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【温泉】熱海温泉「竜宮閣(龍宮閣)」(静岡県熱海市)

今日ご紹介する温泉は、静岡県は熱海温泉の旅館「竜宮閣(龍宮閣)」さん。温泉好きの間では有名なお宿だ。2023年1月に、こちらに日帰り温泉に伺った。


外観

熱海駅から、徒歩圏内。たくさんの観光客で賑わっている街中にあるのだが、ここだけ、まるで時が止まったような一角だ。

館内

引き戸を開けて中に入る。誰もおらず、シーンとしていて、少し不安になる。ほどなくお宿の方が出てきて、日帰り入浴を受け付けてくれた。

ご主人から説明を受ける。内湯がふたつあり、どちらかを貸し切りで利用できるとのこと。たまたま、この時はどちらも空いており、好きなほうを選んでよいという。日帰り料金(30分1000円、2023年1月時)を支払って、お風呂のある階下へと進む。

立派な亀。竜宮城に連れて行ってくれるのかな。
2階を見上げる。客室があるのだろう。
セレブたちのサイン色紙も。
階下に降りたところ
右手前が大浴場、通路を奥に進むと小浴場。

お風呂

小浴場

どちらのお風呂に入るか決めるために、両方の浴場を覗いてみることにした。

まずは、奥のお風呂。こちらは、小さいほうの浴場だった。タイルの貼りの浴室、タイルの絵、少女の像が、とても良い味を出している。

大浴場

続いて、大浴場を見学。広々としているので、大浴場に入浴させていただくことにした。

こちらが、大浴場の浴室。タイル貼りの浴場だ。左右にある大きなタイル画が、良いアクセントになっている。

湯船は段になっており、写真左側が浅く、右側が深くなっている。窓側に設置された蛇口からは、お湯がドボドボと掛け流されている。


浸かってみて、まず、熱い! さすがに少し水で埋めさせてもらった。熱さゆえ、シャキッとするが、すべすべとした滑らかさもある。そして、舐めてみると、塩辛かった。いかにも海の温泉という味だ。

お湯が高温のため、浅い方と深い方を移動したり、時々湯船の縁に腰かけて休憩したりしながら、極上のお湯を楽しんだ。最初は、30分は短いかなと思ったが、お湯が熱いため、これくらいでちょうど良かった。

温泉分析書

泉質は、カルシウム・ナトリウムー塩化物温泉。Phは8.0。泉温は、76.7度。成分も多めで、5.540g/kg。源泉名は「熱海93号泉・福々温泉」となっていた。

商店街の手湯

ゆっくりとお湯を堪能させていただいた後、こちらの源泉の手湯が近くの商店街にあると知り、立ち寄ってみた。

たくさんの観光客が、こちらに手を浸したり、写真を撮ったりして楽しんでいた。この源泉が多くのひとたちに愛され、守られてきたことが分かり、嬉しくなった。

いいお湯でした。お世話になりました!

こちらのお宿についての「熱海温泉お宿なび」さんのサイトはこちら。

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