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年の瀬、最後の入金処理を終える。振込先と金額の大きいこと。この手の財務処理もいまだに自分でやっている。一つ一つの振込先になんだかありがとうの気持ちを込めて送金ボタンを押す。 駆け込みでたくさんの相談がくる。 お仕事の相談だったり、来年これやらへん?みたいなお誘いだったり、人生の相談だったり。べろべろになりながら、うんうんやろうって返してる。松倉に話したいなって思ってくれるのは嬉しいことだ。 昨日は書店を経営する会社で頑張っている友人が数年ぶりに連絡をくれて軽く飲んできた。
ぼーっと鴨川ベンチに座って前を通り過ぎる知らない人たちを眺める。 これが非常に面白い。そこに勝手に物語を想起して、視界から消えていく人たちの存在しない今日を想像する。 目に見えてわかることの退屈さを思う。 この日記を書く際も必ず読者の数の表示されるので見えない工夫をした。その数字に無意識的に操作されてしまう危惧があるからだ。 0人でも1人でも。20人でも100人でも。その数字に左右されてはいけないと考える。操作されている時点で自分の言葉ではなくなってく怖さを感じる。 その