蠍座の女

個人事業主として自宅で働くようになってすぐ、クレイジーな隣人が越してきました。 長年耐…

蠍座の女

個人事業主として自宅で働くようになってすぐ、クレイジーな隣人が越してきました。 長年耐えてきましたが、この隣人の話をすると、決まって「本書けそうだよね」と言われたため、長年温めてきたネタを 思い出しつつ、フィクションも交えながらnoteで書くことにしました。 宜しくお願いします。

最近の記事

今朝のペテ子とサソリの反撃

今日、2024.5.23。予定を変更して投稿している。 朝4時半頃、物音で目が覚めた。 私は窓際で寝ているのだが、頭の方からなのか2階の部屋からなのか、 ゴトゴトガタガタ音がする。 数分そんな音が聞こえてきただろうか。 まだ陽も出ないうちからうるさい。 サソリは気付いた。 これはペテ子が内職している音だと。 ちょうどサソリの頭上辺りで、ペテ子は内職をしている。 壁から伝わる音と、ベランダの窓を開けてそこから反射して聞こえる音。 今日は楽しい一日の楽しい目覚めになる

    • ペテ子をシレっと否定する男

      ちょうどペテ子がライバーをしていた頃。 マッチングで知り合った男がいた。 そいつも恐らく一回だけペテ子の家に来ている。 ペテ子がマッチングした男とどういう関係を築いているのかは知らないが、 初対面でいきなり男を部屋に入れるペテ子。 私にはありえなさ過ぎて引いてしまう。 事件があろうが知ったこっちゃないし、 あいつを襲う男もいないと決めつけているが、 それにしても無防備すぎる。 そんな初対面の男を部屋に入れたペテ子。 この男も、真面目そうな大人しそうな印象の男だった

      • りゅうちゃんという男と窓開け通話

        面白い話を思い出したのでその話を投稿予定だったが、急遽予定を変更してこの話を書こうと思う。 昨日の夕方、ペテ子が大声で喋っているのが聞こえてきた。 むむ!?怒り口調ではないな。 はて?さてはこの喋りは・・・ 男だ!!!!! そ~っとベランダの窓を開けて会話を盗み聞きしようと、スタンバるサソリ。 この手の話は面白いのでスマホで録音を開始した。しかし、数分で終わると思いきや全然終わらない。 それもそうだ、こいつは「電話魔」長電話なのである。 久しぶり過ぎて忘れていた。

        • 白い車の若い男

          軽バンガサツ男が来なくなって、数日経った頃だろうか。 いつも出掛ける時は、スーパーに行くにも犬をバギーに入れて出かけていくことがほとんどのペテ子が、一人で歩いてどこかへ出かけて行った。 なんだ? 今日は雨でもないのに珍しいな。 と思って数分後、 駐車場に車が入ってくる音がした。 住人の車違う音だな・・・。 と思っていると、ペテ子の声がする。 !!!!! 急いでカーテンの隙間から覗くと、ペテ子の家の駐車場に白い普通車が停まっていた。若干スポーツカーチックなやつだ。

        今朝のペテ子とサソリの反撃

          素が出た軽バン男、やってしまう

          ペテ子がキレ散らかしてからというものの、 数回は大人しかった軽バンガサツ男。 ベランダの窓を開けても、大声で喋ることもなく静かにしていた。 そして、とある日の昼間。 駐車場からペテ子の声が聞こえて来た。 何やら若干はしゃいでいる。 いつの間にかペテ子は軽バンと合流し、何かを買いに行ってきたようだった。 私としたことが!合流現場を見逃すなんて!! 両手で重そうな何かを腹の前で抱えた軽バン男を、 おぉ!!お詫びの品ですか!?買わされたのか!?と思いながら、 カーテン

          素が出た軽バン男、やってしまう

          昨日のペテ子の迷惑電話

          さて、また突然だが昨日のペテ子情報解禁だ。 先月、ペテ子は1週間ほどどこかに泊りに行っていた時があり、 その後、その宿泊先の家の人が1週間ほどペテ子の家に泊りに来る。 という珍生活が送られていた。 その泊りに行った相手を、「お姉さん」と呼び、旦那か付添人か「フトシ」という男がいた。 その「お姉さん」についてベランダで大声で喋っていた。 「お姉さん」がありもしないことを喋って、私が悪いことしたみたいになって困っている。と、お姉さんの通っているのか入院しているのかわからない

          昨日のペテ子の迷惑電話

          ペテ子の猛攻に軽バン空気と化す

          生気を失った軽バン男。 とぼとぼと歩く姿を、私はカーテンの隙間から覗いていた。 何が・・・一体何があったというのか。 いつものガサツさが微塵も感じられない。 サソリのいけないところは、こういうところでニヤニヤが抑えきれないところだ。 そして、軽バンが部屋に入ってしばらくすると、 ペテ子の怒鳴り声が聞こえて来た。 キタキタキタキタキタ―――!!! ペテ子のキレ散らかし祭きましたー!!!ルンルン♪ 最低だと思うが、ペテ子に関することにはいつもこれだ。 ベランダの窓際

          ペテ子の猛攻に軽バン空気と化す

          軽バンの男が出かけたがらない理由

          さて、生意気にも私の予想を裏切った軽バンの男。 こいつとペテ子はほとんど外出をしない。 この軽バンの男、ベランダに出て来てタバコを吸うのか、 ペテ子同様バカでかい声で喋るので、話が筒抜けになる。 60前後の小太りのおっさんだが、拒否反応を起こすくらい、ガサツだ。 軽バンが部屋に来るようになって、3回くらい経つと、 男が自分の話をし始めた。 どうやら嫁も子供もいるらしく、 高校生の娘がいて駅まで送り迎えしている。 嫁がなんとかかんとか。 など家族の話が多い。 特別不

          軽バンの男が出かけたがらない理由

          ペテ子とマッチングした軽バンの男

          ペテ子とマッチングした男で始めて私の予想を裏切った男がいた。 それが軽バンの男だ。 車の中は汚く、ナビはスマホで十分だが、たばこ臭そうな 遠出ができるような感じではない。 ペテ子は足がないので、男の車でどこかに出かけたい女だ。 なのにこれでは出かけられない。 さて、ペテ子はどうするのだろうか? きっと3回どころか1回で終わるだろう。と予想していた。 軽バンの男は、小太りのガサツな感じの男だった。 従順な男がペテ子にとっては好都合なのに、 全く真逆の男がきた。 どこか

          ペテ子とマッチングした軽バンの男

          久しぶりのライバーペテ子の話

          ペテ子は、とあるライバーのアプリが無くなるまで、 ライブ配信をしていたが、 その中に「マサシ」という男が出てきた。 まだその頃は、アプリの存在を知らなかったので、 窓際で仕事をしながら聞いているだけだったのだが、 甘えた声というか、ちょっと抜けたバカっぽい女を演じた喋り方で、マサシがハワイに行っただなんだの話をしていて、 突然ペテ子が謎の引き笑いをしだした。 ヒィィィィィィィイヒッヒッヒ~~~⤴⤴⤴ 文字では表現しがたい、ホントに気色の悪い引き笑いだった。 何だ

          久しぶりのライバーペテ子の話

          こうちゃんに振られてからのペテ子

          私は、ペテ子の詐欺の証拠をつかむために、 スマホでペテ子のおかしな言動を時々録音していた。 その録音を久しぶりに開いてみると、 こうちゃんに振られた後から、ペテ子に異常な行動が見られた。 私の推測では、以前ペテ子が 「施設にでも入れたら楽なんだけどね。」 と言っていたのを思い出し、 生活保護のお金だけでは満足に生活できないので、障がい者アピールをして、 施設にでも入ろうとしたのか?と思った。(働けよ) ペテ子がその時どんな行動をしていたかというと、 何を喋ってい

          こうちゃんに振られてからのペテ子

          3回を超えるか超えないか

          「ペテ子の法則。」というものがある。 私が勝手に作ったんだが、マッチングアプリで知り合った新しい男が来ると、早い時で1回で終了。 2回上手くいけば、3回目まである。 しかし、ほとんどが3回で終了。 という仕組みになっている。 マッチングアプリの仕組みはわからないが、 交際となると、男がお金を払うとかいうシステムがあるのだろうか? とにかく「3回」というのが一つのポイントで、 あいつ今回3回目だ!!次も来るのかな? という、ワクワクが生まれて楽しくなっていた。

          3回を超えるか超えないか

          リアタイペテ子のお話

          今日は、投稿予定の内容を急遽変更して、 ホットなペテ子情報を入手したので、そのお話(笑) 昨日、夜自宅で売上の計算をしていた時のこと。 パソコン作業中や仕事中は、テレビをつけないので、 外の音が割としっかり聞こえる。 すると、何やら外から声が聞こえてくる。 ㇵッ! ペテ子だ!!! すかさず、インターフォンをつける。 お?何やら怒っているようだ。 ペテ子「電波がプツプツ切れて聞き取りにくくて、何言ってるか全然わからんかったわ」 Y宅急便「配達前に電話が欲しいと

          リアタイペテ子のお話

          アラフィフペテ子、奇声をあげる

          この日は、ペテ子はどうやらこうちゃんらしき人と、約束があったようだった。 珍しくアパートでは待合せず、いつものルンルン気分で歩いて出かけて行った。 お。珍しくどっか行ったじゃん。 また帰ってきた時が楽しみだな~。 と、部屋で静かに仕事をしていると、 どこからともなく声が聞こえる。 ん?何?子供? そして数分後、突然ペテ子の家のベランダの窓が開き、 ウ~ウ~ウ~ウ~ウ~ウ~ウ~って言ったぁ~~!!う~う~が何を言ってるのかはわからん、 駄々をこねた5歳児のような、

          アラフィフペテ子、奇声をあげる

          40代こうちゃん

          ペテ子がマッチングアプリで知り合った男。 「こうちゃん」 この人はパッと見40代の、元気な男だった。 明るく爽やかチックで、 とてもお互いご縁の無さそうな感じに見えたが、何をどう血迷ったのかマッチングしたようだ。 でもだいたい私の勘は当たってしまう。 こりゃすぐ終わる。 予想通り、こうちゃんは2回来たかどうか。という感じで来なくなった。 こうちゃんが来る前のペテ子のテンションの上りようは異常だった。 おそらく過去一と言ってもいいくらい、テンションが上がりまくってい

          40代こうちゃん

          無職の金づるとも終わりを迎え・・・?

          無職の金づるは、お金が無くなったのか、 結構長い間アパートに通っていたが、ついに来なくなった。 何度かしばらく来ない。ということはあったが、 ある時、おそらく福祉関係の職員に話してたんだと思うが、 「気持ち悪い顔見せんな!って言ってたやったぁ~!」 と声高らかに自慢していたことがある。 お前の顔も大概だけどな。と思うと同時に、 あ~、無職の金づるのことか。と思ったが、 それからまたしばらくすると、来るので、 え?何?となる。 しかし、パターンがあって、 だいたい来な

          無職の金づるとも終わりを迎え・・・?