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どうして1950年代ハリウッドホラーのモンスターは「お姫様だっこ」ばかりするのか?!

皆さんこんにちは。noteで夢日記などをやっておりますヤシロと申します!

実は私、以前にも以下のような電子書籍を出したことがあり

https://amzn.asia/d/5eEqJaw

今年また電子書籍の新作を考えているところです。そのテーマはまだ秘密ですが、準備として、このところ1950年代ハリウッドホラー映画を片端から見て過ごしております。

そんな中でのちょっとした気づきなのですが、、、

半魚人も宇宙人もミイラ男も
何で皆ヒロインを「お姫様だっこ」するのw?

あまりに毎回やるので
私も沢山観ているうち
「お姫様だっこキタ!ー
お約束待ってました!」
な合いの手を入れる感じになってきちゃった…

でももしかして
その「待ってました」な合いの手の感じ、

50年代の映画館の観客の気持ちには近い鑑賞態度なのかも?

暴力描写にも性描写にも厳しかった当時の映画少年には

ヒロインがお姫様だっこで拉致られ、手足ばたばた抵抗しながら「きゃー誰かお助けー」とやっているだけで、

十分「うわあイケないシーンを見ちゃったドキドキ」だったのかも

もちろん、これって、

「女性の描き方のステレオタイプ」ということでは今から見るとたいへん問題がある「なんとうすっぺらい女性観!?」というオドロキを含めての、私の感想です

男性プロデューサー「よし!ホラー映画を撮るぞ!ヒロインは金髪美女を連れてこい!そしてマネキンさんみたいなキレイなお化粧をさせて、ぴっちりのスーツを着せて、ヒーローに『私もお手伝いしたいわ!』と従順について来させるんだ!でクライマックスはお姫様だっこで拉致されるときに、いい感じ『きゃー!お助けえ!』の悲鳴を上げる。。。ヒロインってのはそれだけでいいんだよ!」

てな感じかな。そう想像すると、
たかがクラシックホラー、
たかがお姫様だっこと言っても、
なかなかツッコミどころにまみれた、
イヤな描写だけどね、、、

そんなわけで、一見古くさい低俗なカルチャーの記録でも、どんなものでも、勉強になる…

※ちなみに、以下のイラストは『惑星アドベンチャー スペースモンスター襲来』という映画に出てきた、緑色モコモコ着ぐるみの宇宙人を見ながら描いた、、、我が夢日記のヒロインのメヒコさんに「お姫様だっこ」体験してもらいましたが、こういうイラストを描きつつ私自身も、「自分のイラストに出てくる女性キャラってステレオタイプ化してないだろうか、、、うすっぺらなキャラに落ちてないだろうか」と心配になってきた、、、とはいえ頭の片隅で、「男性が描く女性キャラなどどう努力しても所詮は深みが出せない」という冷酷な限界も最近気づいちゃってるんですが、、、

子供の時の私を夜な夜な悩ませてくれた、、、しかし、今は大事な「自分の精神世界の仲間達」となった、夢日記の登場キャラクター達と一緒に、日々、文章の腕、イラストの腕を磨いていきます!ちょっと特異な気質を持ってるらしい私の人生経験が、誰かの人生の励みや参考になれば嬉しいです!