学校へ行きたくない

我が家の子どもたちの通った小学校では、学年ごとに帽子の色分けがされている。今年の一年生は緑。娘の時と同じ色だ。ということは、娘が入学してから3巡したことなるのか。月日が経つのは本当に早い。

ところでその娘だが、
入学当初、学校に行き渋った。理由はいろいろあったようだ。

実は僕自身も小学校は度々休んだ。理由は行きたくないから。
娘が同じように行きたがらない様子をみていて、ふと気がついた。

学校というところは、子どもの理屈ではなく、大人たちの都合でてきた社会である。

つまり、その制度化された場所に放り込まれて疲れてしまった結果、行きたくなったのだと。

娘の行き渋りに付き合う中で、ぼくは娘の気持ちではなく、自身の子ども 時代の気持ちがわかった気がした。
よく頑張っていたよ、幼い自分。
そして今、娘も娘なりに頑張っているんだ。
そしたら何故か少しホッとした。

娘の行き渋りはその後、丸々一年続いた。
その間、ほぼ毎朝学校まで一緒に歩いて通った。
大変だったけど、今思えば懐かしく、愛おしい時間に思える。

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