音楽劇「ダ・ポンテ」〜ロレンツォ・海宝・ダ・ポンテを堪能した話

Mの娘です☺︎

観てまいりました！
我らが海宝直人主演！音楽劇ダ・ポンテ🎵

シアター1010公演と、ブリリアホール公演、両方1回ずつ観ています。まだ観ます😆

最初、組体操終わった直後みたいな、謎に白いビジュアルが解禁された時は、どうしようかと思いましたが、実際は、海宝ファンにはたまらない最高にかっこいいビジュアルとお衣装で、本当にありがとうございます、となりました。

(もはや海宝くんご本人も、なんかの配信の時に、あの白いポスターは、違いますから！！的なことを言ってた😅)

2回観て感じた違いなど

以下、内容に触れています⚠️

この舞台、セットがめちゃくちゃ簡素なので、個人的にはシアター1010の方が作品の雰囲気と劇場がマッチしていたように思いました。

ブリリアは立派なホールすぎて、こじんまりとした作品の雰囲気とのアンバランス感が大きくなってたような気がします。　

海宝くんはブリリアくらいの規模感がちょうどいい歌唱力ではあるんですけども´д` ;
(1010とかクリエだと天井吹っ飛んじゃうのでね…☺︎)※吹っ飛んでません。

それと、当然ながらお芝居も少しずつ変化していて、海宝ロレンツォはシアター1010の時の方が感情爆発、あざとさ全開だった(なんかバブバブしてた？笑)印象です。毎回違うのかしら！！？
ブリリアの時は少し落ち着いてました。

そうそう、ラストの表情が全然違って驚いたのです！シアター1010では、暗転の直前に無邪気で穏やかな笑顔を覗かせて天を仰いでたんですけど、ブリリアではなんとも神妙な表情をされていて…前回ほど笑っていなくて！
変えてきたな！？？と。
その前のコジファントゥッテの回想シーンで、涙ながらに無邪気に笑ってたから、そのときの表情と被らないようにしたのかな？
それぞれどういう心境なのか知りたくなっちゃいました。3回目が楽しみだ😊

ちなみに、音響は、どちらも問題なかったです😁

海宝ファンのための作品？

これ、海宝ファンは相当楽しいと思います。
とにかく出ずっぱり。
学生時代から青年時代、そして晩年まで演じられる凄さ。
笑顔、カッコつけ、チャラさ、キスシーン、苦しみ、イキり、酔っ払い、涙…あらゆる感情の芝居をこれでもかと堪能できる。

昨年末、「いきなり本読み」で海宝くんを観た時の感動に似ています！

芝居と歌が巧いなぁ…！！
これにつきます。

以下、好きなポイント⇩

⚫︎おじいダポンテがヨロヨロしながらチラシ配りまくってるところ
⚫︎おじいダポンテの"アーー😚それなら私が読んで差し上げましょう😚"的な台詞の謎テンション
⚫︎アンジョレッタに微笑みかけて助けを求めるけど虚しく引きずられていくところ
⚫︎パブのおばちゃんの顔をあざとい顔で見つめたかと思えば、お膝に泣きつくところ
⚫︎酔っ払ってクネクネしながら暴言吐き捨てながら歌うデュエット
⚫︎何やってんだよ負け犬！俺はお前とは違う！諦めない！！とギラギラしながらも友人を失ったショックが隠しきれないところ
⚫︎おじいダポンテの泣きながら無邪気に微笑む表情

役作りとしては、ベースは基本あざとくて人の懐に入るのがうまい子なのかな、という印象。

しかしながら学生時代は抑圧された環境で育ったので、あまり感情が大きく外に出ず、でも恋愛体質なのは変わってないな、という感じ。

青年時代はいろんな人とつるんで、取り入って、明るくギラギラしていたけど、どこか表面的というか、孤独感があって、可哀想な人でした。フェラレーゼの言う通り、愛に飢えていたんだと思います。だからこその女遊び、地位や名声への固執、だったのかなと思います。

晩年は、"普通のおじいちゃん"になっていました。欲しかった地位や名声はモーツァルトほど得られなかったけど、もがいてもがいて、苦しんで彷徨い歩いた結果、最愛の奥さんナンシーと出会えて、普通の暮らしができた。
相変わらず女性には目がない、でも穏やかな普通の人になっていました。

まぁでも、これで良かったのかもしれないですね😌幸せならそれで😌

ていうかダポンテ海宝おじいちゃんが好きすぎる…🥹♡一度家に遊びに来て欲しいです。
(ちなみに私の母は、真彩希帆ちゃん演じるシルウァに家に来てもらいたいらしいです。)

チケット残りすぎ問題

もう悲しいほどチケットが売れ残ってまして。
私はせっせと買ってるんですけども、あちこちで割引セールのオンパレード。

ストーリーはまぁ、なんというか、史実とダポンテの人生をひたすら追っかけていく感じですので…比較的平たんですが、海宝さんに興味がある方には是非おすすめです。(お安く観れますし！！)海宝さんの超絶技巧に、すごっ😳と唸るシーンが、多々ございます。

(他の役者さんはどうしても描き方が浅いのと出番がそこまで多くないです…(･_･;)

何卒よろしくお願い申し上げます。(誰)

では☺︎