進化心理学から考えるホモサピエンス 書評

こんにちは。
読書部部長の増田です。

皆さんのいい本の基準はなんですか?
僕は新しい発見、新しい価値観の尺度を得られる本です。
必ずしも実用的でなくて良いと考えています。

簡単にいうと、「まあそうだよね」となる本は微妙で「え、そうなん」となる本が好きです。
それでは書評とは思えない語彙力で進めます。
◾️ 紹介する本

さて、今日紹介する本は昔読んでおおきく発見があった本です。

進化心理学とはいったいどんな学問なのでしょうか?
普通の心理学では、人間は動物とは異なるという視点からスタートします。人間を特別視しているわけですね。

一方、進化心理学では人間は動物であり、脳は石器時代から変わってないとします。

例えば、人間には承認欲求がある!だから自撮りをSNSに写真をあげるんだ、と考えるのは心理学です。

しかし進化心理学では、自撮りをあげるのは仲間がいることや地位が高いことのシグナリングであるとします。
つまり裏切られないための生存本能だ、となります。

◾️ 不都合な真実


例えば、男性の犯罪者が多いという理由に男性は社会から競争を強いられるから暴力的になると社会学では考えます。
しかし、進化心理学に目線は違います。

石器時代から生き残りやすかった男性は競争的だったという見解です。
競争的だからこそ生殖し、子孫を残したという見方。
これを支持している研究ものっているので読んでみてください。

◾️ 新しい発見、新しい価値観

進化心理学はとても面白い学問だと思います。
実はこの本のおすすめ度は上の下くらいです。
本当に面白い進化心理学の内容はあるのですが、入門としては一番の良書だと思います。
現在熱い学問ですので、気になる方は読んでみてください。

最後まで読んでくださりありがとうございました!


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