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わたしについて 12 〜社会体験ツアーの企画〜

 教員時代に、多くの生徒達を見ていると、家庭と学校以外の大人と接する機会が少なく、社会とつながっている感覚が薄いことに気づきました。
また沖縄に対する肯定感の低さがあり、沖縄の未来に期待をしていない様子が伝わってきました。(わたしについて11より抜粋)

 真剣に生きている人たちがいて、家庭と学校以外にも、社会はこんなにも広いんだということを知ってもらうために、家族と学校以外の第三の大人と接する場を作りたい、本気の大人たちともっと会わせたい、もっと社会と繋がるような場を作りたい、といろんな社会体験を企画するための会社を立ち上げました。

 また、「もっと沖縄に誇りを持ってほしい」「君たちが未来の沖縄を作っていってほしい」という想いもありました。 

 なので、沖縄での体験にこだわっています。
沖縄で社会をよくするために真剣に取り組んでいる方々を子ども達が訪問し、社会体験を中心にワークショップなどを展開しています。

 マングローブ林が舞台だったり、ラジオ局が舞台だったり、サトウキビ農家が舞台だったり、子どもの居場所が舞台だったりします。

 高齢者の方々が講師になったり、大学生が講師になったり、地域のお母さん方が講師になったり、大学教授が講師になったり、子どもたちはいろんなバックボーンを持った方々と話す機会もありました。

プログラムはこんなのもあります。

・沖縄で考えるダイバーシテイー
・芸人が案内する沖縄の生活文化
・サトウキビの収穫・圧搾・濃縮・試食
・基地の存在が地域経済に与える影響
・沖縄の新聞を通して考える東アジアの安全保障
・沖縄の海洋汚染
・ハンセン病差別と人権
・メデイアを通して地域の課題を解決する
・沖縄の漁業と海人の暮らし
・沖縄の新産業
・北谷の探究街歩き
・地元メデイアや地域の歴史資料活用の取り組みを考える など

『子ども達が、何を感じ、何を考えるか』そんな場作りに拘っています😃

                つづく

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