートのサイド取り切りを目指す対面です。基本的にはカウンターキャッチャーを使う展開にならずに勝てますが、サイドレースが負けてる時は全力でセグレイブを呼んで倒し続ける必要があります。パオジアンがワンパンできる打点がない間は裏を取ることをメインにしましょう。パオジアンを2回攻撃するとサイドレースで不利になります。
またブーストエナジー古代を前に貼ると、相手の要求値が上がるため極力貼るようにしましょう。
LOルートについてですが、サイドレースが間に合わないと判断した時にビーダルを縛ると意外と止まります。相手がカウンターキャッチャーを打てば勝ちの盤面になったら、わざとサイドを取らずに山を削りましょう。
ナンジャモが1枚だけ入っているため山管理は常に行いつつ、パオジアンexをワンパンできる火力(トラッシュに古代15枚)を早急に準備するように心がけると勝率が上がります。

盤面形成は、バトル場小ツキ、ベンチに小ツキ、ゲッコウガが最低ラインです。小ツキを置くのは悪エネをフルで使って技宣言可能な3体までにしておきましょう。

基本盤面

<あだうちやばねの打点ライン>
0枚:セビエ、ビッパ
5枚:ビーダル
9枚:セグレイブ
15枚:パオジアンex
16枚:テツノカイナex
<探検家基本優先度>
手帳>釣竿2枚目>学習装置>ボール系統>ブーエナ古代>その他
<キャッチャー呼び先>
セグレイブ、ビーダル
パオジアン(ワンパンできる時のみ)
基本的には倒せるポケモンを優先して呼ばないと負けます。

パオジアン側の勝ち方

月光手裏剣+テツノカイナ2回で4枚取るルートが一般的です。パオジアンを使って2-2交換をしたのち、手裏剣カイナを通し切りましょう。先に裏を呼ぶ札としてカウンターキャッチャーを使うことで、サイドレース関係なく2回目のカイナを通せるようになります。
ナンジャモが刺さる対面なので、相手の盤面にエネが少なめだったら使っていきましょう。1ターンでも技を使われないターンが出来ると有利に傾きます。

vsロストバレット(ロスギラ)

勝率:有利
ルート:LO

ロスバレテンプレリスト
ロスギラテンプレリスト

相手のミラージュゲートを全て落とし切ったらほぼ勝ちの対面です。ロスバレ側がロストを貯めなければいけない都合上、自ら山を掘ってくれるのでそれに乗っかりましょう。
最近のリストでは釣竿が4枚入っているため、延命された時に面倒になります。序盤の地盤崩壊で落ちることを願いましょう。
両刀古代目線だとやることが単純なので、とても気楽な対面です。変にサイドを取り切る等を考えずに最初から山札を削り切ることだけ考えて盤面形成を行いましょう。
ロスバレ側のライコウでブーエナ付きのイダイナキバがワンパンされないように盤面を作れば、相手側からワンパンする手段がトドロクツキしかないため地盤崩壊を複数回宣言できることがあります。

盤面はバトル場にイダイナキバを置き、ベンチにキバを2面置きましょう。ゲッコウガを置く際は、エネを手張りしておくことによって縛られても逃げられるようにしておくと、相手のプライムキャッチャーケアになります。

基本盤面

<探検家基本優先度>
手帳>釣竿2枚目>ボール系統>ブーエナ古代>学習装置>その他
<キャッチャー呼び先>
緊急ボードのついてないキュワワー
かがやくゲッコウガ
正直どこ縛っても大差ないですが、ウッウでビートされるのが一番面倒なのでそれを避けるようにしましょう。

ロスバレ側の勝ち方

相手がLOと確定していれば山を掘らずにおとぼけスピット連打でいいのですが、両刀古代にその判断は難しいのが現実です。ロストを7まで貯めてから相手の盤面を見て考えましょう。ツツジ等も刺さらないため相当厳しいです。

vsルギアvster

勝率:五分
ルート:サイド取り切り

テンプレリスト

両刀にする大きな意味はルギアに勝てることです。LOルートでは勝てない対面にサイドを取り切れるプランを用意することで勝ちに行きます。
基本的にはルギアをあだうちやばね2回で倒してからサイドレースを有利状況で進め続けます。相手のネオラントをプライムキャッチャーで取れる場面があればほぼ勝ちに等しく、それ以外でも正面を倒し続けるだけでサイドレース有利を取れます。
相手にサイドを先行された際は、アーケオスを2回取ってから最後にルギアを取るルートを取ることでサイドレースの逆転を目指します。相手の出してくるチラチーノ等は基本無視して大丈夫です。
追記)3/10にて新ルートが開拓されました。相手のルギアやチラチーノをひたすら取り続けて、相手の盤面からこちらのブーエナ付き古代をワンパンできるポケモンを消してしまうという戦い方です。
このルートの利点として、相手の崩れたスタジアムを逆に利用できるという点です。相手がダメージを負ったルギアを崩れたスタジアムで消してくれれば、古代側から見たらワンパンされるアタッカーが1匹消えたのと同義です。
カビゴンで殴らせるようにして、最終盤面にてカビゴンでワンパンできるポケモンを0にすることを目標に動きましょう。

主なサイドの取り方は1-1-2-2ですが、1を4回取ってから最後にvやvsterを取るルートでも何も問題ないので、最終的に6枚綺麗に取り切ることだけを考えましょう。
ナンジャモを複数枚採用してるデッキなので、山管理を常に意識しながら対戦すると動きが止まって負けるパターンが減ります。

盤面形成はバトル場小ツキ、ベンチゲッコウガ、小ツキが最低ラインで、盤面自体は広げて問題ないです。最終的にルギアvsterをワンパンできる打点があればok。

基本盤面

<あだうちやばねの打点ライン>
0枚:チラーミィ
4枚:チラチーノ
8枚:アーケオス カビゴン
10枚:ネオラント
15枚:ルギアv
21枚:ルギアvster
<探検家基本優先度>
手帳>釣竿2枚目>学習装置>ボール系統>その他
<キャッチャー呼び先>
アーケオス
ネオラントv、ルギアv、vster
(ワンパンできる時のみ)
ワンパンできるポケモンを呼びましょう。

ルギア側の勝ち方

出来るだけ早くサイドを2枚取られるポケモンを盤面から消して、チラチーノやカビゴンを使って戦っていきましょう。ナンジャモが刺さりやすい対面なので、積極的に打っていくと相手が1手止まってくれるかもしれません。
ボスの打ち先としては最優先がゲッコウガになります。手札が細くなりやすいデッキなので、エンジンとなり得るゲッコウガを早めに倒しましょう。

vs古代バレットミラー

勝率:有利
ルート:サイド取り切り→LO

テンプレリスト

本対面は最終盤面までLOを見せないことが重要です。相手にイダイナキバの複数採用をさとらせず、序盤は古代同士の殴り合いを演じます。相手が山を削ってきたタイミングでLOルートに切り替えて、山を削り切りましょう。
普通に殴り合いで勝てそうならそのまま継続して問題ないですが、自分の山札枚数だけは常に気にする癖をつけてください。相手のデッキからイダイナキバが飛んでくるかもしれません。
サイドを取り切る際は相手のツキexを壁にされるパターンが多いため、サイドレースの管理だけは常に行いましょう。最後に1を取るのが一番打点を気にせずに行えるため安定します。
不意に飛んでくるツツジの対策だけ忘れずに。

盤面形成はバトル場小ツキ、ベンチかがやくゲッコウガ+小ツキ1〜2面を常に維持しつつ、途中からはイダイナキバを2面並べていきましょう。相手のキャッチャーカードでゲッコウガが縛られないように手張りをする心がけがあると勝率が安定します。

LOスイッチ後盤面

<あだうちやばねの打点ライン>
2枚:ハバタクカミ
7枚:コライドン 小ツキ イダイナキバ
13枚:ブーエネつき7枚ワンパン組
15枚:大ツキ(トドロクツキex)
23枚:ブーエナつき大ツキ
<探検家基本優先度>
手帳>釣竿2枚目>学習装置>ボール系統>釣竿1枚目>ブーエナ古代>その他
<キャッチャー呼び先>
ゲッコウガ(縛る時)
メインの呼び先はありませんが、プライムキャッチャーだけ残しておくと最後の1を取るのが楽になります。

vsイダイナキバ

勝率:五分
ルート:サイド取り切り>LO

テンプレリスト

基本はハバタクカミを使ってサイド取り切りを目指しますが、相手が山を掘ってくれるデッキなのには変わりないため、LOを狙える際は積極的に狙っていきましょう。
ハバタクカミがイダイナキバの弱点をつける+後ろへのバラマキもあるため早めにバトル場に出して技宣言していくのが主になります。後半は相手の地盤崩壊で落ちた古代カードを生かして、小ツキのあだうちやばねを使っていくとサイドを取り切ることができます。
地盤崩壊へのケアとして、釣竿や手帳、ピジョットvなどを活用し山札を極力多い状態に保ちましょう。ゲッコウガを出す必要もないため、オーリム1回で盤面を作りきれれば勝ちに等しいです。

盤面形成はバトル場ハバタクカミ、ベンチに小ツキのみで問題ありません。相手がハバタクカミを倒してくるのであれば、山は削れてないので小ツキをベンチに追加して対応しましょう。

基本盤面

<あだうちやばねの打点ライン>
7枚:イダイナキバ
13枚:ブーエナつきイダイナキバ
<探検家基本優先度>
手帳>釣竿2枚目>釣竿1枚目>ボール系統>その他
<キャッチャー呼び先>
なし!!

イダイナキバ側の勝ち方

山札を削る際に釣竿や手帳が落ちることをお祈りしましょう。ハバタクカミを取っても山を削れていないため、正面を倒すより山を削ることを優先してプレイを組み立てましょう。
出来るだけヒーローマントやブーエナ古代をつけた状態で技宣言まで辿り着くようにしないと、返しにワンパンされて試行回数が稼げません。

vsアルギラ 

勝率:五分
ルート:サイド取り切り

テンプレリスト

山を削ることを1ミリも考えずにサイドを取り切りましょう。
序盤は小ツキの火力だとアルセウスvsterがワンパンできないため、イダイナキバの下技でvsterをワンパンしたり、チヲハウハネで裏のアルセvをワンパンすることを考えましょう。サイドレースで1-1-2-2を取れれば綺麗に勝てます。最後は小ツキがワンパンできる打点を出せるため、そこまでの盤面維持を常に行えれば勝てます。
ジャッジマンやナンジャモをひたすら打ってくる対面なため、出来るだけ盤面のエネを維持しつつ相手を2パンすることも視野に入れながら行動を組み立てましょう。引けたサポートで戦うのも、縦引きデッキには大切。
スタジアムを雑張りすると、相手のリーグ本部やロストシティが剥がせなくて負けるパターンがあるため、できるだけスタジアムを残すプレイングを心がけましょう。自らスタジアムを貼る時は、相手がスタジアムを張っている時か盤面を作る時のどちらかです。

盤面形成はバトル場チヲハウハネorイダイナキバ→小ツキ、ベンチにゲッコウガ+エネの完成したアタッカー3種のどれかが完璧な盤面です。正直ジャッジとナンジャモで満足いく盤面は作れないため、多少は妥協しながらプレイしましょう。

理想盤面

<あだうちやばねの打点ライン>
0枚:ビッパ、ホシガリス
5枚:ビーダル
15枚:アルセウスv ギラティナv
21枚:アルセウスvster ギラティナvster
<探検家基本優先度>
手帳>釣竿2枚目>スタジアム>学習装置>ボール系統>釣竿1枚目>その他
<キャッチャー呼び先>
ビーダル
アルセv ギラティナv(ワンパンできる時)
1-1-2-2を取れるように裏を呼びましょう。

アルギラ側の勝ち方

ひたすらジャッジマンとナンジャモを打ち続けてバグることを祈りましょう。1手でも止まれば勝ちに等しいのでそこまでひたすら連打すると良いです。その際にスタジアムを添えれると、相手の要求値が上がるので1手止まる可能性が上がります。
ボスで呼ぶ先としてはゲッコウガが最優先です。チヲハウハネは勝手に気絶してくれる他、ブーエネ古代を張ったとしても2回技宣言をしてしまうとロストスイーパーで気絶するのでそれを狙いましょう。

vsアルセ(ギラティナ以外)

勝率:五分
ルート:サイド取り切り

M3pM22-azuX7W-pRyypX

3月頭からアルセグレンアルマの母数が増えています。そのため一応解説を書きますが、3/10日にはるn選手がロスギラで優勝したことから母数が減る読みです。

1-1-2-2を目標として動き、アルセウスはイダイナキバやチヲハウハネを使ってワンパンできると五分くらいの勝負まで持ち込めます。ワンパンできなかった際に、チェレンの気配りを打たれるとその時点でサイドレースが厳しくなるため、基本的には裏のビッパやビーダル、exの進化前から取ることを心がけましょう。
(テンプレにチェレン入ってないらしいですね、自分なら100%入れます)
基本ないと思いますが、ヒーローマント貼られたらワンパンは不可能なので大人しく2回で倒しきるルートを考えましょう。アルセに貼られたらチェレンの気配りを引かれないか、入っていないお祈りで突っ込むしかありません。神に祈りましょう。

盤面形成はバトル場チヲハウハネorイダイナキバ→小ツキ、ベンチにゲッコウガ+エネの完成したアタッカー3種のどれかが完璧な盤面です。通常のアルセが入ったデッキと同様に、ジャッジとナンジャモで満足いく盤面は作れないため、多少は妥協しながらプレイしましょう。

<あだうちやばねの打点ライン>
0枚:ビッパ、カルボウ
5枚:ビーダル
6枚:グレンアルマ
15枚:アルセウスv
19枚:グレンアルマex
21枚:アルセウスvster

<探検家基本優先度>
手帳>釣竿2枚目>学習装置>ボール系統>釣竿1枚目>その他
<キャッチャー呼び先>
サイド取れるところから。アルセウスをワンパンできる盤面が作れたら優先して呼びましょう

カウンターカイナ 

勝率:弱不利
ルート:サイド取り切り

テンプレリスト

2-2-2ルートを追うのが一番いいですが、ミライドンに盤面を強化されないように立ち回るのが大切です。できるだけ早めに突破して、相手の盤面が出来きるまでにサイドを進めましょう。ブーエネ古代付きの小ツキがごっつぁんプリファイでワンパンされないパターンが多くあるため、相手の2-2-2完遂をできるだけ邪魔していきましょう。テンプレに釣竿がないため、1回テツノカシラを取れるとワンパンされなくなります。積極的に裏を狙っていきましょう。
相手のテツノカイナで優先するのはブーエナ未来がついてる方を優先して倒しましょう。こちらのブーエナ古代付き小ツキがワンパンされる可能性を極力下げることができます。
また、イダイナキバをアタッカーとして運用していきましょう。弱点でテツノカイナをワンパンできるほか、チヲハウハネと違い自傷ダメージがないため返しのごっつぁんプリファイで気絶する可能性を少しでも減らせます。

盤面作成はバトル場小ツキ、ベンチにゲッコウガ+小ツキがベストです。アタッカーだけは常に切らさず、殴り続けましょう。

基本盤面

<あだうちやばねの打点ライン>
4枚:テツノカシラex
7枚:ミライドン
16枚:テツノカイナex
<探検家基本優先度>
手帳>釣竿2枚目>学習装置>ボール系統>釣竿1枚目>その他
<キャッチャー呼び先>
テツノカイナex最優先。
サイドを2取れるポケモンを呼びましょう。

カウンターカイナ側の勝ち方

テツノカイナを使って2-2-2を押しつけましょう。ロストスイーパーがないデッキなので、ヘビーバトンでエネをひたすら移動させ続けながらごっつあんプリファイを宣言し続けましょう。ミライドンをひたすら押しつけて、相手に1枚取らせてから動くとより勝ちやすいです。
また、相手のブーエナ古代がついたポケモンは基本無視して裏を狙いましょう。ごっつぁんプリファイでワンパンできるポケモンを呼ぶのが優先度1位です。

vsカビゴンLO

勝率:五分
ルート:サイド取り切り

テンプレリスト

全力でゲッコウガを盤面に引き摺り出されないようにプレイしましょう。ゲッコウガが縛られた時点で試合が終わります。
基本的にはトドロクツキやイダイナキバで殴っていくのですが、闘エネルギーが3枚しかないのでチヲハウハネ+イダイナキバだとどちらかが技宣言できない展開になってしまいます。出来るだけトラッシュや手札にポケモンを抱えず、盤面のポケモンのみで戦うことを目指しましょう。

盤面形成は、トドロクツキ単騎を目指します。相手のエリカでイダイナキバやチヲハウハネが出された際はそこにエネをつけて殴っていきましょう。

基本盤面

<あだうちやばねの打点ライン>
8枚:カビゴン
11枚:ロトムv
12枚:イーユイex
13枚:お守り付きカビゴン
14枚:ピジョットv
18枚:マント付きカビゴン
<探検家基本優先度>
釣竿2枚目>釣竿1枚目>ポケモン>その他
<キャッチャー呼び先>
ロトムv
カウンターキャッチャーは使えないので諦めましょう。プライムキャッチャーはロトム1択です。

カビゴン側の勝ち方

ゲッコウガを縛れたら無条件で勝ちです。チヲハウハネやイダイナキバを3面引き摺り出すルートでも、相手のエネが足りなくなるため「とおせんぼ」でロックできます。
相手がLOルートの時はイーユイexで山を削ることで勝てます。地盤崩壊で4枚削るには自分の山を3枚以上削らないといけないからです。

クリムゾンヘイズについて

新弾での最大の問題点はアンフェアスタンプです。サイドを取り切るプランを取った時に、不意に飛んできるスタンプで手札が空っぽになります。

一箱で当てます。

現在採用が見込まれるのがリザードンexとパオジアンexの2デッキになります。リザードンexに関してはLOルートを取るため1ミリも関係ありませんが、パオジアンex相手のみサイドを取り切るプランを取るためスタンプと向き合わなければいけません。そのため、新環境を見据えたリストの変更を行いました。

新環境リストについて

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本デッキはアンフェアスタンプに対する一つの回答を入れています。打たれる前に相手のハンドからスタンプを消ししまえばいい、ということです。変更点については以下の通りです。

・カウンターキャッチャー 4→3
カウンターキャッチャーを最大枚数を使う対面だったリザードンexのデッキタイプがビーダルからピジョットに変わったことによるリスト変更になります。ヨネタクのnote効果ってすごいんですね。
・ヒスイのヘビーボール不採用
本デッキは3/10に準優勝したリストから変更を加えていますが、私はヒスイのヘビーボールを不採用にするプレイヤーなので入れてません。理由に関しては、採用候補カードのヒスイのヘビーボールを読んでいただけたら幸いです。
・ビワ採用
従来のイダイナキバLOから案を受けたものになります。相手のアンフェアスタンプだけでなく、リザの抱えた釣竿や手帳などを落とすのにも活用できます。このカードを使う時は古代サポートが使えませんが、相手の手札を削るという点でLOとも噛み合いが良いと考え採用しました。元々LOメインのリストに入ってたものですしね。
・闘エネルギー4枚目採用。
主にカビゴンやアルセウス対面を見たものになります。エネの枚数が奇数だと、技宣言のできないポケモンが1体できてしまうため、それを避けた形になります。特にカビゴンLO対面では、エリカで2回イダイナキバが当たるとLOルートにシフトせざるを得なかったため、今回のリスト変更で少しは戦いやすくなったと考えています。

新環境でも戦えるデッキとなっているので是非使ってみてください。

CL札幌を終えて
今シーズン最後のCLが終わりました。
自分は4-3と悔しい結果に終わりましたが、皆さんはどうだったでしょうか?
今シーズン最後の追記として、この先の古代バレットについて書かせていただきます。

まず、今環境の古代バレットはサイド6枚を取り切る方が強い環境となっています。
主な原因はルギアとドラパルトが台頭しているという点です。特にドラパルト相手にLOルートを取るのがほぼ不可能であり、ワンパンルートを取らざるを得ません。

リザードン対策について

RRのイラストが1番好き

岩オーガポン1枚で対策できます。
リザ側のキャンセルコロン採用率が低く、またウカツホツラの採用も見られないため、盤面を岩オーガポン単騎にして行く流れがリザードン相手に勝ちやすくなります。初手から単騎にするのではなく、古代を壁にしながらオーガポンにエネルギーを貼り切る展開にするとより勝ちやすいです。(キャンコロやホムラが突っ込んできたら諦めましょう、このあたりは環境読みをしながら決めるのが良いです。)

Ace Specについて

テキストは大味、やってることは安定

1番強いのはシークレットボックスになります。
サイドを取り切る都合上古代を多く落としたいこのデッキにとって、3枚トラッシュはデメリットになりえません。また、サポートサーチだけでなく後続の確保やHPの底上げも可能であり、本デッキに欲しかった要素を全て兼ね備えています。
1回入れてみて体験していただけると幸いです。コストロスよりメリットの方が大きいのがこのカードの魅力になります。

終わりに

何か質問があればいつでもDMにてお待ちしています。加筆して欲しいところがあれば、爆速で書きますので教えていただければ幸いです。本デッキを使用してシティリーグやCLで勝てる人が増えることを願っています。
ここから先はCL愛知環境において強いと感じているデッキをエクストラ2種紹介させていただきます。おまけ程度で見ていただければ幸いです。

CL愛知 エクストラおすすめデッキ

1.虹tドラゴンルギア

nN6LgH-G33tLF-iLgQnn

優勝筆頭候補、正直デッキパワーが異次元に高いです。ナンスやダストで止まることへのケアからブロアー3+サイレントラボ2の構築になっています。去年のリストから違法改造パーツであるテツノカイナexとコライドンexを獲得し、元々の次元からさらに1つ上に進化しました。
正直握るデッキが決まらなかったらこれ使ってると思います。

2.アンフェアスタンプ採用型ポストドラゴ

LLLnLg-IZO4c0-gNNH9Q

新弾のアンフェアスタンプで1年ぶりにAce Specの枠が変わりました。
ルギアとLOに勝てないデッキ。tier2以下を破壊するを生業としてるデッキですが、今回はルギアとLOに勝てるリストを目指して作成しました。
注目点はフウとラン、ナタネの活気、アンフェアスタンプの3種です。
フウとランはドローサポートながら、フリーザーロック相手のロック回避札として活用できます。ナタネの活気はドラゴvsterを1ターン起動させることができるカードのため、LO対面での技宣言回数を増やすことが可能です。
最後にアンフェアスタンプですが、最強カードなのでマリィを抜くのを検討しています。
(追記:マリィが抜けました。ドロソの枚数が4枚で足りると確定したためであり、その枠にコイントスを必要としながら盤面を回収できるスーパーポケモン回収を採用しました。)
ほぼサポートかつ相手に干渉できる札なので、他のところに1枠割いてもいいと思います。
あのカードは今までのAce Specとは訳が違うくらい強い。本当になんであんなカードを作ってしまったんだ…。

各デッキの質問や回し方等知りたい方はDMに来てください、全て教えます。




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