松倉早星(Nue inc・Ku-ko inc代表)

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松倉早星(Nue inc・Ku-ko inc代表)

Nue inc / Ku-ko inc 代表取締役 / コンセプトデザイン / プランナー / 二児と3匹の猫の父 / 仕事の説明がとても難しい仕事 / https://bento.me/sbr

マガジン

  • 🍺ビールに代わる日記🍺

    プランナーとして考え続ける日々や経営しながら苦悩する日々をつらつらと書いていきます。読者の質問には全て答えていこうと思っています。 頻度:最低週1回(月4本更新〜) 対象:幅広く!アイデアを考える仕事の人や経営者やクリエイティブ業界で働く方

  • Nue inc 週報

    Nue incの週報です。まだたった一人の会社で寂しい思いをしてるのでこちらで共有できることをお伝えしていこうと思います。

  • 誰のためのものでもない日記

  • SETRE カイゼンプロジェクト

    • 160本

    各SETREの支配人がホテルを良くするため、現場で日々奮闘していることを綴っていきます。>>>SETRE HP:https://hotelsetre.com

  • あたらしいまいにちノート

    まいにちのあんなこと、こんなこと。

最近の記事

何をそんなに急いでいるの?

打ち合わせの時間を1時間間違えた。 早く着きすぎて途方に暮れる。近場の喫茶でオケを聴きながら珈琲を飲む。 急に訪れる平和な時間。この4月はペースを上げすぎた。戻していかなければいけない。 会社の最終クォーターでざっくり数字を見ると目標達成間近だ。ホッと胸を撫で下ろす。走り切ったもんなーと40歳になった体の全力で突っ走ってみた感じの限界値を学ぶ。チームのよく頑張った。 出来ること出来ないことを把握することはすごい大事だ。僕自身もチームメンバー全体もそれを観察する1年だった気

    • ぬえ 第7期目振り返り

      あぁ…もう終わる。休みなしで1年が終わろうとしている。 画像にもあるようにぬえはマジで妖怪化するほどの忙しさでした。 思い返せば6期目は大変だった。大型案件過信しすぎた結果の大幅ショートで大反省。すぐさま銀行が動いてくれて銀行は仲間なんだ!という気付きもあった。 前期の反省もありつつ、2023年7月ー2024年6月までは反省と改善を繰り返しながら走り続けた1年になりそう(残り2ヶ月くらい)です。 本当、毎年学びがあるのが会社経営の面白いところ。そんなこと誰かのためになるのか

      • 2週間の地獄と成長

        4月の頭から続いた追い込み時期が終わりをつげた。昨日大きなプレゼンを終え、結果を待つのみ。ふぅーと椅子にもたれかかってこの2週間ほどを振り返る。だいぶ心と体を追い込んだ。しかし、向き合うべきテーマだった。どのような結果でも後悔はない。伝えたいことはまっすぐ伝えた。 プレゼンを終えて質疑応答がいくつか。2週間の思考の凝縮を1時間で理解するのは難しいだろうと思う。琴線に触れるかどうか。確かに触れたなと感じたのが一人涙くんでいたことだ。よかった。彼には伝わった。 自分ですら、ま

        • ニンニクとAiと生きたように死んだ人間

          アトリエの冷蔵庫を開けるとニンニクから芽が出ていた。そんな寒いところでよく芽吹くなーと感心してる間に謎の愛着が湧く。 寒い冷蔵庫からレスキューし、適当な使っていないコップに水と共に引越し。日当たりが良いアトリエなので行く度にぐんぐん育つ。え、プランターとかいるの?と今まで興味すらなかった植物の世界に夢中になる。 すごく当たり前だが、生きてるんだな。と思ったのだ。スーパーに並んでいるものは時が止まっていると勝手に思い込んでいただけで実は全部育つし腐る。この生き物の当たり前に

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        記事

          飲み会に行くためのだけの上京日記

          あっという間に1日が過ぎていく。 集中しすぎて息を忘れる。ブハァとなって現世に戻るとアトリエは暗闇。思考の深海に潜って気付けば2時間。考え続けるも釣果なし。けたたましい音を立てて救急車が走り去り、赤色の光が部屋に差し込み過ぎ去って消えた。 灰皿はタバコの山。 おかしいさっき買ったはずの箱が残りわずかだ。 考えながら吸っていた。損した気がする。 うまく言葉とアイデアを見つけられず気持ちは足元を眺める。 グゥと腹がなり、体が何か食えと教えてくれる。 ラーメンでも啜って銭湯に行

          飲み会に行くためのだけの上京日記

          40歳以降は「朝」頑張る

          最近は弊社閉業時間と定めている19時にあっという間に到達する。忙しいのはいつものことだが4月は死月かなと思うほどの多忙さだ。おかしい、先週まで人の期末に踊らされていたというのに。 夜な夜な頑張ることが難しくなってきた。 体力というより気力が尽きる。体力でどうにかできる業務は年齢的にも減ってきて経験とこの年相応の知識で持って処理すべきタスクが増えているのだと思う。 体力をHPだとすると気力はMPだ。 この魔法使い型のジョブ変更が年齢とともに訪れるのか。ふむふむと最近は思う。

          40歳以降は「朝」頑張る

          新たな門出に、嘘が一つもない話を。

          4月1日。嘘をついて良い日に、しっかり本当の話をしよう。 今日の日記は、期待と不安にがないまぜになった若者へ捧げる。 社会人になったのは約20年前。大学生になったのは24年前となる。 目が眩むほどの昔の話だ。当時と今とでは様々なことが違うだろう。 大学生でも、社会人でも、20年前と変わらぬことがあるとすれば「わからない」ということにたくさんぶち当たるということだと思う。 大学生であれば、全くの見ず知らずの人たちに一斉に出会う。 高校まではなし崩し的にクラスの誰かと仲良くな

          新たな門出に、嘘が一つもない話を。

          京都らしい日常

          目を覚まして仕事道具を取りにスタジオへ向かう。 もう完全なる春。アウターなんていらない。上着を脱いでTシャツで歩く。よさこい的な過剰なメイクの若者集団が青春を謳歌する賑やかさで横切っていく。こちとら2日連続のみで重たい体を運んでいる。若者の歩く速度の軽やかさよ。 誰もいないスタジオでPCを開くもこんな天気がいいのに何をしているのかと腹立たしくなりパソコンを抱えて鴨川を目指す。まだ桜は咲いていないが風が心地よい。 若者たちがここでも青春を謳歌している。 そうか新入生のいるな

          「決める力」を養う

          寒い時期が終わり、春が訪れる頃、だいたい毎年のように「ひとり経営会議」と題して旅に出る。役員は僕だけなので致し方ない。視察しておくべきホテルや宿、レストラン、施設を目掛けて出来るだけ今まで足を踏み入れてない土地に向かうことが多い。 たとえ役員がいたところで決めるのは自分だ。会社じゃなくても人生でも他者から決められたことにあまりいいことはない。社員に相談こそするが、判断材料として決める責任は自分にあるのだ。決めたところでその日に何かが変わるのではなく半年後、一年後、場合よって

          思考をやめるとき

          ふらっと友人が週末のオフィスを訪ねてくれた。出会ったのはだいぶ前だが、会う頻度は数年に一度くらいを重ね続けている。各々の旅先で学んだことを交換して、また話そうねと別れる。外は雨。 雨足が弱まるのを待って歩き出す。 会社のことや次の提案のこと、色々と思考すべきことがスタックしたときに大抵散歩に行く。そして、その先の銭湯に浸かり、近場の飲み屋か友人宅で飲ませていただく。 平均1万歩/日を歩く僕の暮らしは、考えることで埋め尽くされている。 そもそも考えることが好きだし、仮説的な

          生きるってどうしようもなくて、愛おしい

          春が来た。ありがとう、ありがとう。と心で感謝しながら軽装に衣替え。もう冷えないでくれよ。 ふと、着替えていると物置だなに忘れていたカメラを取り出す。そういえば、この前「松倉さんのお散歩シリーズの写真めっちゃ好きです」とカメラマンに褒めてもらえて嬉しかったことを思い出す。 これ見れるのかな。 春の陽気に誘われながらも仕事があるので歩いてアトリエに移動。 そういえば自転車どこ置いたっけな。スタジオかな。わからない。 ポケットには最近届いたクリアラミー。かわいい。 なんかやたら

          生きるってどうしようもなくて、愛おしい

          仕事術みたいな、これまでのキャリアで学んだことをまとめて販売しようかな。なんか社外の若手から色々仕事の相談多くて困ってる人結構いるんだなぁと感じる。上司不足の組織って多いみたい。

          仕事術みたいな、これまでのキャリアで学んだことをまとめて販売しようかな。なんか社外の若手から色々仕事の相談多くて困ってる人結構いるんだなぁと感じる。上司不足の組織って多いみたい。

          夢の国と日常

          早朝に起床し、身支度をする。 日帰りの東京出張。できれば泊まりたいが明日も朝イチで関西でmtgにつき、長居は無用で即帰宅モード。 時間とお金の勉強を少ししないといけないので往復で教科書読了。 そういうことかな?という見立ての答え合わせができた。来期経営計画でのロジックを強める。 東京での打ち合わせ会場は、ディズニーランドがある舞浜駅。東京駅で乗り換えて舞浜へ。まだAMのおじさんがディズニー向かう感じで恥ずかしい。周りにはウキウキした若者たち。 舞浜駅に降り立ち、すぐさま

          散髪休憩、多忙移動馬鹿

          仕事の隙間をぬって散髪へ。 散髪バロメーターはラーメンが食べにくいと思ったタイミング。いつぶりか思い出せない。 週明け提案の資料はまだ途中。明日も使って総仕上げだ。 今週はほとんど京都にいなかった。 スタジオに入れたのは1時間程度。 会議は移動の車内。ほぼ現地で何かしらをしていた。移動を再開して1年ほどか。コロナ禍ではほとんど動かなかったのでそもそもの松倉の移動量を知った社員も少なくはない。 毎回知った場所に行くのだが、移動のたびにもっと遠いどこかへ向かってる気持ちになる

          散髪休憩、多忙移動馬鹿

          時間貧乏脱出大作戦

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          手前の退屈は手前の責任

          退屈というものが苦手だ。人は何だか自動的に退屈を環境のせいにしがちだなとも思う。退屈な状況を生み出しているのは、いつだって自分のせいだということを忘れてはいけない。 苦境を苦しい状況と捉えてしまうのも人間あるあるだ。苦しいの境目が苦境なのだとした、その境目は楽しいと苦しいの境目がそこにあると思っている。苦境を感じる時にこそ、よくできるチャンスセンサーが働いているラッキーと思うバカポジティブな性格で生きている。 退屈と感じる心も、苦しいと感じる心も、常に自分自身の数メートル

          手前の退屈は手前の責任