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【就活】就活中の娘と父親のすれ違い

就活中は心がとくに繊細になります。
何気ない一言が心にグサッと刺ささります。

私も相手の何気ない一言がきっかけで何度も喧嘩しました。
相手とはお父さんです。
お父さんはわざとか?と思うほど適格に私の地雷を踏みまくります。

父と娘はそんなもんかもしれない。
今回は喧嘩になった言葉を3つ共有します。

1つ目

「そんな会社でいいのか?」

この、「そんな」という言葉にカチンと来てしまいました。

就活が難航する中、やっと1社から内々定を頂きました。
1つ内々定を持っているだけで心持ちが全然違います。

その時に父から飛んできたのがこの言葉。

なかなか就活が順調にいかない中やっともらえた内々定。
就職したとしても後悔はないような会社。
妥協ではなくちゃんと調べて選んだ会社。

それなのに、「そんな会社」と言われたのが悔しかったです。
そもそも、就活について相談しても全く答えてくれないのに、会社の評価だけしてくることに納得できませんでした。

「そんなってなに?ちゃんと調べたし、選考も楽じゃない。その過程知らないでしょ?会社のことを知ろうともしないで馬鹿にしないでよ!」
と喧嘩勃発しました。

2つ目

「他にもあるんじゃないか?」

これ結構共通のNGワードだと思います。

確かに他にも会社、企業はたくさんあります。
しかし、内々定を頂けるかどうかは別の話です。

就活生が自由に選択できるものではありません。
簡単に「他」と言ったのにカチンと来ました。

「他にあることは知ってる。でも、そこに受かるとは限らない。」と喧嘩勃発しました。

3つ目

「コネ使えばいいんじゃない?」

たとえコネ入社だとしても、その後頑張ればいい話です。

ただ、私がやりたいことがあると言っているのに、「コネで入れてもらえよ」と簡単に言ったことにカチンと来ました。
さらに、居酒屋がない田舎あるあるの誰かの家で騒ぐ集まりが、ちょうど私の家で開催されて酔っぱらった勢いで言われたことで余計にカチン。

「私はやりたいことがあるって言ってるじゃん。やりたくないことをするのはコネがなくても出来るよ!」と喧嘩勃発しました。

お父さんの言い分もわかる

いくらカチンと来たからと言ってずっと怒っているわけではありません。
お父さんという人間をよく知っているので、そういうことを簡単に言う性格だということはわかっていますから。

お父さんはお父さんで私のことを考えていることはよく知っています。

ただ、昔から過程軽視、結果重視のお父さんのため、私が何を考えているのか、何をしたいのかにはあまり興味がない人でした。
今回の就活でも過程を見てくれずに結果ばかりを話してきたので、積年の想いと重なって喧嘩が多発した気がします。

友達とかに同じことを言われてもカチンとは来ません。
お父さんだからこそ「わかってほしい」と期待して、怒ってしまったと思います。

悪気のない言葉にすぐ怒ってしまう私が悪いのに
「『しょうがなく』という気持ちで会社を選択するなら、いくら時間がかかってもいいから自分のやりたいことをしてほしい」

12月に内定を辞退し、一旦就職をしないことにした私に
「人生の1年、2年遠回りしてもどうってことない」
「お父さんとお母さんはいつでも味方だよ」
と見捨てずいてくれました。

お母さんはいつも私の話を聞いて気持ちを支えてくれて、お父さんはピンポイントしかしらないからこそ私が諦めそうになった時に止めてくれる存在になっています。
バランスがいい。そう理解していてもまたすぐに喧嘩するでしょう。
お父さんだって悪いところはある。

でも、いつも私がしたいことを応援してくれていることに感謝しかありません。それだけは変わらない。

最後に

そうは言っても、お父さんの何気ない言葉がグサグサくる事実は変えられない。「黙ってほしい」何度そう思ったことか。

そんな時おばあちゃんが
「今と昔では就活が全く違う。ニュースを見ていると今の人は学校を出ているからといって簡単に決まるものではないみたいだね。昔の感覚とは違うんだよ。」
と言いました。

私とお父さんが喧嘩していることは知っていたおばあちゃん。
わざとかそうでないかはわかりませんが、遠回しに言った一言がお父さんには刺さったようです。ちょっとグサグサが減りました。

また、就活を始めたら喧嘩が勃発すると思います。
でも、お父さんが納得する会社だったら、私が夢を諦めなかった証拠になるはずです。

読んでいただき、ありがとうございました。

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