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苦手な分野に2日間向き合ってわかったこと。

自分の苦手な分野ってわかりますでしょうか?

得意な分野と苦手な分野どっちを明確に把握できているでしょうか?

意外と苦手な分野の方がはっきりしていたり、どちらも曖昧だったりすると思います。

苦手な分野と格闘して打ち破れたので、どこが苦手意識になっていたんだろう、「勉強」で得意苦手って何だろうと思うようになりました。

それでわかったことは、「勉強内容」の3パターンと「勉強スタイル」の2パターンです。

それを押さえることが出来れば、自分の得意分野をうまく活かしつつ、苦手分野を得意分野にすることができるかもしれません。

1.【勉強内容3パターン】得意な分野と苦手な分野は横断的になっていく

得意な分野と苦手な分野って例えば「国語」や「数学」といった科目や専門で分けていませんでしょうか?

ですが、社会人になって思うのは学生の頃とは違って明確に境界を分けられないこと。

学生の頃は明確に教科が決まっていて、どれが得意苦手かは点数で判断できた。

社会人での「勉強」は資格やソリューションになっていきます。

さらに暗黙知も積み重なって自分なりのノウハウが作られていく。

つまり縦ではなく横断的になっていくのです。

そうなると、なにが得意でなにが苦手かなんてリセットされたようなもの。
1から探していくことになります。

その経験から考えたことは、縦の単位で見るのではなく、その「勉強」の中身を見ること。

資格を例に挙げると、3パターンあると思います。

①暗記型(選択肢問題、記憶力勝負)
②公式型(暗記は少ないけど公式や原理の理解が必要)
③実技型(実際の環境に近い条件で手を動かす)

3パターンと言っても複合型がほとんどですね。

例を挙げるなら、世界遺産検定や基本情報技術者試験の午前は①。
簿記や数学系のは②。
AWSやAzureなどソリューション独自の資格が③。

この3つのどれが自分にとって得意なのか苦手なのかがわかると、得意な勉強法や取りやすい資格が見えてくると思います。

2.【勉強スタイル2パターン】保全型と拡散型のどちらのスタイルかを知る

これは日経ビジネスのサイトを参考にしたのですが、FFS理論の考えが勉強法に効果的だと身をもって知ったので取り上げます。

今回格闘した苦手分野は勉強内容で言うと②の公式型でした。
そして私は拡散型です。

公式型のなにが苦手だったのかが、保全型と拡散型を知って気付いたのです。

それは、公式型は発散できないから。
枠が決められていて、その枠の中でどう組み込むのかが求められる。
つまり、1つ1つの原理や現象に深い理解が必要なのです。

今までうまく行った経験を鑑みると、①暗記型だったり②実技型のようにある程度自由度が高く、発散しても量で勝負できた。

だから量ではなく原理の理解となると、自分の興味によほどマッチしない限り習得に時間がかかるのかなと思いました。

このように、勉強内容✖️勉強スタイルで、得意分野苦手分野をより明瞭に判断できるのです。

そうすれば闇雲に手を出さずに最小限の時間で最大の結果を出せるようになります。

3.2日間で苦手分野を判別できる簡単な方法                   

最後に、でも実際にやってみないと得意か苦手かがわからない。その二元論で考えていなかった、というご意見があるかもしれません。

そこで、2日間でわかる苦手分野判別方法があります。

それは、2日間ひたすらその勉強だけをやって知恵熱が出たりしないか、楽しいかということ。

その勉強に関わることなら周辺分野に手を伸ばしてもいいですが、軸はその特定の分野です。

遊びは入れてもいいですが、他分野の勉強は入れない。

2日間やってみると、合わなければ頭が働かなくなります。
私の場合ひどい時は知恵熱が出たので体は正直者ということを実証しました。

逆になにも症状が出ない、むしろ楽しい!となれば合っています。
そのまま続けていくと成果が出ると思います。

心ではなく体に聞くという戦法も以外と使えます。
あまりやりすぎると体調不良になりかねないので、適度に試してみてください。

苦手だと思っていた分野が得意かもという新たな発見につながるかもしれない。


最後に楽しく勉強する方法はいくらでもあります。
ですが、自分の得意苦手を知らないまま進めてしまうと、手段化されてしまって「あれ、何でこれをやっているんだろう」「なんか作業になっている」症候群になりかねません。

ですので、得意苦手を横断的に知った上で楽しくできると最強だと思います!

大事なことは、苦手なことを無理やりやらないこと。
嫌悪感しか残らないのは悲しいことです。
身体に変な症状が出そうだなと感じたら、すぐにやめる勇気も必要だと思います。

私もまだまだ掴みきれていませんが、少しずつ試しながら掴んで行って、この分野なら楽しくできる!を確立していきたいです。

ここまで読んでくださりありがとうございました!
頑張っているあなたの参考になりましたら幸いです。


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