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🍺ビールに代わる日記🍺

プランナーとして考え続ける日々や経営しながら苦悩する日々をつらつらと書いていきます。読者の質問には全て答えていこうと思っています。 頻度:最低週1回(月4本更新〜) 対象:幅広く… もっと読む
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#時間

環境の余白、心の余白

出張から戻りアトリエで作業をしている。あれだけ晴れていた空が雨模様。これは止みそうにない。ついさっきまでいたような京丹後の空が嘘のようだ。現地で気づいたことはいろいろあるが整理がついてから、またここに書こうと思う。先に一つだけ言えることがあるとしたら、路上にカニの手が落ちていたということだ。 改めて京都に戻ると「抜け感がない」と気付く。なんという密集度。環境の余白量は、心の余白量と比例しそうだ。休めばいいものの帰ってきて早々に働いている自分が嫌になる。家にいても暇だからだけ

クロノスとカイロス

すこぶる天気がいいGWにまったり散歩したり仕事したり過ごしている。毎年恒例だがGWには変に移動しない。どうせ人だらけだ。金もかかる。全部ずらして休めばいい。スタックしていた仕事を解消したり、積み上がった本を読み漁ったり、銭湯で時間も感がずぼーっと過ごしたり。 読んでる本でクロノスとカイロスの話があって面白かった。 クロノスは、刻一刻と刻まれる時間。1秒、1分、1時間、1日。至る所にクロノスはいるし、今の僕らはわりとクロノスの価値観の中で生きている。カイロスは「量的時間」を司

何をそんなに急いでいるの?

打ち合わせの時間を1時間間違えた。 早く着きすぎて途方に暮れる。近場の喫茶でオケを聴きながら珈琲を飲む。 急に訪れる平和な時間。この4月はペースを上げすぎた。戻していかなければいけない。 会社の最終クォーターでざっくり数字を見ると目標達成間近だ。ホッと胸を撫で下ろす。走り切ったもんなーと40歳になった体の全力で突っ走ってみた感じの限界値を学ぶ。チームのよく頑張った。 出来ること出来ないことを把握することはすごい大事だ。僕自身もチームメンバー全体もそれを観察する1年だった気

時間貧乏脱出大作戦

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スマホ以前の世界の方が人間的に豊かなことを僕らは知っている

なぜこんなにもスマホを僕らは覗き続けているのか、疑問に思いつつもYoutubeやSNSを限られた時間に1時間ほども消化している暮らしに生きている。昔でいえばテレビを眺めていた時間だろう。 布団に入り、なんだこの時間。と思う日が1年で100日ほどある。 年末に決まってガッと積読をする中で一番心が震えた作品がある。 それは「ゴリラ裁判の日」。ゴリラが裁判する小説です。なんだこれ。 この中で手話を用いて人間と対話できるゴリラが主人公。 夫ゴリラが人間に殺され、人対ゴリラの裁判が

子供の時には、とても長いのに。大人の時は、短くなるものなんだ?

ガンツと呼んでいる小粒の黒い球を15個飲み干す。 若い奴におすすめされたものだ。この時期、明日のことなど気にせず夜を過ごすなら、たった数回の使用で欠かせない存在となっている。 埃をギュッと圧縮したような味。酒で胃袋まで届ける。 二日酔い対策の漢方の話だ。 ふらふらと起き上がり、昨日の記憶を呼び起こす。 やたらネギと油が浮いたラーメンを食って、そうだ大男とタクシーに乗っていい夜やったなぁと早くも回想して帰路についた。騒いだ。遠くの友達にビデオコールなんかもして乾杯をした。歌い

人は舞台を演じ分けている

パソコンの「ゴミ箱を空にする」って便利だなと、荷物だらけの新アトリエを眺めて思った。ゴミ箱アイコンを右クリックすると、中のものが全て消え去る。現実にはないことをパソコンの中では普通のこととしてやっている。 単身パック以下の荷物量で旧アトリエから、新アトリエへ引っ越した。 11月1日に動き出して隙間時間で荷造りやら手続きは無茶があった。内覧も1件目で開始3分で「ここでお願いします」「え?」みたいな速度だった。理想を言えば、風通しがよく、光が気持ちいい場所。で、できれば安く。そ

メイクサムノイズ

新幹線のホームにしゃがみ込んで日光を浴びつつ目を閉じる。お行儀が悪いわけではない。新幹線を待つホームには学生と世界中から心躍らせて旅に来た外人が溢れているからだ。 風は冷たいが日光は暖かい。 猫が日向を見つけ出すように雑踏の中、人々の邪魔にならぬようひっそりと光を浴びている。 指定席なのに長蛇の列に並ぶ意味はなんだろう。 なんで改札の中においなりさん「豆田」はないのだろう。 そしてなんで京都の駅弁はさほどおいしくないのだろう。 わからないことだらけだと思いながら、違う違う

呑兵衛の休日 〜鴨川湯編〜

疲れが溜まっていたのか、15時くらいまで爆睡した。 やばいと思ってガバッと起きてスマホを覗く。そうだ今日は土曜日だった。 土日、なんの予定がないのは今年初めてかもしれない。絶好の休日に惰眠を貪ることで半日を浪費した。 しかし、突然舞い降りた休日。とくにこれといってやりたいことがない。日頃どれだけ自分のやりたいことを仕事でできているかを痛感する。布団に埋もれながら実写版ワンピースを2話ほど見て「なんだこの時間!」と自分に突っ込んだ。 カバンに銭湯グッズをつっこみ家を出る。外

複数の視点と思考で先の像を結ぶ

2日目のホテルに戻り荒れた客室を掃除する。 チェックイン時に渡されたレシートを見ると明日10時チェックアウトの記載。 おかしい、もう1泊必要だったはずだ。バタバタで予約するので自分のミスで1日不足。 まぁ、なんとかなるだろうと考えることをやめる。 暑さや仕事の疲れもあって瞬間で眠りに落ちる。 ホテルの客室は真っ暗でいつ起きても何時かわからない。チェックアウト2時間前、のっそり起きてシャワーを浴びる。チェックアウトし、dot architectsの展示を乃木坂に観にいく。クロ