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ラテン語の格言 (23) 「自然は細部にも偉大さがある」

・Natura in minima maxima.
 (自然は細部にも偉大さがある)

「自然は細部にも偉大さがある」という言葉は、自然が創造するものすべてに、大きな意義や美しさが込められているという考えを示しています。
 この言葉には、私たちが日常的に見過ごしがちな小さなものにも、宇宙の法則や生命の奥深い真実が反映されているという洞察が含まれます。
 例えば、一輪の花や一握の砂、小さな昆虫の一生においても、自然の複雑さと調和が表現されています。
 この視点から、自然に対して敬意と畏敬の念を持つことが、私たちにとって精神的な豊かさをもたらす鍵と言えるでしょう。
 それぞれの存在が持つ独自の価値を認め、その奥深さを知ることは、真の知識への道を開くことに他なりません。

・Bene qui latuit, bene vixit.
 (上手に生きる人は目立たない)

・Omnia suo tempore facienda sunt.
 (全ての物事には好機がある)

・Sequamur quo fata trahunt et retrahunt.
 (運命の往来に従うことにしよう)

・Semper reformanda.
 (改革は常に必要である)

・Corruptio optimi pessima.
 (最高位の者が堕落すると最悪だ)

・Orandum est ut sit mens sana in corpore sano.
 (健全な心と健康な体が続きますように)
 ※ユウェナリスの詩より

・Munit haec et altera vincit.
 (守りながらも攻めよ)

・Pacta sunt servanda.
 (約束は守ろう)※国際法ウィーン条約

(2010年10月4日から10月17日)

自然は細部にも偉大さがある

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