【裁縫録0126】ジャンスカ(クライ・ムキ式)
縫いやすい生地で
クライ・ムキ式ソーイングスクールの11作目はジャンスカ。短めのデザインで、レギンスや細めのパンツと合わせるのが前提な感じの。
前回の見返し続きカーディガンは生地選びに失敗し、伸びる・ヨレる・ズレるの三重苦でたいへん苦労した。
今度は縫いやすい生地でやるぞ!と決めて,先生に聞きながら無難そうなのを選んだ。
スッキリした見返し仕上げ
今回の作品は、上半分…つまり、襟ぐり、袖ぐりをカバーする形で前身頃・後身頃に見返しがつく。身頃同士、見返しどうしそれぞれ肩を縫い合わせてから、身頃と見返しを重ねて襟ぐりを縫い、その後袖ぐりを縫うのだが、袖ぐりを縫う時に身頃と見返しを中表に合わせるのが少々ややこしかった。1回やってしまえば似たようなのが来てもできると思うけど,先生の指示なしに図だけ見てやるんだったら難しかったかも…。
でもこの見返しはピラピラ浮いてこないし、スッキリして機能的なデザインだと思ったわ。
襟ぐりと袖ぐりに表からステッチをかけて、裾を始末したら完成。
襟ぐりにステッチをかける時にうまく折れてなくて見返し布が見えてるところがあるのがイマイチ…。
レジロンがなくてもOK?
今回裾はカバーステッチではなくて、ロックで端を処理した後で二つ折りにして直線ミシンで縫っている。このお教室ではニットに部分的に直線ミシンを使う時,レジロン(伸縮性のあるミシン糸)を使うのではなくて,上糸にミロマルチ(ロックミシンでの縫い合わせに使ってるのと同じ糸)を使い,下糸(=裏側)にウーリー糸を使うという方法を使う。
表はミロマルチで直線ミシン。
裏はミロマルチで4本糸ロック+ミロウーリーで直線ミシン。
ウーリー糸には伸縮性があるから,これでもある程度の伸びには対応できるらしいのだ。多分強い力がかからない場所限定で、特に引っ張られる肩周りとか襟ぐりとかは厳しいかもしれないけど…。
このやり方は家でニットを縫う時にも便利だと思った。というのも、ほんの少しステッチかけるだけのために色を合わせてレジロンを買うのってちょっとな…と思っていたから。表は普通のロックミシン用の糸とかシャッペスパンとかを使って,裏は目立たないグレーやベージュのウーリーロック糸を使えばなんとかなるわけで。
この手が使えるなら慌ててカバーステッチミシンを買わなくてもいいかもな…。欲しいと思っていたけどお値段も置き場所もなかなかタイヘンなので…。
また作りたい
長さがちょっと短めなこと以外は気に入ったので,ジャンスカのフリーパターンを買ってきた。今度どこかで面白い生地を手に入れたら、もう少し長めに補正してもう1着作ってみたい。
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