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【グルメ】「川豊」のうな重(千葉県成田市)

今日ご紹介するグルメは、千葉県成田市にある「川豊」さんのうな重

こちらのお店は、1000年以上の歴史を誇る古刹、成田山新勝寺の参道にある。創業は、明治43(1910)年。地元で大変有名な老舗の鰻料理専門店だ。

今年(2024年)2月のある日、所用で成田市を訪れる機会があった。このお店のことは、以前から知っていた。成田市を訪れる機会は多くないため、是非このお店の鰻を食べてみたいと思い、出かけた。

こちらが、お店の外観。歴史を感じる木造建築だ。登録有形文化財である。

店頭では、職人さんたちが、店頭でうなぎを焼き上げていた。香ばしい匂いが、食欲を刺激する!

このお店は、いつも大変な人気で、いつも混雑し、行列ができていると聞いていた。しかし、この日は、ラッキーなことに、並ばずに入れた。ランチにも夕食にも中途半端な時間帯であったこと、寒い冬の日で冷たい雨が降っていたことが幸いしたのかもしれない。とは言え、1階の座席は、8割がた埋まっており、私が着席してからも、お客さんが途絶えることはなかった。

こちらが、お品書き(2024年2月時)。私は、「うな重」(2900円)と「きも吸」(200円)をオーダー。

暫く待って、うな重ときも吸がやってきた! 美しいお重に入っている。

うな重のふたを開けてみる。香ばしい匂いがふわっと舞い上がり、私を誘惑する・・・。

大好きな山椒をかけて、いただきます!

おお・・・!

柔らかい。ふわっふわだ。箸がすっと通る。それでいて、食感もしっかりしている。絶妙な焼き加減だ。

そして、タレも素晴らしい。あっさりとしているが、コクと甘みがあり、上品に仕上がっている。なんと、このタレは、創業以来継ぎ足されてきたという。ふわふわのうなぎと良く合い、まるで芸術作品のようだ。うなぎの下に敷かれたごはんにも、タレがしっかり染み込んでいて、ごはんだけでも、とても美味しい。

そして、こちらが、きも吸。

ぷりぷりとしたうなぎの肝が入っている。汁も上品なお味で、うな重によく合う。

いやはや、何とも完成度の高い一品だった。きっと、明治の創業時からずっと、成田山新勝寺にお詣りする参拝者たちに愛されてきたのだろう。そんな老舗であるにもかかわらず、お料理のお値段は(最近の鰻の料金を考えると)とてもリーズナブルだ。大人気店なので、訪問の際には、時間に余裕をもってどうぞ!

美味しかった。ごちそうさまでした!

こちらのお店の公式サイトはこちら。

こちらのお店の食べログのページはこちら。

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