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🍺ビールに代わる日記🍺

プランナーとして考え続ける日々や経営しながら苦悩する日々をつらつらと書いていきます。読者の質問には全て答えていこうと思っています。 頻度:最低週1回(月4本更新〜) 対象:幅広く… もっと読む
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2023年8月の記事一覧

自然と讃えあえる状況の難しさ

超零細企業にとって日々荒波なんてものじゃない変化がある。 小川に浮かぶ葉っぱのように揺さぶれるし、なんなら浮いてることだけでも素晴らしいと思える日々である。 そんな日本の片隅で小さい会社をやっている自分にとって、ヒヤッとする日々山の如しに対して、胸があったかくなる瞬間というものがその温度感そのままに感じれて感動することがある。 10人以下の組織だと、目の前で人が成長していくことが見えるし、それを僕同様働く仲間全員や、いつも一緒にいるメンバーは目の当たりにする。 それを「す

眼差しが輝いていれば、この世界は美しい

朝から琵琶湖を眺めている。新しいプロジェクトの現場視察でいつもより荒れているという琵琶湖の波をぼーっと眺める。 滋賀の人は琵琶湖を海と呼ぶらしい。うん、このサイズはそりゃ海だ。 海が遠い場所で育つと、ずっと海への憧れがある。いうて山とかはどこにでもある。 LURRA°のたくみくんの車でおしゃべりしながら京都滋賀を往復する。 何かの話の流れで、こういう仕事がなければ会えてない人がたくさんいるよねと盛り上がった。お互いのおしっこ我慢も同時に限界がきて、公衆トイレに車を停めてる間

遠いのか、近いのかわからない未来で

この風景を何度見てきたろうか、風景というより情景というか。 ここは京都芸術大学、かつての名前は京都造形芸術大学の階段から見下ろす京都の街並みだ。19歳頃の松倉が見ていた風景でもある。かつての自分はそこにいて今の礎となる様々な経験をここで得た。 生徒?として4年、入り浸り。 非常勤講師としては、何気に10年近くなる。 学生の頃、毎回下校する時に得体も知れぬ自分への期待値や未来への高揚感を持ち帰っていた。 講師として果たして自分はかつての僕のような高揚感を与えることができてい

忘れるにはもってこいな日常を生きている

忘れてしまうこと。 忘れてしまっていた自分のこと。 忘れてはいけないと、楔を打った人たちを見た。 先日、NODA MAP「兎、波を走る」を観劇した。 野田秀樹さんの舞台を見るのは3回目。1回は映像でしか見れなかった。 コロナ禍でなぜか演劇にハマるという不思議。それ以降、学ぶことの総量が2倍3倍と増えている気がする。 受信体が増えた?拡張された?生/ライブな物語を捉える演劇の観劇において日常生活も無数の物語が走っていることを感じる。 何気ない日常に、犬が遠くを見やる背中に、

言葉がどんどん軽くなる

車を西へ西へと走らせる。 台風は関西を直撃の予報を横目に無計画に西へと逃避した。 予定していた小豆島へわたるフェリーは前日にキャンセルされ、即断でレンタカーを借りる。旅は道連れ、総勢6名での台風逃避行夏休みチャレンジ。 何も諦めない二泊三日を終え、送り火も消え去った夜の京都。 眠眠打破を血液のごとく飲み続け、いまだに瞼が重たい。 放置していったパソコンには数えるのを辞めたほどの無数の通知。 日々、これらを消化して生きていたのだなと思うと不健康だなと画面を睨む。 ねぇねぇ、

僕らは同じ舞台に立っていた

11人の読者に送る日記。お元気ですか。この限られた中で書く日記は手紙のようで私的で何か心地がいいものがあります。お盆休みを目の前にみんなはどこにいく予定ですか? 僕は子供たちを連れて小豆島にいく予定なんですが、東西と台風が発生していて予断を許さぬ日々です。板挟みじゃん。万が一、台風直撃だった場合は、航路を変えて台風の届かなそうな未知の街に行こうかと思っています。フレキシブルな親子。 どこもかしこも台風直撃であれば、諦めて子供たちとヨドバシカメラとかいっちゃってPS5を買っ

ぼくらが旅に出る理由

夏になると、ふらっと旅に出たくなる。365日の大半を仕事で埋まっている。会社のことや自分のことを考える時間がどんどんおそろかになり、焦りと逃亡の願望が混ざったみたことない感情になる。 仕事で日本の津々浦々を旅しているが、早朝スタッフも眠っている海辺とか、夜のお散歩とか。隙間時間で一人になるくらいだ。約2年ほど前には1週間ほどの休暇をとって、静岡から石川まで旅をした。 人の軌道というものは定期的にズレるものだと思う。緩やかに今日レベルでたった数ミリのズレが1年後には大きなズ

複数の視点と思考で先の像を結ぶ

2日目のホテルに戻り荒れた客室を掃除する。 チェックイン時に渡されたレシートを見ると明日10時チェックアウトの記載。 おかしい、もう1泊必要だったはずだ。バタバタで予約するので自分のミスで1日不足。 まぁ、なんとかなるだろうと考えることをやめる。 暑さや仕事の疲れもあって瞬間で眠りに落ちる。 ホテルの客室は真っ暗でいつ起きても何時かわからない。チェックアウト2時間前、のっそり起きてシャワーを浴びる。チェックアウトし、dot architectsの展示を乃木坂に観にいく。クロ

自分は誰かと問うてみる

朝日が眩しくて目を覚す。ここはどこだ?酒が残っている。 一瞬自分が誰なのかも忘れる。毎日、違う課題に向き合って人間のモードを変えているから混乱が生じる。こんな悩み自分しかいないもしれない。 昨夜は渋谷で作業とMTGとホテル缶詰からの夜の渋谷散策。 友人の友人と仲良くなり、渋谷にあるオーセンティックバーでしこたまジェントルロックを飲み続ける。お会計が恐ろしく安かった。いい店だ。渋谷行きつけにしよう。バーというかパブの盛り上がりだが渋谷らしい。 10年前、僕は小豆島にいた。F