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【裁縫録0124】 見返し続きカーディガン(クライ・ムキ式)

肌触りの良い生地

クライ・ムキ式ソーイングの10作目は「見返し続きカーディガン」。初級ではボタンとかファスナーとかは出てこないので,ハラリと羽織るだけのシンプルカーディガンだ。冬用の暖かい生地で作ってもいいけど、でも寒がりのワタシは冬用にするなら前をきちんと留めたいところ。羽織るだけなら夏の冷房対策にする方がいいかも。

売り場に春夏物の生地も少しずつ増えてきた。しっとりした肌触りの、落ち感のある辛子色の生地が気に入った。以前ユニクロでこんな感じの黒の羽織ものを買ったことがあるぞ。同じような感じに作れたらいいな♪

伸びる・ヨレる・ズレる

しかしこれがとんでもなく縫いにくかった! とにかく伸びる。それはもうゴムでも入ってんのかって思うぐらいに! 生地の置き方によってはミシンから垂れ下がった布の重さだけでかなり伸びる。ロックミシンの差動を調節しても、添える手の圧で伸び方が大幅に変わる。同じ布を扱ってるはずのに、先生が綺麗に縫える差動でワタシが縫ってみるとヨレヨレに…。

そして長い距離を縫い合わせていると途中でズレてくる…。縫い終わりがズレまくって収拾がつかなくなって解こうとしたら、これも大変で,解いたところからヨレヨレになる。いじればいじるほど扱いにくくなる生地だった…。

見返しのピラピラが嫌い

先生にところどころ手伝ってもらいながらどうにか完成させたのがこちら。

全体的な印象は悪くないんだけどね、その名の通り、本体と見返し布が繋がってて、ロックで裁ち目がかがりしただけの見返しの端がビロビロ浮いてくるのはどうもいけてない。

初級コースの服はね、この前のボートネックTシャツもそうだけど,こういうところの処理が相当簡略化されてるのよね…。

縫うのがとても大変だったので、次からは生地選びの時に「縫いやすいかどうか」しっかり先生にチェックしてもらってから選ぼうと決めた。しばらくこの素材とは戦いたくないな。

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