ことばのちから/散らかる文　青紗蘭

言葉は、今日も誰かの間を行ったり来たり。
誰にでも、素晴らしい表現をもつ言葉は、覚えれば使える。

だが、言葉をこころに届けるには、拙くても良いのだ。
何よりも大事なのは言葉のちからを信じ、想いを乗せ通わせること。

それらの行いに言葉は応え、大きな翼を生やす。

私は、ここにいます。
あなたの哀しみに寄り添います。
どうか、立ちあがることを怖れないで。

そんな私の想いにさえ。

どんな言葉にも。
あたたかい想いが、込められたなら。
翼が生え大きく羽ばたきはじめる。

そして、届く。
ぬくもりのことば。