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心地よい空間を保つために

昨日、ちょっとおもしろい光景がわが家で見られた。

息子の友達が遊びに来るのは、よくある話なんだけど。
昨日は、息子の体調がよくなかったらしく、友達が遊びに来てるのに、
「ちょっと今日しんどい…」
って息子が私にブツブツいってて。いや、そこは自分で友達に話したらえーがなと思い、私は放置していた。
息子の部屋に友達3人。そして、ベッドで熟睡する息子。

友達はそれぞれ楽しそうに遊んでる。息子は、気にすることなくひたすら寝てる…あまりにも空気が和やかなので、これはこれでありなんや~と一人で納得。息子に気を使うわけでもなく、みんな自分の時間が許す限りまでしっかりわが家でのんびり遊んで、そして帰っていった。笑

息子が起きたときに、
「みんな、ゆっくり遊んで帰ってたで~」
って教えてあげたら、
「あいつら、おもろいな~」
って笑ってた。いや、あんたも十分おもろいけどな…と心の中で私は突っ込んだけど、口には出さなかった。

息子の友達は、息子の気持ちを無視して遊んでるわけじゃなく、息子が自分で、
「今日は体調悪いから、早く帰って欲しい」
って伝えたときは、ちゃんと早く帰ってくれる。
昨日は、息子が何も言わなかったので、友達たちはここにいて大丈夫って判断したんだと思う。(私も、ごゆっくり~って言ったしね。笑)

私はずっと、子どもが本音で過ごせる場所を作りたいと思ってる。そのまんまの自分をそのまんま受け入れてもらえるって、めちゃくちゃ力になる、って信じているから。

まずは、わが子からと思って、子どもたちの本音を一番大切にしてきた。
そりゃ、親としての葛藤もいろいろあったけど、今は親子の間で本音をぶつけ合えるようになった。だから、わが家の中はいつでも本音で過ごしてる。

もしかしたら、息子の友達はその空間が心地いいと感じてくれてるのかな~、だから息子が寝てたとしても、うちでのんびりと遊んでくれてるのかな?

って、何となく思った。
私が今できてるのは、自分の家の中で子どもたちと本音で過ごすということだけだけど。子どもを通して、周りの子どもたちにも少し本音で過ごす空間を作れてるのかもしれない。

自分に嘘をつかないって、簡単なようで難しい。
さらに、身近にいる人に嘘をつかないっていうのも、簡単なようで難しい。

とにかく、納得するまで話を聞く。お互いに。

やってることは、それだけなんだけどね。
シンプルなことを、疎かにせずに継続する。
日常の、こういうことが一番大切なのかもしれないな。

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