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キルホーマン フィノシェリーマチュアード 2020リリース - KILCHOMAN FINO SHERRY MATURED 2020RELEASED

ここは読み飛ばすセクション

どうも僕です。10月も終わりに差し掛かり、どんどん日が短く、そして朝晩は冷えてきましたね。いよいよ冬の到来を感じますね。冬と言えばウイスキーですよね。秋もウイスキーだし、夏もウイスキー、強いて言えば春もウイスキーなんですが、特に冬はウイスキーですよね。乾燥しがちな喉をがっちり守る薬品感のあるウイスキー、求めてますよね?求めてません?いいや、貴方は求めている!SAY  YES!迷わずに!SAY YES!って誰が薬物依存症や。

今夜もすこっつだけお付き合いください🥃

本日のドラム

今夜は、ディスティラリーボトリングから、「キルホーマン フィノシェリー 2020リリース」をテイスティングしていきます。

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DB
アイラ
キルホーマン(NA)
フィノシェリーバット
46.0%

はい、話題じゃない方のキルホーマンですね。話題になっていたのはウィスクイー20周年のキルホーマンで、瞬間蒸発的に売り切れてましたが、個人的にもカルヴァドスカスクは飲んでみたいなと思っており、よく行くバーで入荷したようなので、近々試したいと思います。もとい、こちらはフィノシェリーカスクの現時点では国内未入荷の2020リミテッドエディションです。フィノシェリーらしいドライなニュアンスや、ラベルにも記載されているTropical Fruitsのニュアンスがあるか、気になりますね。トロピカルは無いでしょうね←

ってことで、スランジバー🥃

テイスティングコメント

Nose:若いアルコールのアタック、レモンの皮、セージ、ローズマリー、白っぽい花、青バナナ、ほのかにピートやナッティさ、バナナタルト、加水でアプリコット

Palate:パイナップル、アーシー、ピート、灰、出汁、アーモンドオイル、加水でナッティさと甘さ

香りのアタックはやや若さを感じるアルコール感はありつつ、すぐに苦味のあるレモンの皮のニュアンス、ハーバルなニュアンス、そして優しいピートと、後半にかけてフィノシェリーらしいナッティさや穀物を伴うバナナのようなフルーツ、加水するとアプリコットやパパイヤなどフルーツが顔を出します

味は加水でバランスが整えられており若さは感じず、パイナップルやキルホーマンらしいピートや出汁、そしてフィノシェリー由来と思われるアーモンドのオイルっぽさ、加水するとそれが伸びて甘さも強くなります。

総評

「美味しい」

テイスティングの主な焦点はラベルに記載されているトロピカルフルーツ感はあるか、フィノシェリーカスクの個性は感じられるか、の2点でした。

まず、トロピカルフルーツに関しては、基本的にありません。強いて言えば、パイナップルをトロピカルと言ってしまうか、あるいは加水で香りに感じるアプリコットやパパイヤがトロピカルと言えなくも無いが。。。という感じです。

次に、フィノシェリーカスクの個性ですが、個人的にはあると思います。ナッティなニュアンスが香味共に感じられましたし、ハーブっぽさもあります。そして甘々系ではなく、ドライな薬草っぽさがフィノシェリーらしい個性かなと思います。

口開けですし、香りは比較的コンテンツ豊富ではありつつ、味は少し小慣れておらず、チグハグ感があったので、もう少し小慣れてくると良いなと思いました。

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