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🍺ビールに代わる日記🍺

プランナーとして考え続ける日々や経営しながら苦悩する日々をつらつらと書いていきます。読者の質問には全て答えていこうと思っています。 頻度:最低週1回(月4本更新〜) 対象:幅広く… もっと読む
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2023年12月の記事一覧

楽しいこと思いついて実行するだけの簡単なお仕事

年の瀬、最後の入金処理を終える。振込先と金額の大きいこと。この手の財務処理もいまだに自分でやっている。一つ一つの振込先になんだかありがとうの気持ちを込めて送金ボタンを押す。 駆け込みでたくさんの相談がくる。 お仕事の相談だったり、来年これやらへん?みたいなお誘いだったり、人生の相談だったり。べろべろになりながら、うんうんやろうって返してる。松倉に話したいなって思ってくれるのは嬉しいことだ。 昨日は書店を経営する会社で頑張っている友人が数年ぶりに連絡をくれて軽く飲んできた。

子供の時には、とても長いのに。大人の時は、短くなるものなんだ?

ガンツと呼んでいる小粒の黒い球を15個飲み干す。 若い奴におすすめされたものだ。この時期、明日のことなど気にせず夜を過ごすなら、たった数回の使用で欠かせない存在となっている。 埃をギュッと圧縮したような味。酒で胃袋まで届ける。 二日酔い対策の漢方の話だ。 ふらふらと起き上がり、昨日の記憶を呼び起こす。 やたらネギと油が浮いたラーメンを食って、そうだ大男とタクシーに乗っていい夜やったなぁと早くも回想して帰路についた。騒いだ。遠くの友達にビデオコールなんかもして乾杯をした。歌い

銭湯で鼻歌を君に

アイデアや考え事は銭湯で考える。 ちょうど良いのだ。思考を邪魔するものが全くない。サウナで湯船でボーッと思考を揺らす。 受け止めなければいけない悲しみがあった。 昼寝をしても消えないもので銭湯グッズを持って夜を歩く。からんからんとシャンプーやボディソープがぶつかって歩むリズムを奏でる。 光の少ない道の奥にぼうっと光る銭湯の灯り。 銭湯はいい。すごい人も普通の人も悪い人も意地悪な人も裸になればただの人だ。無愛想な大将に490円を渡し、服を脱ぐ。 頭を洗い体を洗い体の汚れを

気付かぬうちに買っていた服と、同じ5枚のアルバムに、スッポンの頭蓋骨と、岡村ちゃんの投げキッス。

友人がスッポンを捌いてくれた。 命をいただく。とてもおいしかった。綺麗に平らげる。 頭まで全部食べ、一緒に連れて行った友人が大事そうに頭蓋骨を持って帰っていった。 カメを食べるなんて、最初に誰が考えたのだろう。 いろんなカメを食べながら、このイカついスッポンが一番美味しいと気づいた時、どんな顔をしていたのだろう。キラキラに輝くスッポンの油が浮いた優しく美味しいスープを飲んで、そんなことを考えていた。 お疲れモードの松倉を見て催してくれたスッポン会。 持つべきものは友だ。4

人は舞台を演じ分けている

パソコンの「ゴミ箱を空にする」って便利だなと、荷物だらけの新アトリエを眺めて思った。ゴミ箱アイコンを右クリックすると、中のものが全て消え去る。現実にはないことをパソコンの中では普通のこととしてやっている。 単身パック以下の荷物量で旧アトリエから、新アトリエへ引っ越した。 11月1日に動き出して隙間時間で荷造りやら手続きは無茶があった。内覧も1件目で開始3分で「ここでお願いします」「え?」みたいな速度だった。理想を言えば、風通しがよく、光が気持ちいい場所。で、できれば安く。そ

君は君の死に方しかできない。

10代の頃は薄らとある興味の羅針盤みたいなものを頼りに不安の方が大きくて自身の巣みたいなところをうろついては戻りを繰り返し、そこで出会う人や本や言葉を継ぎ接ぎの地図を足してくように生きていた。 20代の頃には、うろついていた中である程度広がった地図を広げて、羅針盤の示す方向にお守り程度の自信を持って突き進んでいった。周りには同じような、でも微量な角度で目的地が違う仲間を横目に歩んできた。 30代の頃には、あの時いた仲間も遠い別の場所にいて、背負うものも大きく重くなり、なか