備忘録 8/1~8/5の日記 


8/1(火)
前日からジャニオタの友人が泊まりに来ており、AM3:30から、ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”を観ようとなる。私は、一国民として国民的なアイドルである嵐のことが好きな程度であって、「オタク」「推し」といった感情はなかったが、見終わるころには「ありがとう…ありがとう」と言いながら号泣してしまった。隣にいた友人も「アイドルとしての究極系を見た」ということを言っており満足していたようでよかった。佐藤に足りないのは「綺麗ごとを綺麗ごととして歌ってくれる人」なのだと思った。

朝ごはんにマックでハッピーセットを食べる。卑しくないギリギリのラインであるが、クーポンを使うと、400円でハンバーガー、ポテトS、シェイク、そしておまけのおもちゃがもらえてしまうのだ。

夜からネットサークルの友人に他己分析をしてもらう。この友人は、Matcherという就活アプリで内定者として無双しているそうで「どんなことしてるの?」と雑談の中で聞いたところからこのイベントが発生した。
内容としては幼少期からの人生を語っていき、最後に私の強みを教えてもらえる、といったものだ。私は普段からカウンセリングに通っているのと、就活を経験し自分の人生について話すことに免疫がついていたため、自分の人生について他人に語ることに抵抗がなくペラペラ話していた。が、

「実家にいるとき、何がつらかったの?」という質問で状況が一変する。
「なんか死にたくなって.…」と言い、涙は出てくるが、言葉が出てこなくなってしまった。

これは心理学の初めのほうで習うでおなじみ、あの防衛機能「抑圧(トラウマが無意識に押し込められて思い出せないやつ)」だ!と泣きながら興奮した。話しているうちに思い出した。

新版 心理学

私の長所はそれなりに的確に言葉を発することができることで、でもそれは良いとは言えない家庭環境で生き延びるために培った能力なのだろうね、というお話にまとまった。
私の気持ちが高ぶってしまい、AM3:30まで二次会をした。


8/2(水)
約2年ぶりに地元の友人と会う。時期的にアムウェイの勧誘をされるかと思ったが杞憂であった。

映画 宮崎駿「君たちはどう生きるか」を鑑賞する。パンフレット等購入したかったが、取り扱い自体がないとのことでこんなところまで攻めているのかと感心した。エディプスコンプレックスのお話だな、とか、宮崎駿の集大成らしい作品だな、など思ったが正直なところあまりピンとこなかった。自分の貧弱な感性を恨む。上映期間中にもう一度観に行こう。


友人が予約を取ってくれたお店で韓国料理を食べる。韓国料理は安価でお肉と野菜を多く摂取できて美味しいので最近のお気に入りだ。食べ放題、飲み放題2時間で2500円に感動。

その後、二次会をしようとなり、結局適当に入った居酒屋で2500円くらい使ってしまう。久しぶりに会った友人が、2年前と変わらず元気なことがとても嬉しかった。私が煙草を吸いだすと、「自分が好きなように生きてていいね。中学生の時とか辛そうだったよね。」と言われて面白かった。

8/3(木)
教授の計らいでデータ分析の授業の補講の補講をしていただいた。教授に「なんとかなるでしょう」と言われたのできっとなんとかなるのだろう。

「完全教祖マニュアル」を読む。何年も前に堀元見氏の「『完全教祖マニュアル』が面白かったので、実際に新興宗教を作ってみた」という記事を読んでから、ずっとタイミングを逃し続けていたが、ひょんなことからネット上の知人に本書を贈与され、ようやく読むことができた。本書は「教祖になるにはどうすればよいのか」という建前で、宗教とはなんぞやということを教えてくれる良書であった。宗教に偏見を抱いている人には是非読んでもらいたい一冊。
例えば、親族に宗教を止められたときの対処法は

キリスト
・「親族だからと言って家族ではなく、てここにいるみんな(信者)が家族」
・郷里を離れる

ムハンマド
・「神が伝えてきただけ」

釈迦
・家族と故郷を捨てた後修行を重ね悟りをひらいて凱旋

完全教祖マニュアルの要約

だそう。とても面白い。これらを参考に自分の経典を作っていこうという要領だ。こういった王道宗教のほかにも歴史の中で消えてしまった宗教、今活躍している新興宗教など幅広く取り扱っており大変勉強になった。佐藤の大好きな鳥貴族を教祖に宗教作ったらどうなるかな、友達4人くらいで作りたいな、とか考えた。



8/5(日)
ラブリーサマーちゃんのライブに参戦。ラブリーサマーちゃんは「THE THIRD SUMMER OF LOVE」を聴いたときから、1番好きなアーティストさんんの1人である。UKロックに影響を受けたゴリゴリのロックサウンドを奏でつつ、ただのロック好き、ではなく現代の日本を生きる女の子の歌になっているのが素晴らしい。

ラブリーサマーちゃん、あの瞬間、世界で1番かっこよくてかわいくてエロくて、ドキドキしてしまった。「THE THIRD SUMMER OF LOVE」を生で聴けた喜びはひとしおであったが、それと同じくらい印象的だったのが「あなたは煙草 私はシャボン」だ。アルバムの中ではあどけない、少女のような印象を受けたが、ライブではすっかり大人の女性になってしまっていた。2016年に音源が公開されてから、彼女が積み上げたものを感じることができて、そのことに少し泣いてしまった。

ラブリーサマーちゃんがトイレ休憩に行ってる間にありえないくらいかっこいいセッションが発生した。めちゃめちゃよかった。
普段、全くと言っていいほどTwitter(X)に文章を投稿することはないが、どうしても気持ちを伝えたくなってしまい震える手でツイートした。

「ラブリーサマーちゃん」という女の子がこの世にいてくれることがとても嬉しいのです。ありがとう。 2年前の辛かった自分に、ラブリーサマーちゃんと一緒に「このメロディを歌えてるうちはきっと大丈夫」歌えてるよ、と教えてあげたい。
#ラブサマソニ2023

佐藤のTwitter(X)より


フワフワした頭で深夜バスに乗り、横浜に向かう。
明日から、横浜・東京旅行なのだ。


多くの人と会い話して、多くのコンテンツ(という言い方は嫌いだけど)を浴びた。夏休みの滑り出しは好調だ。
整理がつかなくてなかなか日記を書くことができなかったがようやく言葉としてまとめることができた。

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