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「ズニーシャの犯した罪」のモデルとは

どうも、ご無沙汰しています。scottです。
最新話の1086話も大盛り上がりなONE PIECEですが、最新話あたりの考察もしたい今日この頃ですが、やはり個人的にはちょっと前から気になっていたこのテーマ「ズニーシャ」について掘り下げてみようかなと。

ズニーシャとは

作中では、ズニーシャは1000年以上生きている超巨大な像
で、800年前に罪を犯したため、歩くことしか許されていない謎の存在

ズニーシャの犯した罪とは

では、ここで語られているズニーシャが犯した罪とは何なのか。
色々ネット上の記事とかを見ていると、ジョイボーイを裏切ったとか色々書かれているけど、今回はそういうのとは違った切り口で考察してみようかなと。

自分が気になったのは、ここ。

ゾウは大昔に罪をおかし
ただ歩くことしかゆるされていないのだ

実は、この内容と酷似した伝説が1つだけある(1つじゃないかもしれないけど)。
それは、旧約聖書の創世記にかかれている「カインとアベル」の話

そこにはこう書かれている

あなたが土地を耕しても、土地は、もはやあなたのために実を結びません。あなたは地上の放浪者となるでしょう
カインは主に言った、「わたしの罰は重くて負いきれません。
あなたは、きょう、わたしを地のおもてから追放されました。わたしはあなたを離れて、地上の放浪者とならねばなりません。わたしを見付ける人はだれでもわたしを殺すでしょう」。
主はカインに言われた、「いや、そうではない。だれでもカインを殺す者は七倍の復讐を受けるでしょう」。そして主はカインを見付ける者が、だれも彼を打ち殺すことのないように、彼に一つのしるしをつけられた

旧約聖書 創世記 第4章

ここに書かれていることは、カインという人物が罪を犯して、その結果神から追放されて、地上の放浪者となり殺されないように印をつけられている。

では、このカインという人物が何をしたのか。ちなみに、カインというのはアダムとイブの最初の子供。
そのカインが犯した罪というのは、実の弟のアベルを殺してしまったこと。これが歴史上最初の殺人と言われている。

旧約聖書の解釈は難しいため、ここで神につけられた「しるし」については色々な議論があるが、ここでは一旦おいておいて重要なことは、罪(殺人)を犯したカインが神に放浪を命じられて、しかも殺されることがないようにされたということ。

そうすると、それをそのままズニーシャに当てはめると、ズニーシャが犯した罪というのは、ズニーシャが自分の家族または近しい存在を殺して(死なせて)しまった、そしてその罰として(死ねずに)歩き続けることしか許されなかったということが考えられるのではないだろうか。

また、それがちょうど800年前に犯した罪ということは、空白の100年が空けるちょうどそのタイミングで起こったことと考えられるので、可能性としてはズニーシャが何かしらの理由でジョイボーイを殺してしまった(殺さないといけなかった)ということがあるのでないだろうか。ただ、それがズニーシャが意図的にやったことなのか、またはジョイボーイがそう願ったのかはまだわからないが、そういった理由も十分考えられるのではないだろうか。

そして、いつ現れるかもわからないジョイボーイの後継者に会うために、生き続けないといけない状態にさせられたということはないだろうか。ひょっとするとジョイボーイがオペオペの能力でズニーシャを不老にしたのかもしれない。

ズニーシャに歩くことしか許さなかった存在

では、ここで更に問題となってくるのは、誰がズニーシャに歩くことしか許さなかったのかということ。
ここについては正直結論は出ていない。ただし可能性として考えられるのはワノ国(天月家)の誰かではないかということ。
 以前、こちらの記事ではジョイボーイと光月家が近しい存在であったのではということを書いた。

それと関連する内容として、以下にある通りズニーシャはモモの介とだけ話すことができているし、ロジャーとおでん、ルフィーですら話せなかったことを考えると、光月家の血ではなく天月家の血の影響でズニーシャと話ができるのではないかということが推測される。

で、実はこのシーンの次のコマが実はあまり触れられていないけど超重要なポイントだと思っていて、ワノ国近海に突然現れたズニーシャが発したこのセリフ

お前と共に戦う為に・・・!!
やってきた!!

ズニーシャはゾウ編では、歩くことしか許されていなかったのに、ワノ国編では戦うためと言っている。つまり、その罪は許されて歩き続けること以外にもできるようになったということ。ということは、その命令を発した内容をキャンセルできたわけなので、それができるのは、同じ権限を有したものだけとするならば、モモの介の天月家側の血の影響で、それができるようになったと考えるのが自然ではないだろうか。

また、ズニーシャとワノ国の意外な関係というと、実は以下。

おなじみのワンピースLogさんのページに興味深い画像があったので拝借してきました。左がゾウ(モコモ公国)の地図。これ見ていてそれぞれ丸がついているところだけに注目すると、実は光月家の家紋にも入っている太陽らしき紋章と同じ形であることに気がついた。
これは現実世界にも存在している九曜文というものらしいが、それについてはイム様含めて別の機会で触れてみようと思う。

これは、明らかにこの太陽らしきマークをもとに街を配置したとしか思えず、1000年前から、その思想らしきものは存在していたことと考えられる。

そうすると、それは20の王国側というよりも滅びた巨大な王国側の思想と考えるのが妥当ではないかと思われる。その思想についても改めてどこかで言及したい。

ということで、長くなってしまいましたが、ズニーシャの犯した罪のモデルは旧約聖書の「カインとアベル」にある、カインが犯した最初の殺人がモデルになっているのではないかというお話。

もっとちゃんとロジック組み立てられそうな気もするけど、まあそれは気が向いたら追記する感じにしようかな。ひとまず今日はこれまで。 
Bye Thank you!!(古い)


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