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2023年の執筆活動振り返り!創作もインタビューもどちらも頑張りたい来年

2023年も残すところあと3日、今年も一年の振り返りの時期がやってまいりました。

例によって去年の記事を読み返していたのですが、

2022年は紅白歌合戦前に慌てて書いてたっぽい。「ご利用は……計画的に……」なんて言うてました。

一方、この記事を書き始めた今日は29日。

若干学んだ。

えらいぞ私。

まあ、今年はワケあって義実家への帰省をスキップして自分の実家に早めに帰ってきているため、時間に余裕があるからなんですけどね。


■文字数で振り返る

さてさて、去年もやった文字数での振り返りをするべく、今年もざっと計算してみました。

  • ライターの仕事

  • 小説やnoteのエッセイ

  • 公募(小説賞など)への応募

で書いた字数、全てを雑に含めた月々の文字数グラフがこちら。

合わせて367,438文字

月々の文字数の差を埋めるのが来年の目標やな…。

なーんて去年の振り返りでカッコつけておりましたが、

ゼェンゼン埋まりませんでしたね。

文字数に表れているように、今年の6月はちょっとヤバかった。

祖母の入院などで実家に帰らなければならなくなり、テンヤワンヤしていたところに新しいお仕事がいろいろはじまり、結果質の悪い記事を量産してほとんどの案件が継続依頼に繋がりませんでした……。

ライター向いてねぇ!!!

って心から思いましたね。

でも、6月の地獄を経験したおかげで、いかに書く前にメンタルを整えるか、心に余裕を持つかをめちゃくちゃ考えて調整するようになりました。

で、数字を見る限り同じくらいの文字数を量産していた9月は、新しい仕事じゃなかったとかプライベートに余裕があったとか、いろいろ幸運な理由はありつつも、そんなにメンタルをやられることなく過ごすことができた気がします。

6月はリアルに泣きながら書いていました。でも、何かを得るきっかけにはなったようです。

ま、仕事はいっぱい失ったけど。


ちょっと気になったので、種類別にも分けてみた。

私は「作家×ライター」を名乗っており、インタビュー記事を書くかたわら、小説を書く活動もしています。

が、創作……全然できてへんやないかい。

うすうすわかってはいたけど、改めて数字で見て、びっくりしてしまった……。

来年は、月々の文字数というより、もう少し創作の比率を増やしていきたいなぁ。

そうそう、8月以降に「企画」という項目が増えていますが、これはイベント告知マンガや絵本や寸劇のシナリオ、エッセイ企画への参加などを指します。

キャリアスクールのコミュニティ運営をサポートするメンバーに入ったおかげで、イラストを描く方などと組んで作品を作る機会が増えました。貴重な経験。すごく楽しかったし、来年も続く予定です。


■仕事で振り返る

◎2月〜:ホテル取材を担当

初の仕事でのオフライン取材はホテル!
旅行情報サイト「たびらい」様にご縁をいただき、取材記事を担当しました。

2月はお城のように立派なホテル、夏には超ラグジュアリーな一棟貸しのホテルを取材。

車で熱海まで行って現地に一泊し、3つの系列ホテルを営業さんと共に2日かけて巡るというスケジュールでした。

たまにサイトへ行くと、書いた記事がランキングに入っていて、ひとりでニコニコしています。

編集部の方の温かいフィードバックとホテルの皆さんのこだわりやホスピタリティに助けられた取材でした。

◎3月〜:片づけのプロ「ライフオーガナイザー」にインタビュー

キャリアスクール関係のご縁で、ライフオーガナイザー協会の広報noteインタビュー記事を担当することに。

「片づけのプロ」と聞くと、モノをちゃっちゃか捨てまくるみたいなイメージを持っていましたが、ライフオーガナイズではそうではないのです。

お仕事を受けるまで失礼ながらまったく知らなかったので、勉強しながら記事を書いた一年でした。「使わないほうが良い言葉」や、「文章だけでいかにお人柄を伝えるか」を学ぶきっかけになりました。

◎5月〜:わんこと暮らす飼い主さんにインタビュー

こちらもキャリアスクール関係のご縁。ペテトテ様が運営する犬との暮らしを伝えるメディア「tetewan」のインタビュー記事を担当することに。

飼い主さんにわんことの暮らしぶりを聞くのですが、実はtetewanで「全く初対面の人と2人きりのオンライン取材」をはじめて経験しました。

私自身は犬と暮らしたことがないのですが、わんこ含め動物が大好きなので、毎回お話を聞いていて幸せな気持ちになります。

◎7月〜:キャリアスクールの生徒さんの受講体験記

女性限定キャリアスクールSHElikes様が運営するメディア「SHEshares」で、生徒さんのインタビューを担当することに。

かつて私もこのメディアに載っている記事がきっかけで受講を開始したので感慨深いです。

執筆を通して、メディアのトンマナに合わせたやわらかい表現の工夫など、とても勉強になりました。

◎7月〜:お仕事案件で短編小説を執筆

マスターズコンサルティング様が運営する、不動産売却の成功をサポートするメディア「不動産売却アカデミー」に掲載する短編小説の執筆を担当しました。

実話をもとにした創作で、私はあらすじの考案から行いました。
全3話で2話まで更新されています。

編集さんとの打ち合わせで「主人公の〇〇はもっとこうしたほうが……」みたいな話が出るたびに、「自分の考えた登場人物が誰かの中で生きている」ことに感動していました。

◎10月:イラストレーターさんにインタビュー

「SHIBUYA109デジタルペットデザインコンテスト」にノミネートされた4名の方にインタビューしました。

記事は、ポートフォリオサイトを運営するforiio様のメディアに掲載されました。(私もforiioでポートフォリオを作っていて、このお仕事自体も、実はforiio内のメッセージ機能経由でいただきました。)

自分が創作活動をしているということもあり、クリエイターさんにインタビューするのがすごくすごく楽しくて……またこういうお仕事をしてみたいなぁと心から思っています。

◎昨年から引き続き

交通系メディア「メルクマール」様でコラム記事を執筆中です。
元測量士の経験を活かし、理系っぽい観点を交えつつおもしろい記事になるよう工夫しながら書いています。

◎そのほかにも

ポートフォリオ・SNS掲載がNGなのですが、就活サイトに掲載するインタビュー記事の執筆を、一年にわたり担当しました。

さらに、執筆の仕事をいただいたご縁で、秋頃からとある会社さんのインタビュー記事の校閲も担当しています。

■創作で振り返る

◎2月:140字小説方丈杯「優秀賞」

『あにぃさん、今すぐTwitterを見てください』

2月末。フォロワーさんからLINEに舞い込んだ一通の連絡。
なんやなんやとアプリを開いたところ、

年始に蕎麦屋でうなりながら書いていた小説に、優秀賞をいただきました。
方丈海さんの140字小説集の刊行を記念して開催されたこの賞には、1000作もの応募があったそうです。

びっくりして、カフェのトイレで震えました。

方丈さんの御本はこちらです。特典としてサイン本をいただいたのですが、秀逸なオチに笑って泣ける一冊です。最近2巻が発売されたそうなので、そちらも続けて拝読したいと思います!

◎4月:小説でもどうぞ「佳作」

ある日、家のポストを開けたら、「公募ガイド編集部」と書かれた茶封筒が届いていました。

ちょっと分厚い。なんだこれ。と開けましたらば……。

「第18回『小説でもどうぞ』にご応募ありがとうございました。
あなたの作品が佳作に選出されましたので、賞品をお送りします」

と書かれた紙と、公募ガイドオリジナルのメモ帳が入っていて「?!」となりました。

なんと、年度末が忙しすぎて、「佳作おめでとう」メールを見逃していたようなのです。
講評もいただき、嬉しくも背筋が伸びる思いでした。

◎9月:夏の星々140字小説コンテスト「一席」

今年からリニューアルされた星々さんの140字小説コンテストで1位をいただきました。こちらは前もってDMをいただき、発表日は落ち着いて迎えることができましたが、しばらくフワフワソワソワした気分でおりました。

夏の星々の応募総数は、919編だったとか。
他の方の作品もすてきなのでぜひ。
下記リンクから読めます!

選考を務められている小説家のほしおさなえ先生に、11月の文学フリマでご挨拶させていただき、先生や星々運営スタッフの方の140字小説もお迎えしました。

受賞した作品で、来年嬉しいご報告もできそうです!

◎12月:140字小説を展示会に出すことを決意

実は今年の夏、創作活動のあり方を模索するべく、住んでいる市に拠点をおくアート財団に相談に行きました。

インタビュー記事や140字小説を担当の方に見せて、「今後自分をどうやって売り込めばいいか」という相談に乗っていただきました。

討ち入りのような勢いで、とりあえずやってきました状態の私に対して丁寧にヒアリングしていただき、市内で活動するクリエイターを紹介するポートフォリオページにも登録していただきました。

TwitterもといXでやっている、140字小説を裏面に印刷した名刺をお渡ししたら、「これ、すごくおもしろいですね!」と言ってくださったのもとてもうれしかった……。

今年作った創作活動用の名刺

で、これをきっかけに、財団からときどきイベントの案内をいただくようになり……目に止まったのは、1月に市のランドマークで開催される作品の展示会の案内でした。

私なんかが……としばらく迷っていましたが、エッセイの展示もOKとのこと。さすがに小説の項目はなかったのですが、どうしようかな〜とかつぶやいていたら、財団の公式アカウントから「文章も歓迎ですよ」とリプライをいただきました。

Twitterで繋がってるの、忘れてた……。

めちゃくちゃ恥ずかしい……。
これをお読みになっていたらここでお詫びを申し上げたい次第です……。ピィピィお騒がせしてすみません。

キャリアスクールの方にイラストを付けていただくことになり、新たな試みとして、年明け、140字小説を出品してみたいと思います。

がんばります!!

■来年はギャラドスに進化したい

「ギャラドス」というポケモンがいます。
最初は「はねる」という攻撃力ゼロの技しか使えない鯉なのですが、進化すると龍のようなカッコいい姿になります。

来年は天を駆けるギャラドスになりたいね。辰年だしね。

ちなみに、冒頭に書いたように、今年は早めに自分の実家に帰省してゆっくりこの記事を書くことができました。というのも、年末にちょっとデカめの病気が見つかりまして。親が心配している様子だったので早く帰ってきたのです。

べつに体調が悪いというわけではなく、今すぐどうこうというわけではありません。単に血液検査で病気が見つかった段階で、お医者さんにもいろいろ検査をしながら様子を見ましょうと言われています。

今日、友達に会ってこの話をしたら、「よっしゃ!じゃあ一緒に神社にお参りしにいこ!」と言ってくれて、縁切り神社で病気との縁を断ち切ってきました。

だから絶対大丈夫!
何があっても結局文章を書いている。それがわたし。
大好きな「書く」活動を末長く続けていけるように、自分の体とも向き合いながら、来年も一歩一歩進んでいきたいと思います。


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