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川口ちゃんの衣装計画#119 職業としての小さな浄土

【2023年12月下旬〜2024年1月下旬の自問自答】

私のコンセプトである"小さな浄土"。

これだ!と閃いてからはや数年。
自分の中で何回かイメージというかスタンスが変わっているけど、現実的な職業と結びついたことは未だない。

別にコンセプトが職業である必要はないんだけど、ただやっぱり、仕事って生き方で、生き方ってファッションじゃん?

ならばせめて心の中でくらいは職業を決めた方がやっぱ良いなと思って、コンセプトに合う職業をあれこれ考えた結果、2つの案が浮かんだ。

※その仕事の苦労も知らずに好き勝手書いてますが妄想なので大目に見てください。



①読者の人生を変える謎のコラムニスト


早速すぎるけどコンセプトを一旦置いておき、やってみたい職業から考えたら、"読者の人生を変える謎のコラムニスト"に辿り着いた。

私は昔からお悩み相談系のコラムや実用書を読むのが大好きだ。

楽しみ方としては、悩みに共感したりアドバイスを参考にしたりする…といったものではなく、悩みの本質を自覚せず見当違いなことをぐるぐる悩んでいる相談者にイラっとし(だからこそ相談者として選ばれてるんだろうけど)、それに対してすごく的確な回答があると大変嬉しくなり、逆に回答側までもが的外れなアドバイスをしているとより一層イラッとする、というような感じだ。人気のある回答者でも変なこと言ってること多いのよ!時代には合ってるのかもしれないけどね、みたいな。

誤解してほしくないんだけど、他者の問題解決力の無さを馬鹿にしているわけでも、自分がいかに問題解決が得意かを自慢したいわけでもなく(そこまでは自信ないしね)、歯がゆいのだ。この人にはもっと良い未来が待っているはずなのに、私には伝える術も、耳を貸してもらう実力もない!みたいな感じで。

でもね、そういうことを言ってるやつ(私)に限って大したことないねん!!!!

ならば、実際に行動してみて身の程を知ればよいではないか!!!!!

ということで、相談を受けて解決する人になりたいと思った。

でも、どうにかしたいという気持ちが先走ってしまいアドバイスが単なる私の意見の押し付けになってしまったら回答者失格なので、相談のされ方のお作法を学ぶ必要がある。

問題解決の最も良い方法は"傾聴"だと最近読んだ本に書いてあったので、バーのママみたいなお仕事はどうかなと思ったけど、厄介な人に依存からの逆恨みをされたり、間口が広すぎて私の想定していないレベルの悩みがきてしまったりしそうで不安。

ほどよいところで帰ってもらう策として足湯カフェとかどうかな…どうせなら足湯の浴槽の隣に錦鯉でも泳がせて…と思ったけど施工費用と水光熱費で破産間違いなしの非現実的職業なので却下。鯉がいると生臭そうだし。

そもそも私は喋るより文章で気持ちを伝える方が得意なので、やっぱり文章でやりとりしたいんだよね。じっくり読んで、じっくり考えて文章でお返事を出すのが理想的だな。

…それってやっぱり私が普段から大好きな雑誌の後ろの方のコラムを書いてる人だよね、ということで、コラムニストになりたいという結論に至ったのである。

ただのコラムニストじゃない。読者の人生を変えるようなコラムよ!ちなみに肩書きによって回答の受け取り方を左右されたくないから、なるべく謎の存在でいたい。アイコンもイラストで。

まあ実績ゼロの人間の言葉なんて誰が聞くんだよと思うので、相談されるようになるためにまず実績を積まないといけないね。掲載前提でお悩み募集しつつ、勝手にコラムを書きはじめるか。

そのためにもまずはどんなお悩みにも対応できる洗練されたメソッドを持ちたいな。自分の中にはあるんだよ、しっかり言語化できてないだけで。明確に言語化しなくては。やるべきこと多い。

……でもそれってコンセプトと関係ある?!掲載部分が"小さな"浄土ってか?!(※それはもう自虐)

相談者の心がちょっぴり救われるようなメソッドを編み出せれば、コンセプトと繋がるんだろうか。"川口ちゃんの小さな浄土"という連載が本になるイメージ?!

あと、読者の人生を変える謎のコラムニストが着ていそうなファッションて何?!


②病院の受付

私は以前スピリチュアルカウンセラーさんに向いている仕事についてみてもらった時に、看護師さんのような医療関係が向いていると言われた。

しかし看護師なんて、なるのも、なってからも超大変なお仕事で(本当に日々ありがとうございます)とてもじゃないけど目指せないので、現実的に目指せそうなところとして、病院の受付なんてどうかしらという話になった。患者さんに対し、親切ににこやかにしている感じが私には合うらしい。

やる気になった私は、今の仕事をやめたら転職できるよう資格を取ろう!と思って、診療報酬請求事務能力認定試験の勉強をしたんだけど、途中で放棄してしまって。

それから医療事務は諦めていたんだけど…べつに本気でなろうと思ったら、資格を持ってなくても応募してみればいいんだよね。

コンセプトとの関係だけど、病院の受付のお仕事は小さな浄土だと思う。

こんな風に感動することもあるし、あと、娘が生まれて、私を見て笑うようになってからは笑顔の力を再認識したしね。

ただ、制服だと思うのでファッションとはあまり関係ないかな。


起業を知る

なんにせよとりあえず、職業って雇われorフリーランスじゃん?と思って、試しに起業の本を読んでみた。

内容が現実的な気配だったのでこれにした

この本には、要するに、起業するなら今の状況でできることからはじめるべし、そして、お金を稼ぐためじゃなくお金が無限にあってもそれでもやりたいことを見つけてトライすべしと書いてあった。

ここにきて、お金が無限にあったら何がしたいですか?という、自問自答ファッション教室のあきやさんの問いかけに戻ってきた!

相談されるコラムニストになるならブログのフォロワーたくさん増やさなきゃ…とか思ったけど、フォロワーゼロでも楽しくやれるんだったら、目指すべきだよね。一生読者ゼロと仮定して妄想してみたら、自分がやりたいことが問題解決なのか、それとも自慢や承認欲求を満たしたいだけなのかがわかる気がする。よく考えよう。

病院の受付のほうは、給料と労働が見合わないのははじめからわかっているし、お金はあまり関係ないかな。生き方として成したいこと…となるのこっちのほうが正解ルートなのかも!

…でもやはりファッションと関連させるのは難しい。え、もしかして家で医療事務の方々が着ているような服を着てすごしてみればいいの?コスプレ?


余談①一年中クリスマスのオーナメントを売る人


私はよく"クリスマスのオーナメントを一年中売って暮らしたい"とつぶやいている。まあこれは本気ではなく、どうぶつの森の世界ではオーナメント屋のキャラになりたいな、くらいのテンションでの発言。

しかしこれを本気でやろうとするとどうなるのか。

私の場合、オーナメントは仕入れるのでなく自分で作って売りたいので、まず製造方法を知るところからなのだが、先日届いたメルマガにタイミング良くオーナメントの製造方法が書いてあった。

これは…自作するには工房借りないと無理だ。イメージよりハードなお仕事だった。毎年素敵なオーナメントをありがとうございます。



余談②ヘッドマッサージ屋


日頃から興味のあるお仕事の二つ目は、ヘッドマッサージ屋さん。

私は昔からマッサージが得意だという自負がある。一番得意なのは肩揉みなんだけど、個人的に頭皮のコリをほぐすと一番すっきりするので、得意を活かしてドライヘッドマッサージ屋さんになりたいなと思ったりする。

でも頭って、力加減によっては致命傷を与えてしまう部分だから怖い。そこまではいかなくても、私自身前にヘッドマッサージを受けた後にひどい頭痛がしたことがあり、結構危険なサービスだなと思った経験がある。

あと、私は女性なので、男性と部屋で二人きりになるのは普通に怖い。でもヘッドマッサージは薄毛に悩む男性に需要あると思うんだよね。改善効果があるのかはわからんけど。個人でやるとすると利益のために料金は最低でも15000円からとかになるはずだから、そこまで変な人は来ないと思うけど、万が一はあるし、そもそも高額に設定するならそれはそれで相応のクオリティを提供し続ける必要があるし。

施術以外も、部屋にほこりが溜まっていたら信頼が崩れるだろうし、昨日の晩御飯のせいで手が玉ねぎ臭いとかでもリピーターを失うだろうし…大変な職業だと思う。

現職の方々、そんな大変なサービスをありがとう、という感謝の気持ちで検討が終了した。

信じないことが信条🍤